鳥バカ日記

インコと暮らす楽しくシアワセな毎日。
我家の愛しい鳥さんのことを綴った、親ばか、鳥ばか日記です☆

《思う存分ドルフィンスイム》2004年小笠原ダイビング旅行13

2004年10月23日 | 小笠原・父島&母島ドルフィンスイム
《2年ぶりの母島へ》2004年小笠原ダイビング旅行1

《ミズタマヤッコ》2004年小笠原ダイビング旅行

《母島島内観光でメグロに出会う》2004年小笠原ダイビング旅行3

《父島でダイビング》2004年小笠原ダイビング旅行4

《孫島と沈船ダイブ》2004年小笠原ダイビング旅行5

《ハシナガイルカ》2004年小笠原ダイビング旅行6

《ピグミーシーホース》2004年小笠原ダイビング旅行7

《父島1周とマッコウクジラツアー》2004年小笠原ダイビング旅行8

《原チャリで父島観光》9

《初めて見たヘルフリッチ》2004年小笠原ダイビング旅行10

《ハンドウイルカ&ハシナガイルカ&マダライルカ&マッコウクジラ!!》2004年小笠原ダイビング旅行11

《人生初ジンベエザメ!!》2004年小笠原ダイビング旅行12

からの続き・・・



☆ ☆ ☆ ☆


10/23

いよいよさいごの日。

ホントに帰る?ひとりででも島に残るべき?その他イロイロ考え込むこともあって眠れませんでした・・・

でも結局さいごまで悩みながらも、また来ればいいか、と思いとりあえず(?)帰ることにしました。

今日は絶対にイルカに会える!と何故か明確なビジョンがあったので、
おが丸出航までの時間、ドルフィンスイムの半日ツアーに参加しました。

朝オーナーに、「ヨシミさん、昨日はヤッタね!!ジンベエ!」と言われてまたうれしくなった。

なにが起こるかわからない小笠原でも、ジンベエはなかなか簡単に会えるもんじゃないらしい。

いるんだろうけど、どこに行けば会えるってのがあるわけじゃないから

「シャチに会うくらい貴重」なんだって。(小笠原ではシャチに会えることもあるのです)

ラッキーでした!


☆ ☆


南島周辺でミナミハンドウイルカに会えました!

イルカさんたちは、砂地にクチバシを突っ込んだり、背中をこすりつけたりしてました。

この行動は砂の中にいる魚を採餌したり、皮膚の古い組織や寄生虫を払うためといわれてます。


サラサラの白い砂地にイルカ・・・



イルカたちも気持ちよさそうですが、それを見つめる私たちも癒され、気持ちよくなっちゃいます!










めちゃくちゃカワイイ赤ちゃんイルカ。








ヒトに興味深々でした。






かなりたくさんのイルカがいました。

イルカたちの機嫌もよさそうです。

目のまわりにいっぱいコバン鮫がくっついてて、「もう!!」ってなかんじで振り払ってるコがいたり、

ダルマ鮫にくり抜かれた傷があるコ、イルカ同士おなかをひっつけて泳いでるコ、尾びれに海藻を引っ掛けて遊ぶコ、

いろんな様子をみることができました。














このコは私たちのまわりをクルクルまわって遊んでくれました。




ぶつかるんじゃないかって思うほど、間近だったんですよ!

うれしかった~!




海の中でイルカに向かって、
「必ずまた来るから、そのときまた会いましょうね!それまで元気でいてね!」 とメッセージを送っていました。









イルカさんたちが泳ぎ去ったあとは、
こうして海にプカプカ浮いてると船が拾ってくれます。




海に浮かぶ私たちの様子を空の上から、たくさんのカツオドリが
「なんだろう?魚でもないし・・・??」みたいな不思議顔でのぞいていきます。





イルカのアップ特集







それぞれ顔も表情も違います。

みんなとっても優しい目をしてます


















イルカさんたち、最高に幸せな時間をありがとう。




また今度来た時も一緒に遊んでね。


☆ ☆ ☆

この後外洋までマッコウクジラを探しにいきました。

水中マイクからはクリックス音が盛んに聞こえてきてたのですが、その姿を見つけることはできませんでした。

おが丸の出航時間も迫ってきているので、これ以上探すことはできずに後ろ髪ひかれる思いで帰ってきました。



宿に帰って大急ぎでシャワーを浴び、
大急ぎで郵便局でお金をおろして精算し、
大急ぎでおが丸の出航する港まで行きました。





おがさわら丸。
後ろに泊まってるのは、ははじま丸。






お世話になった宿AQUA、
ダイビングサービスのKAIZIN、
ドルフィンスイムのパパヤ、

その他島のみんながお見送りしてくれます。

なんせ出航時間ギリギリに港に着いたのでバタバタしてましたが、

KAIZINのガイドさんにジンベエ見たことを話すと本気で悔しがってました!

島の滞在歴がまだ短い他のガイドさんや、私たちみたいなのが

ジンベエに会ってるのに、そのガイドさんはまだ会ったことがないんだそうです!

バタバタして慌ただしいお別れになってしまいましたが、

みなさんホントにありがとう!







港で手を振ってお見送りしてくれた後は、島中の船がおがさわら丸を追いかけてお見送りしてくれます。
さいごには船から海に飛び込み、海面から手を振ってくれます!

何度経験しても感動的!

黄色い船がKAIZINのISLAND QUEEN号です。

♪海よ~俺の海よ~by。加山雄三の曲を爆音で流してます。さすがKAIZIN。目立ってます!


赤い水着で船上で逆立ちしてる!






海にダイブ!!








パパヤの船、ミスPAPAYAはいつもいちばんさいごまでおが丸を追いかけてきてくれます。



さいごにオーナーがマイクで「さようなら~!」と別れを告げると、みんなが海に飛び込みます。

これでホントにお別れです。



船の引き波のところに飛び込んだヒトたちが並んでます!


涙がでそうになるのをこらえながら、私も思いっきり手を振ります。

「必ずまた来ます!」



「さようなら~!!」




☆ ☆ ☆ ☆





度訪れても新たな感動を与えてくれる小笠原。

今回も素晴らしい毎日でした。

わずか数センチしかないピグミーシーホースから
大きなマッコウクジラやジンベエザメ、そして大好きなイルカたち。

海が大好きな人間が憧れ、夢見る生き物たちにホントに会えちゃう素晴らしい海。

必ずまた来よう。

私が出会った生き物たち。そのときまで元気でいてね。

そしていつかイルカとトモダチになれたらいいなあ・・・



おわり