4CC 大阪での開催

2013年02月09日 | マイブーム -
My favorite figure skater, 
  Daisuke Takahashi. 4CC.in 大阪


久しぶりに笑顔が全くない ・・・ かなり落ち込んだ高橋大輔選手。
SP&FS共に、納得したくない演技だっただろう。
ジャンプ全般が、ことごとく、彼を苦しめることになってしまった。

観ている側にとっても、ビックリしてしまうぐらいの変調だ。
FSは、滑り始めの最初のポージングで、微妙な違いが伝わってきた。

しかし、一般的には、こんなことは何もオカシイことではないが・・・
これまでの彼がコンスタントに上位にいて、とても素晴らしかったので、
やはり異変のように感じてしまうのだろう。

報道では、 「1週間前に靴を変えた 」・・・らしいけれど、
今シーズンは、いろいろと調整が うまくいかないこともあるようだ。

その現場の “ 波 ”が、強烈に競技会の結果として来るので、驚いてしまう。

また、彼の競技人生には期限があるので、ファンとしては、基本的に
競技会に期待してしまう事実は・・・申し訳ない環境を 彼に与えている。
裏を返せば、世間に注目されているため、過重に 負荷をかけている、
ということも言えるかもしれない。



今シーズンのSPは、競技会の度に 手直しが続き、驚くことが多かった。
今回は ついにプログラムを変えるという “ 究極の手直し ” になった。

「月光」。


単純に考えてみても、昨年の春や夏前から滑り込んでいる
スケーターと比べたら、彼には一カ月以内しかないのだから、
大きなリスクがあるのは当然のことだ。
それを分かった上での挑戦なのだから、何も言うことはない。


昨年、開けてすぐから、“ 波乱万丈的シーズン ” の予兆は
いろいろと あった・・・。
それでも「チーム高橋」が、これからも最善の方法で機能して
くれることを、心から願っている。

毎季のSP調整に関しては、ご本人は大変なことだっただろう。
これに関して、私は、もう 「ノーコメント!」だ。




最初で最後のことらしいけれど・・・
大ちゃん選手は、大阪の会場に、ご両親を ご招待したらしい。
長い競技生活において、かつてなかったことだが、
そんな日に、自分が納得できない結果になったという事実は、
ご本人に対する 「未来へのエール」 かもしれない ・・・
と、(前向きに) 解釈したいものだ。
この悔しさを糧にして、残された競技人生を過ごしてほしい。

ご両親は、生観戦できただけで、良い思い出になったと思う。


大ちゃん選手には、まだ親孝行をする時間が たくさん残っている。
有意義で、後悔のない日々を過ごすことこそ、孝行者だ。
そして、何よりも、元気でいること――。
高橋選手の人生は、折り返し地点にも来ていないのだから。