癌春(がんばる)日記 by 花sakag

2008年と2011年の2回の大腸癌手術
   ・・・克服の先に広がる新たな春を生きがいに・・・

遅咲きの桜の名所・・・石崎地主海神社

2013年06月04日 | 花・紅葉だより

 他人のブログを何気なく見ていたら、函館市内に遅咲きの桜の名所があるという・・・それは石崎地主海神社の八重桜とのこと。恵山のツツジの開花とほぼ同時期のことから、春の行楽を楽しむドライブにはもってこいのコースだという。先日恵山のツツジを見に行ったばかりだが、全然知らなかった。

 花の遅かった今年はまだ見られるとのことなので、かなり遠いがMTBに跨り、サイクリングがてら出掛けてみた。国道278号を湯の川温泉から恵山方面に向かい、銭亀沢を過ぎて石崎町に入ったら、山側に「石崎地主海神社入口」の看板があった。急な登りはさすがMTBは押して歩いたが、坂道を登っていくと、300mほどの参道から鳥居まで一直線に八重桜のトンネルが続いていた。

 花は盛りを過ぎて、葉も広がっていたが、平日にもかかわらず、多くの人で賑わっていた。観光バスの一団もやってきたのには驚いた。 


 この「石崎地主海神社」は、仙台からの入植者が、1910(明治43)年に建立。現在の社殿は1968(昭和43)年に改築。
 ここの桜は、「現在の社殿を建て替えした際に、松前町から桜の苗木300本を譲り受けて境内や参道に植えられたことに始まる。」(神社の説明板から)
 その後、地域の方ともども手入れを行い育て、平成15年(2003)には、北海道故郷桜元気の会から「第7回ふるさと景観賞」の選定を受け桜の名所として親しまれている・・・とのこと。


神社の下は広い芝生になっていて、花見などの憩いの場所になっている。バックに函館山も見える

 
ほとんどの桜は「関山」(左)だが、「普賢象」(右)も数本あった


桜の花の下でくつろぐ人たち


ツツジと立派な社殿


境内のツツジも見頃・・エゾヤマツツジ(赤)、キレンゲツツジ(黄)、サラサドウダン(後)


○函館酪農公社の菜の花畑
 往路は海岸沿いの国道278号線を走ったが、復路は、高台の農道を走ってきた。途中に函館牛乳の函館酪農公社に寄って、菜の花畑を見てソフトクリームを食べた。



 帰りの農道はアップダウンが多く、MTBのギヤをフル活用して汗を流しながらペダルを漕いだ。帰宅後、地図で距離を測ったら、往復でざっと35kmだった・・・結構良いトレーニングにもなったようだ。