京都産業大学で講演。同大図書館長の小林一彦、今は某新聞社大阪本社課長の斉藤徹也、慶大同窓生両氏とも旧交を温め、記憶が曖昧だったいろいろなことを鮮明に思い出す。というか、私の講演前に小林が当時の写真をスクリーンに拡大映写し、聴衆の皆さまに過去の所行をいろいろと暴露してくれたので、冷や汗たらたらのスタートだったのだ。ちなみに国文科のクラスで小林、私と出席番号が繋がっていたのが紺野美沙子である。
演出者協会理事会。終えて京都へ。暑い。どうでもいいけど、京都といえば、俗に、非常な決意で物事を実行することを「清水の舞台から飛び降りたつもりで」などというが、あれはじっさいに飛び降りたら助からない。……さて、深夜、京都アートセンター脇の居酒屋の小さなテレビで延長戦からサッカーを覗くと……。私が観ていると負けるというジンクスがまた当たってしまう。駒野よ、君のせいじゃない。