昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

世田谷観音と世田谷公園に行ってきた。

2016-01-09 19:04:52 | お出かけ

正月明け翌週の見事なまでの冬晴れの暖かな土曜日。
久方ぶりにのんびりとかーたんとお出かけをし、散策を楽しんだ。
しかし、お出かけと言っても、先ずは先立つものがない。交通費の電車賃150円も惜しい。そこで目的地は、我が家から徒歩で行ける、世田谷観音と世田谷公園にした。
世田谷観音は昨年の10月にも独りで徒歩で行ってきたが、かーたんが初めて行くことになるので、目的地に定めた。
先ずは三茶まで。246との三叉路を渡って、栄通を行く。途中フーディアムに寄って弁当の仕入れ。と言ってもダイエット中なのと金がないのとの都合に合わせて、2人でフライドチキンパック535円也を一つと、127円のサラダを二つずつ。まあ安い。
明薬のわきを通って、世田谷観音に。
ここは、 昭和26年に一人の僧侶が独力で建立した、非常に歴史の新しい寺。
特攻隊観音とか、不動堂とか、韋駄天堂とかがある。
本尊は聖観世音菩薩。本堂に本尊が安置されている。
特攻隊観音は大東亜戦争中に散華した特攻隊員はもちろん、終戦直後に満州でソ連機甲師団に体当たりを敢行した陸軍航空隊院の霊が祀られている。
不動堂は螺旋状の栄螺堂。
韋駄天堂は庫裏を兼ねた、三層の楼閣。
終戦間もない物資の乏しい時代だったろうに、創意に満ちた境内だ。
世田谷公園に行く道すがら、真言宗西澄寺があった。仁王山門の武家屋敷門が寺としては厳めしい。しかし東京の寺である。最初に広い墓地が目に入ってきた。しかし真言宗で西(最?)澄寺とは、面白い。
本堂の内陣が華やかだ。
世田谷公園に向かう。途中大時代な建物の酒屋さんがあったので思わずパチリ!
世田谷公園ではミニSLが走るのを観たり、噴水で写真を撮ったり。
小山に登って、頂上のタイムカプセルの脇で弁当を食べる。冷えたフライドチキンが物寂しい。
帰りは三茶に出て、西友で夕飯のおかずを買い込んで、3時過ぎにご帰館。お疲れ様でした。

意味もなく晴れ渡りたり冬の空   素閑