今日は、素晴らしい天候にもかかわらず、一日中家にこもって、PCの前に座り続け、先週末の2日間の沢登りの記録のHPへのアップ作業。退職校長会の広報誌の原稿書き、ユウパリコザクラの会から依頼された25周年記念誌の原稿書き、道新連載の原稿書きなどに没頭した。一日中PCをいじっていても、目も疲れないし、肩も凝ったりしない我が身体が愛おしい。
さて、昨年の6/2に始まった拙筆による北海道新聞札幌圏版隔週金曜日の「ほっかいどう山楽紀行」は、早いものでちょうど1周年を迎えた。先週の6/7掲載は我が地元の「大千軒岳」だった。せっかく稜線一面を真っ黄色に染めるミヤマキンバイを入れた写真だったのに、カラー印刷でなかったのが残念。これまで27回の内、7回が白黒紙面だった。たまたま、昨年7月の小泉岳のお花畑と今回のお花畑が白黒紙面にぶつかってしまったのが悔しい。
掲載日の10日前に原稿を送ると、その日の内に担当編集委員のKさんから校正原稿がFAXで届く。それをもとに打合せをしたものが、2日後の木曜日に紙面原稿となってFAXで送られてくる。表題(山名と位置)を兼ねる地図は、専門の担当が作成してくれる。見出し文のフレーズは、やはり専門の担当がいて、なかなかこちらの原案通りにはならない。プライドが高くて、担当者も口を挟めないらしい。確かに見出し文は読者を惹き付ける新聞の命でもある。それだけに、感心することは圧倒的に多いが、たまに、自分の原案の方が良かったな~と思うこともある。
連載が終わったら、北海道新聞社から単行本として発行してもらいたいと思っている。そのためには、1回分を見開き2ページで掲載するとして、100山は載せたいと考えている。そうなると、年間で25~6回だから、4年は続けなくてはならない・・・果たして、それまでやらせてもらえるかどうかは不明である。
ただ、心配なのは、1年の内半年近くを占める冬期間の山である。できるだけ旬の山を紹介するようにしているのだが、登山道があって、夏も冬も登れる山を紹介している。しかし、そのような山は、自分の山行記録でも限られている。夏山だけならいくらでもネタはあるのだが・・・。
今度の12月~4月までのネタは用意してあるが、それ以降は、来冬の取材山行で補えるとしてもかなり厳しい。そうなったら、登山道はなくても、雪山として人気のある山も取り上げてもらえるようにしなくてならないと考えている。
これまでに配布地域に住んでいる山仲間からは直接の感想を聞くことができている。スクラップしている方もいるようだ。「ひとつの山で夏と冬の紀行が同時に読めるのは珍しい」「実際の紀行が中心なので、臨場感があって読んでいても楽しい」「その山の歴史や由来などが分かっておもしろい」などと言う声をうれしく受け止めている。
ただ、気を付けなければならないのは、歴的な史実や由来や学術的なことに関しては、それぞれに詳しい方や専門家がいて、2回だけだが、読者から指摘を受けている。今後とも、慎重に最新の確かな情報を調べて記述しなくてはならないと考えている。