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今年1月、長崎原爆資料館の原爆投下に至る日本の加害の歴史展示を縮小、改変しないよう長崎市に申し入れが行われました。
先々週、じっさいに長崎原爆資料館の現在の様子を見てきました。
原爆資料館は、原爆の被害だけを展示しても核兵器廃絶の訴えは世界の人々に届かないとして、1996年から日本のアジア侵略と植民地支配の歴史を展示しています。
ところが、2019年に保守系の市会議員から南京大虐殺はなかったとして大虐殺の年表表記を修正するよう意見が出され、長崎市が昨年11月に示した展示見直し案の概要では、第一次世界大戦以降の歴史を展示することになっており、日本の朝鮮の植民地支配などが除外されるものでした。
そのような改悪は、断じて阻止されなければなりません。
「言論の自由と知る権利を守る長崎市民の会」の関口達夫事務局長にご案内していただきました。内容豊かな見学となりました。ありがとうございました。
加害の歴史を明確に示す現在の方針は覆されてはならないと、あらためて思いました。
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