苦労して作ったタンドール窯
早く美味しいナンを焼いて天女に食べさせたい錆鉄人
それには、御膳奉行の天女がナンの生地作りをマスターしなくてはいけません。
札幌Aさんから教えてもらったレシピをもとに
(ドライイーストを使わずヨーグルトを使って作る方法です)
必要な材料を買ってきて・・・生地を作ってくれました!
錆鉄人は必至で火を起こしてタンドール窯の温度を上げていたので、生地作りの写真はありません。
火起こし器
何かのフタを折り曲げ、底面に穴をいくつもあけたものに炭を乗せ、ガスコンロで火を点けました。
炭が良く熾るようにドライヤーで風を送るとか出ていますが、
天女さんちは手作りの「火吹き」
竹の中の節を取って、先端にキリで穴を開けたもので、
風呂焚きや石窯で薪を燃やすときの必需品です。
ターミネーターの大容量タンク(肺)から空気を吹き付けると・・・
たちまちのうちに真っ赤になり炎が立ち上がりました。
レーザー温度計で測定すると・・・
もうちょいです。
ナンの生地が出来上がる前に、鉢底を上に置いて熱が逃げないようにしました。
すると1分もしないうちに
ボンッ!
鉢底の穴を大きくしておくと良かったのかもしれませんが、
普通に鍋のフタなどでも良いのではないかと思われます。
ペール缶の表面は思っていた以上に温度が上がって・・・
これを防ぐにはもっと直径の小さな鉢を使って、断熱材の厚みを増やすしかありませんが、
そうするとナンを焼く面積が狭くなるので、温度が高くなる事を注意して使います。
いよいよナンを焼きます!
窯の中は熱いので、クッキンググローブでナンを持ち、壁面に貼り付けます。
すぐに膨らんできました!
ほんの1~2分で・・・
カレーは
レンジでチンするだけのキーマカレーを買ってきました。
ナンは見た目は今一ですが、あっという間に食べて、さらに焼きます。
オーッ、これはいいかも?
ぷっくりと膨らみました!
残念、皿に載せるとしぼんでしまいました。
ナンをちぎると・・・
これは上出来!
実は、生地が壁面にうまく貼り付かずに落果する事も数回あって
修学旅行の中学生にナンを焼いてもらうまでには、
生地の厚さや自家製のチキンカレーなど、まだまだ練習が必要な事が分かりました。
焼き終わった後でも、窯は高温なので上に夜間を置いてお湯を沸かしました。
五徳は、ロケットストーブ用に作ったものが役に立ちました。
五徳は買おうと思っていたのですが、
車庫にぶら下がっていた3mmの針金をペンチ2つで切って曲げて作りました。
脚を拡げることでガタツキを調整出来る優れものです!
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