最高裁判所裁判官の国民審査は、任命後初めて行われる衆議院議員総選挙の際に国民審査を受け、その後は審査から10年を経過した後に行われる衆議院総選挙の際に再審査を受け、その後も同様とすると定められています(日本国憲法第79条第2項)。
国政選挙ですら年々投票率が下がっているので、衆議院選挙と一緒に行うのは分からないでもないですが、衆議院選挙のついで感があります。
問題なのは、「任命後はじめて」の部分です。上手くすれば3年間以上国民審査の対象にならないことがあり得ますし、過去に1回も審査されずに退職した裁判官がいます。これはどう見ても問題だと思いませんか?
さらに、一度審査を受けた人は10年間審査を受けることはありません。最高裁裁判所の裁判官は若くても60代前半が多いので、それまでには退職するでしょう。10年間勤務し続ける例はほとんどないわけですが、それでも4-5年は審査後も勤務をします。
人間どんなに年をとっても10年近く生きていればものの考え方が変わってくることがあり得ます。また、10年経過すれば世の中も変わってきます。最初の審査が通ったから国民の感覚を持っているとして見なすことは妥当なのでしょうか?
統一地方選に合わせて、全員が審査の対象とすべきではないでしょうか。そのくらいのまめさが必要だと思います。
国政選挙ですら年々投票率が下がっているので、衆議院選挙と一緒に行うのは分からないでもないですが、衆議院選挙のついで感があります。
問題なのは、「任命後はじめて」の部分です。上手くすれば3年間以上国民審査の対象にならないことがあり得ますし、過去に1回も審査されずに退職した裁判官がいます。これはどう見ても問題だと思いませんか?
さらに、一度審査を受けた人は10年間審査を受けることはありません。最高裁裁判所の裁判官は若くても60代前半が多いので、それまでには退職するでしょう。10年間勤務し続ける例はほとんどないわけですが、それでも4-5年は審査後も勤務をします。
人間どんなに年をとっても10年近く生きていればものの考え方が変わってくることがあり得ます。また、10年経過すれば世の中も変わってきます。最初の審査が通ったから国民の感覚を持っているとして見なすことは妥当なのでしょうか?
統一地方選に合わせて、全員が審査の対象とすべきではないでしょうか。そのくらいのまめさが必要だと思います。