車中泊用IHクッキングコンロ ミニチュラの性能試験（2）湯沸かしテスト

さて、そういう事で、
いよいよポタブル電源を使ってIHクッキングコンロ「ミニチュラ」の実使用テストです。
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いきなりご飯を炊いても、ダメだった場合凄く勿体ないので、
最初はお湯を沸かしてみました。

という事ですが、
いつも車中泊でお湯を沸かしている取って脱着式の鍋はアルミ製でIHクッキングコンロで証出来ません。
こういう時はあらゆるガラクタが収納してある「何でも蔵」が頼り！
天女が探し出してきてくれたのは･･･

ちゃんと水洗いして、もしお湯が沸いた場合に無駄にしてないようにそました。
水量はテルモ氏の容量の700ml

配線して･･･


ポータブル電源の容量の確認

コンセントが左から右に移動しているのは、
最初は使い方が分からず電気が流れなかったので
左側のコンセントは不良かもしれないと思って入れ替えた為です。

ようやく使い方が分かったのですが、
錆鉄人はこの超特価で買ったポータブル電源を信用していないので
最大700Ｗ出力という謳い文句ですが、500Ｗでお湯を沸かすことにしました。


どれ位で沸くか、天女のおスマホのストップウォッチで計測する事にしたのですが
こちら側の照明をつけずに実験していた為にピンボケばかりでした。


おーっ！泡が出来てきてちゃんと沸いてるみたい！


8分で75℃越え


10分で80℃越えですが･･･
ここでフタを取って温度測定をすると湯温が下がる、
もしくは上がらないと言う事に気が付きました。



12分で90℃越え

フタをしておくと沸騰して完全に沸いた感じです。（14分）


15分で95℃を越えましたが、フタを取ると温度上昇が止まってしまいます。
このT器、部屋の温度は14度前後、薪ストーブを焚いていたのですが、
そちらに手が回らない状態でした。


ポータブル電源は正確に500Ｗ出力をしていました。


それでも、この超特価ポータブル電源を信頼していない錆鉄人は100Ｗだけ出力をアップ


大丈夫だったので700Ｗに出力アップ


まともじゃん、このポータブル電源！


という事でうれしい誤算というか、当たり前なのですが･･･
めでたくお湯が沸きました。

ミニチュラの電源を0Ｗにすると･･･


電源ランクが点いている分でしょうか、3Ｗ表示
お湯が沸くまで電力を35％消費した事になりました。
しかしながら、湯沸かしに使用した鍋はホーローで重いので熱当量が大きく
しかも電力が低かったのでフタを取っている間の温度上昇が悪かったので
実際にはもう少し少ない電力量でお湯が沸いたのではないかと思いました。

まずは1回目の実験
錆鉄人の危惧は思いすごしで、まともなポータブル電源だという事が分かって安心しました！
というか、特価で買えた事に感謝です。
（毎回書いていますが･･･中国製品凄い！日本は完全に負けていると思います！）
700W以上の出力があって、容量が500wh程度で今販売されている製品って案外少なく、
値段も5万円以上するので、破格のお買い物でした。


そして、ミニチュラは定評通りの良いIHクッキングコンロだという事も分かりました。

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次はご飯を炊いてみる事にしました。
うまく炊けるといいんだけど･･･

次回をお楽しみに！

車中泊用IHクッキングコンロ ミニチュラの性能試験（１）

天女さんちでは、これまで車中泊時にはカセットコンロを使用していましたが、
火災の危険性や二酸化炭素、水蒸気の弊害を考慮し
IHクッキングコンロ（ヒーター）ミニチュラを購入しました。
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購入に至る経緯は　​こちら

車内でIHクッキングコンロを使用するにはポータブル電源が必須なのですが、
ちょうど​１年ほど前に購入​していたので、
IHクッキングコンロによるオール電化が可能だったのです。

しかるに購入した製品はありえないほど安価だったので、
（定価49,999円も道東クラス製品より安かったのですが、
　型落ちとは言え19,999円ってあり得ない価格でした。）
いまだにその性能が信用出来ず、
IHクッキングコンロを実使用する前に実験してみなくてはならないと思っていたのでした。

​という事で、届くなり実験開始
ポータブル電源は自然放電があるので満充電しておきました。

届いたIHクッキングコンロ


日本製らしい厳重な梱包で、取説も不必要な説明などがぎっしり！


大きさは･･･
縦横ともにロング缶とほぼ同じ、つまりコンパクト！
（テーブル面が18.2cm×18.2cm）


高さは5cm

ちなみに、出力調整のツマミは何回転でもするので壊れているのかと思いました。

後ろ側

普通のIHクッキングコンロと同じように、差し込みは磁石式です。
ご存じとは思いますが、足で引っかけた時など、コードだけが抜けて
IHクッキングコンロやその上の料理がひっくり返らない為の工夫です。

ながくなったので、続きは(2)で･･･

炭酸泉の夢消える･･･

去年あたりから、春先になって雪が切れると
屋敷の上の畑に上がる通路から水がにじみ出ていたのですが、
暖かくなるといつの間にか消えるので、
上の畑よりもう一段高い隣の畑の小屋から滑り落ちた雪が融け
地中を伝ってここに染み出しているんだろうと思っていました。

という事でしたが、数週間前からまた水が染み出すようになりました。


この所雨が多くなったので、同じように隣の畑に降った雨が染み出している可能性もあるのですが
もしかしたら、井戸水をくみ上げているポンプからの配管の漏れではないかと考え
掘ってみると･･･



ジョイント部分から勢い良く水が噴き出していました。

土を掘り進め、ジョイント部分を締めてみると･･･回りました。
さらに締め続けると（と言っても半回転も回らなかったと思いますが）
水が止まりました！
どうやら、寒暖差で配管が延び縮みして、
徐々にジョイント部分に隙間が出来るようになったものと思われます。

天女さんちの井戸水は時々水泡がまじり、時には激しく噴き出す時期があり
錆鉄人はもしかしたら水源に炭酸泉が湧き出しているのかも？
と思っていましたが、
今考えると、この水の染み出しの時期とシンクロしていたような･･･

水漏れをストップさせたあと、井戸水を出すとしばらくは気泡が出てきましたが
すぐになくなりました。

残念、炭酸泉ではなかった！

でも原因がわかって修理出来て良かったです。
気泡による衝撃はかなり大きく（ウォーターハンマー現象）
配管や灯油ボイラーに損傷が起きないかと心配していたほどですから。