共同通信によれば、菅首相は就任後初の街頭演説で外交について「国民が多少の代償を払っても国を守り、育てようというのが外交の力だ。国民がどれだけ国の在り方に責任を持とうとしているのかで決まる。外交とは内政だ」と言ったという。米軍普天間飛行場移設問題のことだろう。新提案がない以上、「代償を払い責任を背負わされる」のは沖縄県民・徳之島島民でいいということか。「負担の軽減」などというコトバで誰もごまかされはしない。「国のことは自分で責任を持つという思いの強さがあれば、米国、中国に正面から向き合うことができる。外交を立て直そう」だと。……こんな発言は気が狂っているか、何か誤魔かしているのでない限り、ありえない。米国、中国からすれば、敵愾心を露わにされているように受け取るしかないだろう。そもそもアメリカに「正面から向き合う」なら、「基地は出て行ってくれ」と言う以外、何があるのか。
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