昼のガスパール・オカブ日記

閑人オカブの日常、つらつら思ったことなど。語るもせんなき繰り言を俳句を交えて独吟。

かーたんの一年検診

2017-07-03 17:23:50 | 健康・病気

かーたんが大腸がんの手術をしたのが去年の6月3日。
それから1年が過ぎた。
一年目ということなので、大掛かりな検査を先週やった。
血液検査に、CTスキャン、内視鏡検査。特に内視鏡検査は、辛かったらしい。
そして、結果が今日出るので、東京医療センターの外科外来に聞きに行った。
かーたんも、この検査結果にはハラハラドキドキものだったという。
受診する前に腹拵え。
病院のレストランで昼食をとる。
何時もは蕎麦や饂飩を食うのだが、今日は大事の検査結果を聞きにいくので勝負服ならぬ勝負食。
オカブは「病に勝つ」にかけてカツカレー、かーたんはハンバーグ定食。
どうも家は食うものばかりが先行しがちだが、一番、生に直結するものなので仕方がない。
1時に受診。
結果は、異状無し。
かーたんもオカブも心の中で躍り上がった。
カツカレーが効いたのであろうか?
その後の家路は炎暑にもかかわらず足取りも軽かった。

汗流し命の糧のカレー食う   素閑


日曜の午後には@きゃんどるでお食事

2017-07-02 16:53:25 | 家族

日曜日。
教会に行く。
今日は礼拝司会という気の重い役回りの日である。
なんとかこなした。
その後、今週分の会計処理を済ませ、終わって、教会の戸締りをして、いつもの三茶すずらん通りの『きゃんどる』にかーたんとランチに行く。
この店も来出してから、15年以上も経つだろうか?
もう、お馴染みさんである。
ここに来て、食べるものは決まっている。Aランチのセットでパンとホット珈琲、キャベツのサラダ、オカブはビール付きである。
今日のAランチのメインはスズキのポワレと豚三枚肉の煮つけ。
非常に美味い。
ビールもこういう暑い日にはペースが進む。
デザートにサービスの一品を出していただいた。
オカブがこんな、なんでもない日常をブログ上に残しておくのも、オカブが世を去って、こんなつまらない男が身過ぎ世過ぎをしていたかと、世の人に多少分かっていただきたいため。
オカブの人生も終盤である。

日の明き祇園の祭りの頃なれや   素閑

 


お山のすぎの子@三茶でお食事

2017-07-01 22:20:51 | グルメ

『お山のすぎの子』へ、かーたんと行ってきた。
ここは気軽には入れて、とても美味しい三茶でも有数の和食屋さんである。
なぜ、食事に来たかというと、暑さでかーたんが体力消耗しているので、おさんどんはできない+スタミナのつくものが食べたい、との複合事由により、致し方なく相成ったという次第。ここは実際、美味い店なのである。
6時頃、暖簾をくぐる。
まずはビール。大生。
菜の花と雑魚のお浸し、鶏皮ポン酢、小芋の煮つけなどでぐいぐいやる。
今日は暑かったので甘露甘露。
かーたんは、スタミナのつくものということで味噌カツ定食なるものを食っている。
これも美味いらしい。
サービスの一品を出してもらい、これも有り難くいただく。
酒を、吉野川に切り替えて、これのあてに冷蕎麦をとる。オカブは蕎麦を肴に酒を飲むのが大好きだ。
また『お山のすぎの子』の蕎麦が美味いこと美味いこと。
何とも言えません。
甘味にあんみつなどもいただいて、満足満足。
素晴らしい夏の宵を過ごした。

夏盛り夕べに妻を労いて   素閑


紫陽花

2017-07-01 14:42:58 | 日記・エッセイ・コラム

我が家の庭に紫陽花が咲いている。もう旬の終わりを過ぎているようだが、日当たりの悪い我が家の庭では、丁度、咲き盛りの頃だ。
幕末のかの有名なシーボルトは日本での愛人を「マクロフィラ」と呼んだ。紫陽花のことである。なにか物悲しい。
鎌倉の明月院は紫陽花の参道で有名だが、この歴史は意外と新しいという。
戦後になってから、今の先々代の住職が垣根代わりに植えたとのこと。
シーボルトは、アルフォンス・ドーデの短編『盲目の皇帝』に出てくる。
恵まれない晩年だったようだ。
紫陽花というと物の哀れが付きまとう気がする。

紫陽花や雨音数えて留守居かな   素閑