錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

味噌作り

2024-01-16 19:23:26 | 農家民宿天女さんち

昔はどの家でも味噌は自家製でした。
天女さんちにも、蔵の下屋部分は味噌部屋で、今でも大きなタルがいくつもあります。
(何十年も使っていないので、利用は出来なくなっていると思いますが・・・)

また町内にある農楽園では、毎年この時期に「味噌づくり講座」を開設していて結構な人気です。
ある生産グループがこの農楽園の設備を使って作った味噌は
「千年味噌」という名称でもう20年以上前から一般にも販売されていて、
娘も千年味噌が好きなので、遠征時には必ず買って持って行っています。

前置きが長くなりましたが、
何年も前から天女に味噌作り講座で味噌を作らない?と話していたのでしたが、
今年は味噌を作ってみようと思うんだけど・・・
というので話を聞くと、
秘境で自給自足生活をしている若い夫婦が味噌作りをしているテレビ番組を見て
触発されたみたいで、味噌づくり講座で作るのではなく、自分でやりたいとの事でした。

天女はテレビで作っている所を見ただけで、他に知識はありません。
愛妻家の錆鉄人は天女の為に味噌の作り方を調べ、
天女はそれを手帳に書き写して・・・

まずは材料の購入
といっても、必要な材料は大豆と麹に塩
ネットで調べた味噌は大豆1㎏に米麴2㎏(他に何種類かの配合もありましたが・・・)
某農協系のスーパーなら麹があるんじゃないという事で、
片道30分かけて武生市内のスーパーへ
(他に麹屋さんもあるのですが、日曜日だったので休みだろうと思って行きませんでした。)
大豆は1㎏600円でしたが、半分の500gで作ってみる事にしました。
米麹は500g554円、2袋で1,108円
塩は漬物用などで十分にあるのでそれを使います。(大豆500gに対して塩295g)

という事で、材料費1,408円で味噌作り開始です。
出来上がりは、ほぼ2.6kgになる見込みらしく(塩分は約11%)1㎏約550円
ちなみに、スーパーで売っている味噌の値段は・・・知りません!

帰宅して、最初にすることは大豆を洗って水に浸しておく事
大豆は水を吸って膨れるので、水の量は3倍にします。


約15時間後、ボールから取り出して圧力鍋で煮込みます。
煮込む程度は、大豆が指で軽く潰れるようになるまでとの事。

水切をして・・・

蔵から探し出してきた手動式のミキサーで細かく砕きます。
ちなみに蔵には電動のミキサーもあったのですが、
定格30秒と書いてあったので大量の処理には向かないので使用しませんでした。
このように、錆鉄人が使うものは何でも小屋にあるのですが、
天女が使うものは何でも蔵にあるのです。


ちなみに愛妻家の錆鉄人は、天女に代わってこの手動ミキサーで大豆をつぶす役を志願しました。


結構、うまく潰れましたが・・・よく見るとほとんど潰れていない大豆が散見されます。
1回で処理できる大豆はわずかで十数回やって処理が終わりましたが、
完璧主義者の錆鉄人は、潰れていない大豆が混じっている事を潔しとしません。

スプーンで潰しながら、別の容器に移し替え


続いて、麹をあけたボールに・・・


つぶした大豆を入れ


何十回も混ぜ合わせてます。


空気を抜くために、それを強く握ってボール状に丸めます。


それを厚手の食品用ビニール袋に入れ、隙間なく押し込みます。


参考にしたページではチャック付きの袋を使用していましたが
チャック無しでも問題はないはず。
発行が均一になるように時々ひっくり返すとの事なので、
その時に汁が漏れないように気を付ける必要がありそうです。

この後、光が当たらないほうが良いだろうという事で新聞紙で包み、
天女さんちでは一番暖かい居間のテーブルの上で熟成させます。
(寒いと熟成に時間がかかる為です。)


春にはおいしい天女味噌の出来上がりぜよ!


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