昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

幼稚園クリスマスページェント

2010-12-17 11:21:00 | 日記・エッセイ・コラム

今日、オカブが所属する教会の附属幼稚園の第二保育期、最終日であり、恒例のクリスマス・ページェントが行われる日だ。「ページェント」とは、キリスト教界では、少し一般的な意味とは異なり、イエス・キリストの聖誕劇を指し、クリスマス・シーズンに盛んに、教会や、キリスト教幼稚園で催される。オカブは幼稚園の理事も努めているので、この催しに招かれた次第。

短い礼拝に続いて、子供たちの歌と、演技による聖誕劇が繰り広げられていく。導入部のイエスの生誕の話の歌、天使のマリアへのお告げ、馬屋でのヨセフとマリア、羊飼いの嬰児礼拝、東方の博士の来訪と、普段は屈託なく、元気一杯に暴れまわっている子供たちが、よくぞここまで劇を仕上げたものと感心するほど、素晴らしいものだった。そして感激もひとしおで、ここまで成長した幼児たちの姿を見るにつけ、人間というものへのいとおしさがいや増してくる。この思いはご父兄にとっては一層のもので、劇の途中で、あちことからすすり泣く声が聞こえてきた。第二部に、キャンドル・ライト・サービスがあり、蝋燭に点された、幻想的な雰囲気のもと、第一部での子供たちの姿への、感動がよみがえってくる。最後に、みなで讃美歌111番「神の御子は」を賛美して、お開きとなった。

この後、午後に、三茶の銀座アスターに会場を移して、幼稚園の先生方との忘年会があり、二次会のカラオケまでお供して、師走の慌しさの中に、心温まる一日を過ごした次第である。


   いざ歩め進め待降の子供たち     素閑

 


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