ついこの間梅雨が明け、暑い暑いと愚痴を述べ、夏盛りなどと思っていたら、暦の上ではもう立秋である。
暑いのには変わりはないし、夏の風物はたけなわなので特に、感慨は感じないが、最近、日の暮れるのが早くなったことが微かに心に触れている。
しかし時の経つのは早いものである。早いと言えば昨日、正月を祝ったような気もする。
歳を取ると月日が進むのはさらに早くなる。
『門松は冥途の道の一里塚目出度くもあり目出度くもなし』一休、との心境はまさに我がことのようだ。
しかし、いつまで生きていても仕方がない。
少子高齢化の時代だ。
若い人に負担をかけぬよう、早々に死ぬのがよいと思う今日この頃である。
秋立ちぬ珈琲まろき味わいか 素閑
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