もうオリンピック無理でしょう、という声が、各所から聞かれる。
コロナ禍が終わったとしても、日本への信頼は回復できないのではないかという懸念として、聞く。
東京湾の下水臭の海で選手を泳がせることが世界的に知られたら競技会場の問題で駄目だろうし、高ベクレルの土地で聖火ランナーといえども走らせられない、というのは、もっともだ。マラソンだけを札幌に移せばいいということではない。信頼できる熱中症対策は、何も具体的に提示できていない。
世界的に「コロナウイルス培養所」と言われ始めているダイヤモンド・プリンセス号の乗員乗客を閉じ込めるだけの「水際対策」の悲惨な実態を告発した、感染症専門家である岩田健太郎・神戸大学教授へのバッシングも始まったという。寄港後すぐの全乗船者のウィルス検査を実施せず、非感染者の迅速な下船を実行出来なかった原因は、誰にあるのか。クルーズ船下船の夫婦が検査を受けたのは十日前であることを明かし、「再検査なら陽性かも」と言っているという記事も出た。タイからは観光客の日本への渡航を自粛する通知が出た。インドなど中国以外の複数国で、現地のパートナー企業に日本からの出張を拒否される例も明らかになった。情報は世界中に流れており、各国がシビアな目で見ているということを、日本政府と厚労省は、お忘れなく。
コロナ禍が終わったとしても、「日本のやり方」は、各国の人々の記憶に残るのである。
コロナ禍が終わったとしても、日本への信頼は回復できないのではないかという懸念として、聞く。
東京湾の下水臭の海で選手を泳がせることが世界的に知られたら競技会場の問題で駄目だろうし、高ベクレルの土地で聖火ランナーといえども走らせられない、というのは、もっともだ。マラソンだけを札幌に移せばいいということではない。信頼できる熱中症対策は、何も具体的に提示できていない。
世界的に「コロナウイルス培養所」と言われ始めているダイヤモンド・プリンセス号の乗員乗客を閉じ込めるだけの「水際対策」の悲惨な実態を告発した、感染症専門家である岩田健太郎・神戸大学教授へのバッシングも始まったという。寄港後すぐの全乗船者のウィルス検査を実施せず、非感染者の迅速な下船を実行出来なかった原因は、誰にあるのか。クルーズ船下船の夫婦が検査を受けたのは十日前であることを明かし、「再検査なら陽性かも」と言っているという記事も出た。タイからは観光客の日本への渡航を自粛する通知が出た。インドなど中国以外の複数国で、現地のパートナー企業に日本からの出張を拒否される例も明らかになった。情報は世界中に流れており、各国がシビアな目で見ているということを、日本政府と厚労省は、お忘れなく。
コロナ禍が終わったとしても、「日本のやり方」は、各国の人々の記憶に残るのである。