昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

チェコ料理を楽しむ@代々木上原・『セドミクラースキー』

2016-11-15 22:25:48 | グルメ

顧客回りで、御茶ノ水まで来た。
新御茶ノ水から、千代田線で帰った。
今日の晩御飯は、外で食べるとかーたんに言ってある。
どこで何を食うか?
趣向を変えて、去年も二回来た、代々木上原のチェコ料理『セドミクラースキー』に行こうと決める。
ここは美人の姉妹が切り盛りしていると評判の店だ。
今日は、片方のコマネチ似の「美人」しかいなかった。
まあ、いい。
先ずは、チェコ・ビール。ピルスナー・ウルケルである。このビールは船便の味がするとは去年ご報告した通り。今回も変わりはなかった。
アントレにハムの生クリームとホースラディッシュ巻き。これは本当に絶品である。600円也。
ビールは安いエーデルピルスのジョッキに代えてガンガン行く。
豚肉をスパイスで煮込んだシチュー、クネードリキ添え。クネードリキとはチェコ料理独特の食材で、小麦粉にイーストを混ぜて捏ね、お湯で茹でたもので、料理の付け合わせに使われるほか、クリームやフルーツを包んでデザートとしても供される。ジャガイモやラードを混ぜたりといろいろなバリエーションがあるが、今回のはプレーンのもの。正直、このチェコ料理店に来るのは、このクネードリキが食いたいがため。別に味がついているわけでもないし、クネードリキ自体は美味いともまずいとも言えないのだが、一度はまると抜けられない。豚肉の煮つけはスパイスが効いていて、東欧独特の味わいがした。ウィーンでよく食味した味である。
グラーシュ。これはオーストリア、ハンガリー、チェコなどに広まった伝統的な地方料理で、パプリカで味付けされている。これもプレーンのクネードリキ添え。
ビールもお替りしてお腹一杯。
シュナップスで食事の仕上げ。これはルーマニアのなんチャラとかいう蒸留酒だとのこと。
2時間ほど一人で飲み食いして、お勘定。ちょっとお高いが、ふと変わった料理が食いたくなった向きには、おすすめの店である。
代々木上原から小田急線で下北沢まで帰った。

吹く風の音とともにの寒さかな   素閑



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