オペラ『イワンのばか』が終わって、五日。
まだ私はトルストイのロシアに片足を残してしまっている気がする。
こんにゃく座の皆さん、スタッフ、観客の皆さんに、あらためて感謝申し上げる。
私たちの仕事は演劇なのだから、いろいろたいへんなことがあっても、演劇そのものが解決してくれる、というところに到達しなければならない、と、いつも思っている。
いや、そんなことは後付けで、いつもいつも私は演劇に助けてもらっている。その積み重ねだ。
夢は、舞台にある。そう思えることに救われる。それがいったいどういうことか。
夢は、夢である。じつは、掴むことが出来ない。だからこそ、夢である。
自分では所有できるものではないからこそ、見つけるし、見つけられる。そういう関係の中にのみ、ある。
そういうものである。
まだ私はトルストイのロシアに片足を残してしまっている気がする。
こんにゃく座の皆さん、スタッフ、観客の皆さんに、あらためて感謝申し上げる。
私たちの仕事は演劇なのだから、いろいろたいへんなことがあっても、演劇そのものが解決してくれる、というところに到達しなければならない、と、いつも思っている。
いや、そんなことは後付けで、いつもいつも私は演劇に助けてもらっている。その積み重ねだ。
夢は、舞台にある。そう思えることに救われる。それがいったいどういうことか。
夢は、夢である。じつは、掴むことが出来ない。だからこそ、夢である。
自分では所有できるものではないからこそ、見つけるし、見つけられる。そういう関係の中にのみ、ある。
そういうものである。