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選挙の応援で滞在した宮古島から帰ってきて三日間。やはり東京は寒い。風邪気味である。風が強くてそれなりの寒さを体感した宮古島であったが、朝夜の東京の外気の冷たさは暴力的である。なんて言っていたら東北や北海道には住めないのだろうな。
昨日は藤井ごうさんの千田是也賞授賞式と御祝い会。御祝い会は発起人三人の一人だが、青年劇場福島さんもインフルエンザで欠席、外波山さんに司会等お願いする。百人規模の大きな会だった。受賞は、ほんとによかった。
二兎社の『ザ・空気』を観る。永井愛さんの絶望がひしひしと伝わってくる。笑いと物語的技巧に背を向ける覚悟の深さ。観客の困惑がそのまま現在のリアルということだろう。タイから日本に来ているリアリズム派のショーゴが喜んでいたので、永井さんの新たなリアリズム追求の作品ともいえるのかもしれない。
NODA MAP の『「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~』を観る。東京芸術劇場に来てからの野田さんの芝居では一番いいのではないだろうか。物語はそれなりにわかりにくいが、やはり駄洒落で引っ張る分量が多い方がかえって「野田らしさ」が出るということか。昨年の唐十郎作『ビニールの城』でも芝居を引っ張っていた宮沢りえだが、さすがに進行形で伴走している野田秀樹が本人に宛てて書くといきいきする場所がふんだんにあるということだろう。
原稿も書かねばならないが、今日も一日、家にはいられない。
昨日は藤井ごうさんの千田是也賞授賞式と御祝い会。御祝い会は発起人三人の一人だが、青年劇場福島さんもインフルエンザで欠席、外波山さんに司会等お願いする。百人規模の大きな会だった。受賞は、ほんとによかった。
二兎社の『ザ・空気』を観る。永井愛さんの絶望がひしひしと伝わってくる。笑いと物語的技巧に背を向ける覚悟の深さ。観客の困惑がそのまま現在のリアルということだろう。タイから日本に来ているリアリズム派のショーゴが喜んでいたので、永井さんの新たなリアリズム追求の作品ともいえるのかもしれない。
NODA MAP の『「足跡姫」~時代錯誤冬幽霊~』を観る。東京芸術劇場に来てからの野田さんの芝居では一番いいのではないだろうか。物語はそれなりにわかりにくいが、やはり駄洒落で引っ張る分量が多い方がかえって「野田らしさ」が出るということか。昨年の唐十郎作『ビニールの城』でも芝居を引っ張っていた宮沢りえだが、さすがに進行形で伴走している野田秀樹が本人に宛てて書くといきいきする場所がふんだんにあるということだろう。
原稿も書かねばならないが、今日も一日、家にはいられない。
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