錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

これが教育ですか?

2024-09-22 12:41:05 | 農家民宿天女さんち

9月18日1泊2日で大阪の某市の某中学校の修学旅行生を受け入れました。

天女さんちでは生徒さんたちの楽しい思い出になって欲しいと

何週間も前から計画をし、何日も前から受け入れの準備をしてきました。

 

頂いたスケジュールは

  18日12時から鯖江市のスポーツ交流館で開村式があって

  生徒さんたちと初対面して天女さんちに連れて帰り

  19日9時からの同じくスポーツ交流館での閉村式に連れて行って

  バスが出て行くのを手を振って見送る

 

天女さんちで目一杯体験し楽しいんで貰おうと立てた計画通り実行しました。

まずは彼女たちが持って来た弁当を食べてもらいながら自己紹介をしてもらい

(春の2校は12時開村式で農家民宿で昼食を食べる1泊3食でしたが・・・)

カンカン照りの下で体験は大変だろうとしばらく雑談などを行ってから

サツマイモ掘り、栗拾い、里芋掘りに行き、

天女さんちに戻って、オクラ、ナス、ピーマンの野菜収穫体験

燻炭づくりの着火からもみ殻運びをしてもらって、

その中で焼き芋にするサツマイモを入れ、目印に割りばしを立て・・・

(その後の燻炭作りと焼け具合の調整は錆鉄人が行いました。)

しばらく休憩して16時ごろから2組に分かれて

バーベキュー用の火熾しと野菜たっぷりの「もやい鍋」作り

17時半ごろからそれらで夕食

夕食が終わったら家に入ってアイスを食べ

(ミニスコップにもんな歓声を上げました!)

みんないい子たちで様々な体験を楽しんでくれていました。

 

それから露天風呂

(天女が誰も家の中にいないから5人一緒に入ったのかしらと言っていましたが

 それもいい思い出になっているかも?)

露天風呂の後は部屋でゲームなどをしていたようです。

 

こんな時期の修学旅行なので収穫体験から夕食作りまで大汗をかいたので、

天女はみんなの下着、靴下まで洗濯し外で干していたのですが、

天女が朝食の準備をしてやっと眠ったら

(1時半ごろまでお喋りの声がしていたと言っていました。)

夜中に激しい雨が降って来て洗濯ものを取り込んで家の中で干し直し

朝早くから朝食の準備をしていたので

結局、天女はほとんど眠っていなかったのではないかと思います。

 

彼女たちも夜遅くまで起きていた疲れか

朝7時半朝食の約束だったのですが起きてこないので声を掛けて起し

朝食中に、サロマ湖100㎞ウルトラマラニックで足を痛めながら完走した体験を話し

「諦めなければなんでも出来るんだよ」と締めくくりました。

朝食後も髪の毛をセットする子がいたりして

出発予定を10分遅れて天女さんちを出発し、数分遅れで閉村式会場に到着

(でも、まだ遅く来た子たちもいました。)

 

開村式が終わり生徒の乗ったバスを見送って帰宅すると、

天女はタオル、バスタオルやシーツなどの洗濯をして干している所でした。

その後、蒲団を2階の屋根に干して・・・

 

天女さんちは生計に困っているわけではないので

こんな大変な事をしてまで農家民宿をする必要はないのですが・・・

天女さんちに泊った子たちにとって一生の思い出になるのだからと頑張っています。

 

ところで、今回の某中学校

カメラは禁止、当然スマホも持込禁止でした。

彼女たちにとって一生の思い出なのに写真もないなんて!

(先生が宿泊先を訪ねてきて、我々と一緒の写真を撮りましたが・・・)

(ちなみに、そういう学校が去年も1校ありましたがこの中学校だったのかも?)

 

*何年か前、男子中学生が女子の浴場を盗み撮りして、

 ネットにアップして大問題になったからだとは思いますが・・・

 

デジカメ禁止じゃない学校や

代表者が写ルンですを1台だけ持たせた学校もあって

それぞれの思いで記念に写真を残したいという思いを許してあげようとしています。

という事で、錆鉄人が代わりに写真を撮って

A4用紙1枚に編集してA4写真用紙に印刷して渡しました。

(この作業は相当時間がかかって錆鉄人もフラフラでした。

 飲み過ぎたからではありません!)

 

朝食時の写真

(後ろに写っているのは彼女たちの体操着3人分、

 錆鉄人の横は鈴なりの洗濯スタンドに扇風機の風を当てて乾かしていました。)

 

出発前に玄関でお別れの写真を撮ろうとすると、

彼女たちが天女にお礼の手紙を手渡してくれました。

今までも夜中までかかって各々がお礼の手紙を書いて渡してくれた事もありますが、

ほとんどの学校は修学旅行が終わってからお礼の手紙を書いてまとめて送ってくれています。

そのお礼の手紙を見て驚きました!

よく見えないかもしれませんが、ビニールでプレスされているのです。

つまり、学校は「事前に嘘のお礼の手紙を書かせてビニールでプレスして生徒に持たせた」という事です。

「こんな偽善をさせるなんて教育者といえるんだろうか!」と強い憤りを感じました。

生徒さんたちは悪くはありません、学校がやらせたものですから!

(渡す時、照れ臭かったに違いありません。)

 

ちなみに春の2校のうちの1校から届けられたお礼の手紙は

1枚の色紙に6人の手紙が貼り付けられて、

そこには天女さんちで体験した事や感動した事が掛かれていて、見るたびに懐かしく思います。

他の学校の場合も工夫されていて、それぞれの手紙に心がこもっていて、

農家民宿をやって良かったと思います。

 

でも、今回のこれって修学旅行に出る前に書かされたもので心がこもっていません。

当然、体験や感動した事など書きようがありませんが、

こんな偽善を押し付ける某中学校には教育者としての資格があるんだろうか?

 


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