上野の森美術館

　上野の森美術館で

　「聖地 チベット展」 を観てきました。

　チベットに行っても、こんなにたくさんの仏像や名品を

　観ることが出来ないのではないかと思うほど

　各地の寺院や博物館からの美術品の数々でした。

　チベット密教の世界を堪能してきました！！


　やはりお目当ての 十一面千手千眼観音 様は素敵でした。

　表情も慈悲に溢れ、千の手で地獄の亡者をも救おうとしている。

　その掌の平一つ一つに目がちゃんとあるのです。

　近くに寄って よ～～く見せていただきました。

　私の隣で見ていらしたおばさまが

　掌にあるのは目ですか？よく見えませんが。

　と尋ねて来られたので、はい 目ですね！というと

　私も地獄に落ちても救ってもらえるわね。

　と言いながら去って行かれました。

　え～～、地獄に落ちないでください～！と

　思わず心の中で叫びました。。。

　そして、正面に回って改めて「あらゆる人をお守りください」

　とお願いしてきました。


　標高４０００ｍの高地にあるチベット、

　最後に紹介のビデオを見ながら、

　ポタラ宮やノルブリンカ（歴代ダライラマの夏の離宮）で

　観音様に再会したいと、すっかり

　チベットの魅力に惹かれてしまったのでした。



　しかし、高山病で・・・死ぬ・・かも・・・?。


　

いろいろ

　今日は台風のせいで雨が降り続き

　風も吹き、部屋の中も暗い・・・寒い・・・。


　先週から海外に行っている兄が一時帰国

　しているので、家族の集まる時間が持てています。

　来週にはアフリカのコンゴに再び旅立ちます。

　もはや、日本より海外生活の方が長い。

　たくましいなと思います。


　今年もあと２ヶ月。舞台の仕事はないですが、

　来年は２月～３月と４月と立て続けに舞台の予定です。

　もちろんそれまでは、バリデ－ションワーカーとして

　施設に毎週行かせていただいているのですが、

　それ以外稽古が始まるまでは

　結構自分の時間が持て、うれしいです。

　体力作りやお勉強？、美術館に行ったり

　秋を満喫したり、本を読んだり、始めた楽器をいじったり、

　友達と会ったり・・・やりたいことをやりたい時に。。。

　時々こういう時間を持たないと、またストレス性不整脈に。


　お忙しい方、ごめんなさい。


　「星星の扉」 の全国への営業を始めなければと思うのですが

　制作スタッフが忙しくて、なかなか手が付けられません。

　でも、少しづつ・・・やりますよ！！


　本日夕方風雨に負けず、おばあちゃんの施設へ行ってきました。

　貴方も食べなさいと何度も言われつつ食事介助した後、

　例のごとくベッドに入ってのリラックスタイムで

　○○子さんの最近の楽しみはなあに？

　と聞いてみると、ニコニコしながらなかなか答えない

　そうねぇ、、、、、、、、もう質問を忘れたころかと思ったら

　こういう時かしら、、、ってうれしい答えでした。

　笑いながら、手をきゅっと握っていました。。。

　外は台風でも心は晴れ  です。

カラスウリ 唐朱瓜

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　私が持って帰ってきた実です

　昨日夕方散歩に行ったら、

　林の中に何やら赤い実が・・・

　カラスウリです。

　カメラを持っていかなかったので

　写真をお借りしてきました。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

　こんな感じでたくさん実っていました。

　私はこの赤い実が好きです。

　きれいですものね！

　つる性の植物で、花は夜咲いて朝は萎んでしまうらしい。

　見たことがありません。

　これも、借り物。


　　　　　　　　　　　　　　　

　花も美しく、怪しい。

　雄花、雌花があるようです。

　一度見たいものだと思い、持ってきた赤い実の種を

　植えてみようかと思っています。



　さて、根付くでしょうか・・・？　






　

秋のバラ

　今が見ごろらしいと聞き

　秋のバラを見に、京成バラ園に行ってきました。


　　　　　　　　　　　　　　　


　咲いていました、咲いていました。

　美しいバラたちが。



　　　　　　　　　　　　　　　


　ローズヒップも出来ていましたよ。


　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　



　どーですか？　きれいでしょう！！


　　　　　　　　　　　　　　　


　奥のほうのお庭には、小川も流れ



　　　　　　　　　　　　　　　


　癒されました・・・。あ～～～、よかった。



　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　


　最後はバラのシフォンケーキとコーヒーで

　庭園を眺めながらのひと時 でした。。。　

万歩計

　万歩計を買ってみました。

　腕時計タイプのお洒落なものです。

　足首に付けてもよさそう、と思い

　スラックスをはいていたので足首に装着し、歩数を計りました。

　初計測でしたが、今日は休日なので

　あまり動きません。

　したがって、今見たら　3523歩 しか歩いていません。

　一日一万歩と聞きます。

　本日ははるかに届かず、運動不足？

　まあ、休日だから・・・。


　「朝の散歩」 なんて出来たらいいけれど、

　夜型の私には、辛いです。


　いつもは地下鉄のエスカレーターも

　歩くことにしているのですがね～。

　大江戸線などは深いですぞ。

　長～いエスカレーターが二つもあります。


　ごたごた言わずに、明日からしっかり

　一日一万歩 目指して歩くことにいたします。せっせと！




　

寄り添っているだけでいい・・・

　恋人、夫婦のことではありません。

　火曜日におばあちゃんのところに行くと

　あんたが来てくれるころだと思っていたわよ。
　
　口が回らないのに一生懸命

　とニコニコ顔で言ってくれました。

　私が誰だかわかっていなくてもいいのです。
　

　雑談のあと、食事介助を終えて

　ベッドに横になると

　さて、ゆっくりリラックスタイムです。

　私にとってのリラックスタイムでもあるかも、

　しれません。


　例のごとく私もベッドに足を入れ、

　狭いベッドですから私の足は

　おばあちゃんの背中にぴったりとくっつく形です。

　あんたも横になりなさい。

　と言われながらも、そのうちにじんわり私の足が

　暖かくなってきます。

　「こうしてると足が暖かくて気持ち良くなってくるけど

　○○子さんも背中のあたり、暖かい？」

　と聞くと

　「そう、暖かいね～。」とニコニコ。

　このごろ舌が回らなくて。

　というけれど、悩む様子がないのが救いかもしれない。

　「イライラする？」

　「別にしないわね。」

　私だったら、イライラするのだろうけれど

　気力がないということなのか・・・。


　ちょっとさみしい気がするけれど、

　体力もなくなってきているおばあちゃんを見ていると

　私の暖かさをたくさん

　たくさん伝えたいと思いました。。。





　

　

馬っ鹿じゃないの？！

　これは最近（？）自分に向かって吐く言葉です。

　恥を承知で披露。

　例えば

　バッグの中に入れたはずのものがない・・・

　机の上、引き出しの中、他のバッグの中、

　散々探し回った挙句、

　もう一度バッグの中身を全部出すと

　なんと、中から出てくるではありませんか・・・

　そして

　「馬っ鹿じゃないの？！」　となるのです。



　今日は用事で目黒まで行ったのですが、

　三田まで出て、浅草線に乗り確かに成田空港行きに乗った

　と思ったら、羽田空港行きでありました。

　気付くのが３駅位ならまだ許せるのですが

　イヤホーンで歌の勉強をしていたら

　なんと羽田まで行ってしまったのです。


　「馬っ鹿じゃないの？！」

　自分で自分に呆れます。


　冷静さが足りないのでしょうか？

　はたまた、もう手遅れな状態なのでしょうか？

　母より先にボケてしまったら・・・


　どうしよう～～～！
（しかし今に始まったことではないかも。ウ～ム）


　仕方ない。

　こんな自分を叱咤激励しながら頑張るしかないようです。





　

野良猫を飼った？

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　チカちゃんです

　我が母の、箱入りネコちゃんである

　チカちゃんは、いまだ帰らず・・・

　どこかで保護されているのならいいのですが。


　今日母の家に行ったら、茶色の野良猫が外に来ていた。

　いつも追い払っていたので、

　私も うちには来ないで！と追い払おうと思ったら

　なんと、

　 駄目よ！飼ってるんだから！！と強い口調。

　え～～？？？

　母の顔を見ると、

　好きじゃないんだけど、、、

　餌をあげるからチカちゃんを探してきてね。

　と頼んでいるのだという。

　もし見つけてくれたら、毎晩食べ物をあげるからって。


　そして、そのネコに言い聞かせているのです。



　ああ、神様。チカちゃんを返してください。。。 

復活、ふっか～つ！

　この6日間ほど、体調不良に陥っていましたが

　今日恐る恐るレッスンに行ってみました。

　それも、ボイストレーニングと、ジャズダンス。


　ボイストレーニングでは、ずっと年上である先生のパワーを

　いただいて大汗をかいて声を出し、

　ジャズダンスでは同年代の先生のパワーを

　いただいて楽しく激しく？レッスンをしてきました。

　大丈夫。

　元気にレッスンが出来たのです。

　復活！！

　疲れをため込んだだけでした。

　お金は貯めるのが下手な私ですが

　疲れは貯めこんでしまうようです。

　困ったものですね。


　何をするにも体力勝負。

　施設に行くと、お年寄りがいつも言ってらっしゃいます。

　健康が一番！だと。



　どうも私は自分の健康を過信しすぎる傾向があるようです。

　自信過剰は慎みましょう。。。 ネ！




　

草笛

　今日の午後、自転車で郵便局まで行ったところ

　お店の前でそのお店の女主人が素敵な曲を

　奏でていました。

　草笛です。

　気になりながら通り過ぎ、郵便局で用事を済ませての

　帰り道、まだ彼女は草笛を気持ちよさそうに吹いていました。

　
　私の好奇心がうずうずしだし、

　自転車を止めて、「それ、難しいのですか？」と

　尋ねてしまいました。

　満面の笑みで、お店に招き入れられ

　葉っぱを手渡され、吹き方の練習に取り掛かっていました。


　しかし、音はなかなか鳴りません。

　羨ましい音色・・・悔しい・・・何度も試す！

　が、出ません。

　その方は草笛の会の会員で、近々発表会があるので

　度胸を付けるためにお店の前で吹いていらしたのです。

　私に、なんとか音だけでも出させてくれようと

　指導してくださいましたが、無理のようで

　２枚の葉っぱと練習用の発明笛を下さいました。


　家に帰ってからも、フー、フー、と何度も何度も

　練習、口笛を吹く要領・・・葉っぱの縁を振動させる・・・

　と考えに考え、どこを抑えるか、試行錯誤の何時間かの末

　やっと出ました。音が！

　プー、プー、プーと。

　まだまだ、音階には程遠いけど、音だけは出たのです。


　素朴なあの音色で、一曲でも曲が吹けるようになったら

　素敵なのにと夢見ながら

　しばらくは壊れた楽器のようなプー、プー、という音を

　吹いてひんしゅくをかうことでしょう。。。

秋桜に癒される

　無性に自然に浸りたくなり、

　コスモスの花を見に行きたい！

　と、急遽車で近くのこすもす畑へ出かけました。


　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　



　コスモス祭りをあと二週間ほどに控えたそこは

　久しぶりに晴れ渡った日曜日を満喫する人々が

　のんびり散歩したり、楽しんでいました。


　　　　　　　　　　　　　　　



　まだ身体は本調子ではなかったけれど

　のびのびした自然に触れ、の～んびり コスモスを眺め

　休憩所でソフトクリームなど食べて、

　いい時間を持つことができました。。。


　　　　　　　　　　　　　　　

心臓が・・・。

　心臓がドキドキ・・・ドドキ・ドキ・・・

　もう私は終わりか・・・と思いきや

　ただの、ストレス性の不整脈らしい。

　歩いただけでも、心臓が苦しくなる。

　自宅の階段を上がっただけでも、ドキドキと鼓動が激しくなる。

　珍しくジャズダンスのレッスンを休む。

　一体どうしたのだろうと、情けなくなるものの、

　病気ではないらしい。

　安静にゆっくり休みなさいとの診断。

　がんばりすぎたのでしょうか？

　若いつもりは心のみで、身体は衰えている？

　そんなはずはない！

　私の知る人は、心臓が３分の２しかないのに

　大好きなテニスをしている。。。

　そして９０歳、１００歳から見たら、私などまだまだ若造！


　しかし、仕事の後はゆっくり休養したほうが

　良さそうです。

　ちと、許容範囲を超えていたのかも知れません。

　来週は、様子を見ながらレッスンに参加しようと

　思っています。


　ご心配なく！！

人の役に立つ！

　「人の役に立つこと」　は大人の私たちが生きていくうえで

　一番必要なことかもしれないと、お年寄りたちと話していて

　思うこのごろです。


　死にたい！ という90才のお年寄りは、

　自分はもう人の役に立たないから、とおっしゃいました。

　子供の役に立ち、夫の役に立ち、舅姑の役に立ち、

　一人になり施設に入って役に立つことができなくなった。

　介護され、迷惑をかけるばかり・・・。

　生きていてもうなにもいいことはないと。


　人には３つの基本的欲求があります。

　愛し愛される欲求、人の役に立ちたい欲求、安心安全でいたい欲求、

　人の役に立とうとすることは、

　愛することに愛されることにつながっているとおもうのです。

　彼女に私が言えたことは、いろいろ苦労をされて生きてこられて

　○○さんは努力努力の素晴らしい生き方をされて来られましたね。

　○○さんは私の目標です。

　今も、介助している若い人たちに○○さんの生き方は

　勇気を与えているのですよ。

　そして、いろいろな気付きを与え、役に立っているではありませんか。

　私も毎週○○さんに会うのを楽しみに来ているのです。

　俯いて顔を見ようともしない彼女の背を撫で、

　首の後ろをタッチングしながら
　
　私のぬくもりを愛を伝えようとしました。

　彼女はたとえ週一度でも声をかけてくれる方があるのは

　うれしい。と声をふるわせました。

　○○さんは知的で積極的な生き方をして来られました。

　彼女なら、他のお年寄りの相談相手になって差し上げられる。

　たとえ、身体が動かなくても役に立つことはできる。

　施設に入っても、その人、その人にできることは必ずあるはず。

　何かをしていただくことは、その方の自尊心を高め

　尊厳を回復することにつながるのではないでしょうか？

　出来ることを探してさし上げて欲しいです。


　出来ることまで取り上げてしまうことのないようにしたいですね。。。