《2年ぶりの母島へ》2004年小笠原ダイビング旅行1
《ミズタマヤッコ》2004年小笠原ダイビング旅行2
《母島島内観光でメグロに出会う》2004年小笠原ダイビング旅行3
《父島でダイビング》2004年小笠原ダイビング旅行4
《孫島と沈船ダイブ》2004年小笠原ダイビング旅行5
《ハシナガイルカ》2004年小笠原ダイビング旅行6
《ピグミーシーホース》2004年小笠原ダイビング旅行7
《父島1周とマッコウクジラツアー》2004年小笠原ダイビング旅行8
《原チャリで父島観光》9
《初めて見たヘルフリッチ》2004年小笠原ダイビング旅行10
からの続き・・・
☆ ☆ ☆ ☆
10/21
パパヤのドルフィンスイム+マッコウクジラウォッチングツアーに参加。
まず南島までイルカを探しに行きましたがいないようなので、兄島の海中公園キャベツビーチでひと泳ぎしました。
パパヤのオーナーの言葉。
「〝イルカ!イルカ!〟ってあんまり力みすぎてても、イルカには会えないよ。
軽く泳いで心身ともにリラックスした状態じゃなきゃ、イルカには会えない、俺はそう信じてるから!」
なんかすごい納得。まったくその通りなんだろうと思う。さすがはこの海を愛し、この海を知りつくしたオーナーだ。
思いつめるほどに期待しすぎてたり、力みすぎた意識は個人の枠を超えてイルカに伝わり、
自らイルカを遠ざけることになるんでしょうね。
★
今日も海中公園には魚がいっぱい!



オーナーの言葉どおり、ひと泳ぎしてリラックスした私たちは
巽湾でハシナガイルカの群れに出会うことができました。
この巽湾もハシナガイルカやミナミハンドウイルカがよく休憩しに入ってくる場所だそうでです。
ハシナガイルカは睡眠中のようで、ゆっくりと泳いでいます。
ハシナガイルカはヒトが海に入ると逃げてしまうので、船の上からウォッチングしていましたが
よく見てみるとハシナガイルカと一緒にミナミハンドウイルカも泳いでいました!
さっそく海に入ることに!


親子のイルカも結構いました

子どものイルカはヒトに興味深々

しばらく一緒に泳いだあと、ミナミハンドウイルカの群れは白波の立つ外海へと泳いでいってしまいました。
そこでまだ湾の中にいる、睡眠中のハシナガイルカの群れを海の中に入って見てみようということになりました。

でもやっぱりハシナガくんたちは眠りながらも、ヒトが入るとすぐに深く潜ったりして私たちを避けていきました。

ハシナガくんたち、お休み中お邪魔しちゃってごめんね。
★★
その後も父島周辺の島々や岩などの案内をしてもらいながら、イルカを探して船を走らせ、
何度かミナミハンドウイルカと一緒に泳ぐチャンスに恵まれました。




★★★
朝も泳いだキャベツビーチに船を泊め、ランチタイム。
そして午後からはマッコウクジラウォッチングです。
水深1000m以上の外洋に出てマッコウクジラを探します。
いまだ海は台風のうねりが残っていて波が高く、2階のデッキにいてもずぶ濡れになるほど海水をかぶってしまいました!
マッコウクジラの海域まで来ると、割とすぐにマッコウクジラが見つかりました!
小笠原にいるマッコウクジラは基本的にはメスとその子どもたちなのですが、はじめに見つけたマッコウクジラはオスでした!!
すぐに潜ってしまったのですが、やっぱりオスの尾びれはメスのと比べてかなりデカかったです!
水中マイクのハイドロフォンを海に入れると、そこらじゅうからマッコウクジラが発するクリックス音が聞こえてきてるそうです。
別のマッコウクジラもすぐに見つかりました!
この間よりブロウを見つけることにも慣れてきました!
船に興味を示してこちらの方にマッコウが近づいてきます。うわーーでかい!
また別のマッコウはもう船スレスレのところまで近づいてきて、
体を少し斜めにして大きな頭にある小さな目で船上の様子もチラリと見ていきました。すごーーーい!
マッコウクジラを見つめるヒト、ヒトを見つめるマッコウクジラ。
人生においてはほんの一瞬かもしれないけど、マッコウと同じ時間を共有できるなんて最高の体験です。
★★★★
この日はもうマッコウがいっぱいでした!
次から次へとブロウが見つかる!でもなんか違うブロウが・・・
マダライルカの群れが現れました!外洋性のイルカです。
うわーーー!って喜んでいると、あっちからも、こっちからも、
ジャンプしながらイルカがどんどん集まってきます!!
船の舳先はもちろん、右、左、前、後、360度のどこを見ても、イルカが船のほうに向かって泳いでくるのです!
あれよあれよといううちに、200匹、いや300匹はいるかも!
もうどこを見ていいのかわからない、シアワセすぎる悲鳴です!
キュイーキュイーと鳴き声も聞こえます!
高く飛ぶのも得意なこのイルカは船と競争しながら、ジャンプもいっぱい披露してくれました。
こんなときは、生きてく上での様々な不安や悩みなどのすべてがどこかへ吹き飛んでいきます。
ただただひたすらイルカとの出会いを喜び、楽しみました。
西の空に傾きはじめた太陽の日差しが、イルカと海をキラキラと照らし、目にするものすべてが美しく調和していました。
★★★★★
今日もすばらしい1日でした。
私にここでこんなすばらしい体験をさせてくれたすべての、〝誰か〟と〝何か〟に
ありがとう。
つづく・・・
《ミズタマヤッコ》2004年小笠原ダイビング旅行2
《母島島内観光でメグロに出会う》2004年小笠原ダイビング旅行3
《父島でダイビング》2004年小笠原ダイビング旅行4
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《ハシナガイルカ》2004年小笠原ダイビング旅行6
《ピグミーシーホース》2004年小笠原ダイビング旅行7
《父島1周とマッコウクジラツアー》2004年小笠原ダイビング旅行8
《原チャリで父島観光》9
《初めて見たヘルフリッチ》2004年小笠原ダイビング旅行10
からの続き・・・
☆ ☆ ☆ ☆
10/21
パパヤのドルフィンスイム+マッコウクジラウォッチングツアーに参加。
まず南島までイルカを探しに行きましたがいないようなので、兄島の海中公園キャベツビーチでひと泳ぎしました。
パパヤのオーナーの言葉。
「〝イルカ!イルカ!〟ってあんまり力みすぎてても、イルカには会えないよ。
軽く泳いで心身ともにリラックスした状態じゃなきゃ、イルカには会えない、俺はそう信じてるから!」
なんかすごい納得。まったくその通りなんだろうと思う。さすがはこの海を愛し、この海を知りつくしたオーナーだ。
思いつめるほどに期待しすぎてたり、力みすぎた意識は個人の枠を超えてイルカに伝わり、
自らイルカを遠ざけることになるんでしょうね。
★
今日も海中公園には魚がいっぱい!



オーナーの言葉どおり、ひと泳ぎしてリラックスした私たちは
巽湾でハシナガイルカの群れに出会うことができました。
この巽湾もハシナガイルカやミナミハンドウイルカがよく休憩しに入ってくる場所だそうでです。
ハシナガイルカは睡眠中のようで、ゆっくりと泳いでいます。
ハシナガイルカはヒトが海に入ると逃げてしまうので、船の上からウォッチングしていましたが
よく見てみるとハシナガイルカと一緒にミナミハンドウイルカも泳いでいました!
さっそく海に入ることに!


親子のイルカも結構いました

子どものイルカはヒトに興味深々

しばらく一緒に泳いだあと、ミナミハンドウイルカの群れは白波の立つ外海へと泳いでいってしまいました。
そこでまだ湾の中にいる、睡眠中のハシナガイルカの群れを海の中に入って見てみようということになりました。

でもやっぱりハシナガくんたちは眠りながらも、ヒトが入るとすぐに深く潜ったりして私たちを避けていきました。

ハシナガくんたち、お休み中お邪魔しちゃってごめんね。
★★
その後も父島周辺の島々や岩などの案内をしてもらいながら、イルカを探して船を走らせ、
何度かミナミハンドウイルカと一緒に泳ぐチャンスに恵まれました。




★★★
朝も泳いだキャベツビーチに船を泊め、ランチタイム。
そして午後からはマッコウクジラウォッチングです。
水深1000m以上の外洋に出てマッコウクジラを探します。
いまだ海は台風のうねりが残っていて波が高く、2階のデッキにいてもずぶ濡れになるほど海水をかぶってしまいました!
マッコウクジラの海域まで来ると、割とすぐにマッコウクジラが見つかりました!
小笠原にいるマッコウクジラは基本的にはメスとその子どもたちなのですが、はじめに見つけたマッコウクジラはオスでした!!
すぐに潜ってしまったのですが、やっぱりオスの尾びれはメスのと比べてかなりデカかったです!
水中マイクのハイドロフォンを海に入れると、そこらじゅうからマッコウクジラが発するクリックス音が聞こえてきてるそうです。
別のマッコウクジラもすぐに見つかりました!
この間よりブロウを見つけることにも慣れてきました!
船に興味を示してこちらの方にマッコウが近づいてきます。うわーーでかい!
また別のマッコウはもう船スレスレのところまで近づいてきて、
体を少し斜めにして大きな頭にある小さな目で船上の様子もチラリと見ていきました。すごーーーい!
マッコウクジラを見つめるヒト、ヒトを見つめるマッコウクジラ。
人生においてはほんの一瞬かもしれないけど、マッコウと同じ時間を共有できるなんて最高の体験です。
★★★★
この日はもうマッコウがいっぱいでした!
次から次へとブロウが見つかる!でもなんか違うブロウが・・・
マダライルカの群れが現れました!外洋性のイルカです。
うわーーー!って喜んでいると、あっちからも、こっちからも、
ジャンプしながらイルカがどんどん集まってきます!!
船の舳先はもちろん、右、左、前、後、360度のどこを見ても、イルカが船のほうに向かって泳いでくるのです!
あれよあれよといううちに、200匹、いや300匹はいるかも!
もうどこを見ていいのかわからない、シアワセすぎる悲鳴です!
キュイーキュイーと鳴き声も聞こえます!
高く飛ぶのも得意なこのイルカは船と競争しながら、ジャンプもいっぱい披露してくれました。
こんなときは、生きてく上での様々な不安や悩みなどのすべてがどこかへ吹き飛んでいきます。
ただただひたすらイルカとの出会いを喜び、楽しみました。
西の空に傾きはじめた太陽の日差しが、イルカと海をキラキラと照らし、目にするものすべてが美しく調和していました。
★★★★★
今日もすばらしい1日でした。
私にここでこんなすばらしい体験をさせてくれたすべての、〝誰か〟と〝何か〟に
ありがとう。
つづく・・・