昨日、仕事用の備品購入のために、大型家電店に出向いた。
昨年末以来だったが、同じ店でありながら、驚いたことがあった。
入口で聞こえた(商品説明の)言語が、「中国語」だったからだ。
原宿も、秋葉原も、銀座も、こんな場所にも・・・
世界の中で存在を誇示し続けてきた「日本」という国は・・・
これから徐々に大きな変革期を迎えるのかもしれない。
現在、問題視されている様々なことが、頭をす~っと過ぎる。
経済問題、環境問題、政治の世界でも、水面下では中国の脅威を
(ひそかに)感じながら、生活をしているようなものだ。
20年近く前から、何度も中国へは旅をしたが・・・
すでに当時の「中国」は消滅してしまい、新しい大国が出現した。
パーマネントに喜び、道端で散髪。自転車を多用し、よく歩き、
早朝ともなれば公園で太極拳をしていた人民は、大きく変貌を遂げ、
世界の脅威となっている。
人口だって、13億人だ。
(単純に、日本の12倍だ!すごいことだ )
中国も、インドも、ブラジルも・・・
これからも、まだまだ、どんどんと成長を遂げていくだろう。
日本が友好的に世界と手を結びながら、平和を維持していくことは、
非常に重要なことだが、これまでのように「アメリカさん」だけに
目を向けていて良いのだろうか。
自分達の時代はよくても、次世代(50年先の時代)は、どうなって
いるのだろう・・・という“素朴な疑問”が 現出する。
フラットな価値観を持った外国人も多くなったとはいえ、現況、
先のBBCのように不謹慎なアンカーマンもいる(戦争被爆に言及)のだ。
私の日常生活と全く同じだと感じてしまうが・・・
やはりお隣さんとは仲良くしながら、助け合える関係が、本当は・・・
ベターなのではないかと 思ったりもする。
戦争時代の歴史的な背景のことを、日本人も学びつつ、
また新しい関係が成立していくことを願わずにいられない。
過去の金融問題などを振り返っても、東アジアでの共同体というものは、
今後の日本にとっては必要なことのような気もする。
すでに、草の根活動では、壁や垣根の高さはかなり低くなってきて、
理解し合おうという機運も生まれている。
若い世代には、「悲惨な戦争体験」も、「ゆがめられた偏見」もない。
すべてを前向きに考えながら、手を携えられるときは・・・いつか・・・
そういうこともあるのではないかと、夢みたいなことを考えたりする。
アジアカップ!
サッカーの日韓戦を観ても、また、同じようなことは感じた。
(韓国選手が、日本蔑視のようなアピールをしたからだ )
日韓の歴史的な壁は、まだ高いのだろうか。
経済の世界や、エンタテイメント(芸能界)では、
たった数十年で交流ができあがりつつあるのに・・・
日本が韓国にとって、特別な存在で、「敵国扱い」である以上、
関係がよくなるとは思えない。相互意志の変容が必要になってくる。
どんどんと本質だけを見つめ、過去に縛られず、未来を見続けられる人々が
たくさん増えていけば、よりスポーツマンシップを 極められることだろう。
勝ち・負けだけの価値観から、いつになったら、脱出できるのかと・・・
そう思ったりもする。
(私にはスポーツの世界の「勝ち・負け」だけではない印象がしてしまう )
隣国の関係においては・・・
北朝鮮をはじめ、現状の「厳しい状態」は・・・どうしても感じつつ、
やはり「未来は、明るい」と・・・信じたい。