錆鉄人と天女の感動人生

幸福度日本一の福井で一番幸せな夫婦の登山や温泉旅行、ガーデニング・Doit等の楽しい日々の記録です。

取水堰作り

2020-12-07 09:59:35 | DIY

天女さんちの田んぼの取水口は設計不良と施工不良が重なっていて

 

取水するのも止水するのも問題があるのです。

 

取水口の部分

 

 

左上の穴から水が流れてくるのを、溝に板をはめ込んで止水し、

 

下のパイプ穴から田んぼに取水するのですが、

 

右側には板がはまり込む溝がありますが、反対側には溝がないので水がじゃじゃ漏れしてしまいます。(施工ミス)

 

しかも、パイプ穴は田んぼの土よりも低い位置にあるので、

 

水を入れていない時は田んぼの水が逆に流出してしまうのです。(設計ミス)

 

しかたがないので、パイプの右側に土を置いて堰にしていたのですが

 

稲の生育期間は左上の穴から常時水が入って来るので、田んぼを干すことが困難なのです。

 

という事で、錆鉄人は積年の問題を可決せんと板を嵌められるコンクリート堰を作ることにしたのです。

 

まずは、寸法を測り堰の高さを決め、フローリングの廃材を使って型枠を作りました。

 

 

型が外れやすいよう内側に新聞紙を張り付け準備完了

 

 

必要量を計算してコンクリートを練り、

 

型枠やコテ、スコップなど材料を一輪車に積んで「現場」に出かけました。

 

ここで思わぬ事態に・・・

 

練ったコンクリートが振動で「液状化」してしまったのです。

 

 

水が上に浮いた分、下は固く締まっていて移植ごてで練り直すのが大変でした。

 

設置場所の土を取り除き型枠を設置

 

 

そして、練り直したコンクリートを流し込みました。

 

 

コテで押さえようとしたのですが、周辺の型枠が高くてコテが入りません。(誤算!)

 

今回持っていた工具

 

 

結局、この材木で上からたたいてコンクリート投入完了

 

翌日、型枠を外そうと見にいって、表面を指で押すと、まだ柔らかいのです。

 

 

おかしいな?と思いながら家に帰ってみると、

 

セメントだと思ったのは露天ぶろを作った時に使ったコンクリートレベラーでした。

 

これは無理かもと思いながらも数日後に型枠を外すと、無残にもボロボロと崩れてしまいました。

 

 

ガーン!

 

しかしながら、錆鉄人は不屈の精神力でもう一度コンクリート堰作り!

 

集中力の落ちた錆鉄人は、

 

型枠に新聞紙は張り付けず、A4の排紙をセットしてコンクリートを入れるだけにしました。

 

こんどはちゃんと「セメント」でコンクリートを作って型枠に入れました。

 

という事で・・・

 

 

型枠は外しやすいように釘打ちなので・・・

 

 

軽く外れてきます。

 

ジャジャーン!

 

 

離型が一番難しい真ん中の溝部もこの通り!

 

 

この場合、大事なのは「溝部分」だけですから!

 

仮の板をはめ込んでみました。

 

 

錆鉄人もセメントの誤りでしたが、これにて取水堰作り全巻の読み終わり!


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