一人暮らしの姉の家は集落内の道路から奥まった所にあり、
雪が降ったら家の横の用水路に雪を入れて消すしかないのです。
16日夜から18日朝までの積雪は40~50cm
天女さんちの庭先の除雪をした後、姉の家の除雪に行きました。
すると、消雪用の水が止まってしまっています。
今年の冬はこれまで3回取水口がゴミで詰まって出なくなったので、水を取りに行っていたのですが・・・
プラスチックスコップと脚立を持って、4回目の取水口掃除をするしかありません。
まずは林道の入り口
ブルトーザーが押した雪の山が第一の関門です。
この雪の山は油断すると胸まで埋まってしまう事があるので、
慎重に足元を踏み固めながら乗り越えます。
乗り越えた先は一面の雪原
右のほうが少し低くなっているのは前回に歩いた跡です。
ここは胸まで踏み抜く心配はないのでツボ足でグイグイ進みますが・・・
所々、股まで埋まる所もありますが、構わず進みます。
やがて第二の関門
脚立はここを乗り越える為と、もう1回は谷川に下りるために使います。
少し先にくぼんだ所があります。
ここは中間の取水口がある所で、前回除雪して作業したので雪が積もっても窪んでいるのです。
除雪して、取水口のフタを出します。
鉄蓋は厚さ16mmで90cm×90cmの大きさ、重さは約100kg
錆鉄人は馬鹿力を発揮して一人でフタをまくります。
一応、ここまで水が来ていますが、姉の家の行く水路の取水口はゴミで詰まってしまっています。
冷たい谷水の中に手を突っ込んで、取水口のごみを取り除きました。
谷川の取水口はさらにずっと先です。
歩いていくと・・・
左側の山から橋を渡って来たイノシシの足跡
右のほうの山に消えています。
横の杉木立から落ちてくる雪の爆弾にさらされながらさらに進んで・・・
やっと谷川の取水口に到着
上からも取水口にゴミが詰まっている事が分かります。
脚立を立てて谷川に下ります。
またまた冷たい水に手を突っ込んでゴミを取り除きました。
段差の下に落ちている岩を取って来て、ゴミが入りにくくする事にしました。
ゴミは主流に流されてくるはずなので、主流は谷川を流れ落ち、迂回流が取水口に入るように岩を置きました。
さらには横の林道も川のようになっていて、
ゴミが取水口に落ちる可能性があったので、取水口を越えた下に流れるように長靴で水路を掘りました。
谷川の取水口から来た方向を見ると・・・
杉木立の下は雪が少ないので、その下を歩いてきたのですが、
晴れて暖かくなったので枝に積もった雪が爆弾になって落ちてきます。
谷川の取水口のゴミを取る時にどうしてもゴミが流されて
ここの中間取水口に穴に詰まるのでもう一度詰まったゴミを取り除き、鉄蓋を閉めました。
そして、第一関門に帰着
ターミネーターは40~50cmの雪ならツボ足で難なく歩き続ける事が出来るので
トレースがなくても本沢温泉まで行く事は出来たと思うのですが・・・
1日中悪天候との事だったので断念したのでありました。
ブルドーザーが積んだ雪山はツボ足ではなく踏み固めて歩いたのでしっかりしたトレースになっています。
という事で、やっと出発点に戻りました。
この後は姉の家に戻って除雪を行いました。
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