今日は、76年ぶりに日本本土で皆既日食が見られるということで、巷のニュースも話題も持ちきりだった。しかし、オカブは昨日から、製品販売のwebサイト作りで徹夜の状態。とても皆既日食どころではなかった。そこへ持ってきてかーたんは池袋へ研修会。エルさんは塾の夏期講習。ばーたんは観劇に。まったく肝腎なときにいない奴らだ。一人孤塁を守る男寡の心境はいかに。かーたんが7時頃帰ってくるという。たまたま、ステーキにして食おうと買ってあったお買い得のオージービーフがあったので、今日は商売繁盛を願って、またまたまたウィンナ・シュニッツェルを作ることにする。前回は半分失敗したので、より出来栄えのいいものが作れるといいなあ。
肉である。オージービーフもも。サミットストアで1パック2枚入り328円。100g108円の代物である。
肉を薄く薄く延ばすのは前回どおり。肉に穴が開こうと、千切れようと気にはしない。シュニッツェル作りの一番目の要諦である。
延ばした肉を小麦粉にまぶす。粉にベーキングパウダーを混ぜることは前回述べた。要はむらなくまんべんなくまぶす。
小麦粉をまぶした肉に溶き卵を絡める。3人分で卵大2個が目安だろう。
前回にも登場したセンメル・ブレーセル。センメル粉というドイツ・オーストリアのパン粉である。ウィーンのスーパーで買うと一箱2ユーロぐらい。安い!
センメル・ブレーセルの粒状。普通のパン粉よりも粒がはるかに細かい。フランスパンをすり鉢ですって粒を細かくするように書いてあるレシピ本があることは前回に既述。
センメル・ブレーセルを肉にすり込む。薄くまぶすだけ派とごしごし厚くすりこむ派があるらしいが、オカブは厚くすり込む派。
たっぷりの高温のサラダ油で揚げます。オーストリアでは少量のラードで揚げ焼きするとは前回述べたが、日本でラードを揚げ油に使う家庭はまずないだろうから無視無視。
料理は出来上がっているのだが、ここで甘露の一杯。これがないと何も始まりません。しまった!鮭の尻尾が写ってしまった。実はエルさんのおかず。
完成したウィンナ・シュニッツェル。仔牛の肉ではないので熱を通すと鯨カツのように色が黒ずんでしまう。もはや肉は原形をとどめていない。かーたん評によると前回よりも美味だった由。
お前の料理はシュニッツェルしかないのかといわれそうだが、たまたまここの所オカブの手料理にシュニッツェルが続いているということ。何回もレシピを載せてウザイという声も聞こえてくるが、ブログのネタが無いものでご勘弁願いたい。明日は早朝から仕事だ。片付けはかーたんに任せておやすみなさい。
陽の欠ける夏の雨間の祈り篤し 素閑