時事通信によれば、安倍晋三元首相は3日、山口市内で講演し、岸田文雄首相が能力保有を検討する敵基地攻撃について「基地に限定する必要はない。中枢を攻撃することも含むべきだ」と述べたという。安倍氏は「日本が守りを専門にして打撃力を米国に任せる構図は大きく変えないとしても、日本も少しは独自の打撃力を持つべきだと完全に確信している」と強調した、ともいう。
この国は憲法で、専守防衛は許されても、他国への攻撃はしてはならないことになっています。基地だって攻撃はしてはならないのです。論外。
で、中枢って何ですか。
その場所を中枢と見なすのは誰ですか。
意図的にやったとしても誤撃したという言い訳が通ってしまうこの現実を、容認するのですか。
それは、劇場でも学校でも平気で攻撃して、民間人を虐殺することを肯定しているということを、意味しています。
いま、そうしたことが、異国とはいえ、目の前に起きていて、多くの人たちが苦しんでいることを、理解できないのですか。
なぜこんな発言が許される。
最悪の人間が長く総理大臣の座についていて、この国の常識良識は、完全に麻痺してしまった。