昨日の夕方、天女さんちのある地区に「避難指示」が出された。
昼過ぎに町内会長のYさんから「サル軍団がそっちに来なかったか?」との電話を貰った時
ちょうど雨雲の動きの予報を見ていた所だったので、
「それよりも夕方からの大雨が予想されるから、何か対策しなくても良いか?」と話したら
雨脚が強くなった夕方、Yさんが「あんたの言うとおりになってきたな」と言って町内の見回りに行き
しばらくしたら「避難指示」が出たから30分位後に公民館い来てくれとの電話があった。
早速、雨合羽に長靴を履き傘をさして川沿いに町内の一番上まで見回りに行った。
家の前の川は茶色く濁って激流となって流れていましたが、川の深さの1/4程度
12年前の福井豪雨の時、ちょうど娘と一緒に帰省していたクバが
水位が橋まで達して跳ね上がっている写真を撮ってくれたのですが、
それと比べれば「何を騒いでいるの?」と言うレベル。
あの時は小さな谷川から土石流が押し寄せてきた上流のYさん宅の救援に出かけていたのですが、
その谷川の水もまだまだ余裕
そのまま引き返して公民館の向こうのH川の様子も見に行きましたが、やはり水量的には1/3から1/4程度
避難指示の避難場所になっている公民館に入ると、町内会長のYさんと自警隊長のWさんがCATVの水位などの情報を見ていて、
やがて公民館長と前町内会長、さらには消防署を退職したHさんがやってきました。
勿論というべきか、一般の町民は誰一人として「避難」してきていません。
(テレビで避難指示が繰り返し流れていたのでほとんどの人は知っていたはずですが・・・)
CATVはテレビのd情報に当たる避難指示や避難勧告と河川の水位情報を繰り返し流すだけで
これから雨がどうなるかとかの情報は全くないのが問題で
(人手不足というより、入って来る情報を流しているだけで、いかにも地域密着とアピールしようとしているだけなのが見え見え)
スマホで雨雲の動きを見たり、チャンネルをNHKに切り替えて天気予報やニュースを見て
9時過ぎには雨脚が収まりそうだから9時半までいて解散しようという事になりました。
9時ごろにはすっかり雨脚も弱まり、予定通り9時半に解散しましたが、
集まった誰もが避難指示はこれで良かったのかと言う疑問を感じた避難指示でした。
こんなことが数回続くと「オオカミ少年」になってしまって避難指示が意味をなさなくなるのでは・・・
それでも、何事も起こらず被害もなかったという事で、一応めでたしめでたしでした。