四半世紀前「陪審裁判を考える会」会員となった。会費を払えず続かなかったが折に触れ諸先輩のお世話になってきた。岸田戯曲賞受賞式で草笛を吹いてくださった冤罪弁護士・後藤昌次郎さん。今や人権弁護士リーダーとして活躍する四宮啓さん。米軍占領下沖縄で陪審員体験を持つ作家・伊佐千尋さん。劇団ぐるみで模擬陪審劇に出たこともある。『危険な話』(88)では日本での「陪審」モデルというべき「検察審査会」を描いた。六十年にわたりこの「検審」が日本で正当に機能してきた事実を目の当たりにすれば、昨今の裁判員制度への不信はあまりにも愚かだとわかるはずだ。量刑判断など調整は必要と思うが。
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