今日は施設にいるおばあちゃんの誕生日でした。
91歳になりました。
先月半ばから今月末まで、インフルエンザとノロウィルス予防のため
外部者立ち入り禁止というお年寄りにも家族にも厳しいことになっている最中
ですが、先月から是非お誕生日は面会させていただけるよう頼み込み、
承諾をとっていました。
出かけていくと、1階の会議室も応接室も使用していて空き部屋がありません。
仕方なく、マスク着用なら3階のおばあちゃんの個室で昼食とお話をしても
かまわないと許可が出ました。
上がっていくと、エレベーターの側で1階に降りる用意をしたおばあちゃんが
車いすで待機していました。
早速行って、しばらくぶりですね~、会いたかったけど外から風邪の菌を
運んでこないようにって面会出来なかったの。調子はどう?と話しかけました。
一目瞭然、疲れた感じです。疲れているようだけど…今日はお風呂の日だから
午前中にお風呂に入ったばかりでちょっと疲れてる?
すると閉じたような目が少し開いてじっと私を見てくださいました。
部屋に行くとちゃんと食事介助できるように、職員さんがテーブルとイスを
用意して下さっていました。
今日のメニューは、鯛の料理と里芋の煮物、ホウレンソウ、デザートにゼリー、
みかんでした。
ミキサー食なので職員さんに教えていただかないとわかりませんでしたが。
鯛なんて、お誕生日にふさわしいメニューですね!
というと、おばあちゃん、嬉しそうに笑ってくれました。
食事介助は時間がかかりましたが(1時間は経っていました)後半は
ずいぶんペースが速くなり、元気が出て来ました。最初に口にしたものが
少しエネルギーになったのかしら、などと元気づけていると、大きな目を開けて
カレンダーを見ているのです。そこで、後で渡すプレゼントに名前を書こうと
持っていたマジックで24日のところに星印とBirthdayと書き込みました。
読めなかったと思いますが、今日のところに星印と英語でバースデーと
書いておきましたよ、と報告。おばあちゃんはデザートを食べながらも時々
カレンダーを見ていました。
食事が終わったら、いよいよプレゼントの時間。
ベッドの中の膝当てにいいと思った、ふわふわクッションと
着やすいおしゃれなカットソーを開け、名前を書いたり
クッションをおばあちゃんの頬に当て、ふわふわ感を味わってもらったり、
カットソーを見ながら、発語はないもののおばあちゃんは嬉しそうでした。
いくつになっても女性は女性ですもの。プレゼントはうれしいし、
新しい服は気分を変えてくれるでしょう。
認知症ですから、1時間後には私が行ったことを忘れるかもしれませんが、
その瞬間いい時間を過ごせればいいのです。
来年も、元気でお誕生日が迎えられますように!!
胃の調子は昨日よりはいいのですが、まだ痛く、少食です。
母は、私より良くなったようですが、まだ本調子ではありません。
いつものように、もう死ぬんじゃないかと思う…とか口走っていました。
私は、TAPdanceレッスン日だけれどお休みせざるを得ませんでした。
何のこれしき…と、行こうと思い早起きしたのですが、胃が痛みだし…断念。
3月1日からは稽古も始まるし、近々5月の舞台のチラシ撮影もあり、
6月~7月にかけての舞台の面接もあります。
他人に迷惑をかけてはいけないので、観念して病院へ行くことにました。
母の付き添いで先日行ったときに午前中めちゃくちゃ混んでいたので
今日は夕方にしたのですが、これがまた混んでいるのなんの
やはり2時間はかかりました。
待ち時間は皆仕方なくテレビなどを見て過ごすのですが、人間観察も
してみました。いろいろな方たちが来ているのです。
午前中は圧倒的にお年寄りが多いのですが、
夕方は小学生を連れたお母さん、
会社を早引けしてきたような顔色の悪いサラリーマン、
部活で怪我をして治療に来ているらしい高校生(ジャージを着ていました)、
腰を痛めたおじさん(電気をかけに呼ばれていました)、
マスクのおばさま(時々咳をしていらっしゃる)、
ご夫婦で来ている(どちらが病気かわからない)おしゃべりな二人、
前に斜めになっておばあさんにつかまりながら処置室に歩いていく
気の毒なおじいちゃん(おばあさんが、そんなに押したら私が倒れちゃう、と
悲鳴を上げていました。看護師さんが助けに入ったようです。)
気持ちは前に歩きたいけど、足がいうことを聞かないのでしょう。
携帯ばかりいじっているOL?
マスクをして、コートのままこれまた携帯をいじる若いサラリーマン。
処置室から出てきた、おじいさんと手をつないで帰っていく、腰のひどく
曲がったおばあちゃん(顔が床から30㎝くらいでした)お気の毒に…と思ったら、
ドアの外から元気な声で、先生ありがとう!看護婦さんありがとう!
と言いながら帰って行かれました。(お元気でね!!)
そして私、胃を抑えつつ人のことを見ている、変な女!
私の後ろにいる方たちは入っていませんが、実に個性的なメンバーです。
なんか芝居が出来そう…などと思いながら過ごしてしまいました。
先週の日曜日から母が具合悪く、風邪が治ったと思ったら
今度はお腹、腸の調子が良くないらしく、食欲なし。
今日はお昼はうどん少々、夜はお豆腐と卵のスープ。
早く回復して、なんでも食べてくれるようになりますように…。
と言っている私も昨日の夕方あたりからみぞおちのあたりが痛く、
夜は呑みかつ食べしたのに今日は食欲がなくなってしまいました。
そこで、大根おろしを食べ、おわり。
妙な療法ですが、ジアスターゼだし、絶食よりはいいかなと思ってです。
木曜日が忙しかった(老健から4月の芝居の顔合わせに飛んで行き、
終わってpm9:30~夕食)所為か、お酒の飲みすぎか、
土曜日の映画WSで神経使った?
しかし、木曜日の顔合わせ・本読み・WSのいくつかの課題も楽しかった。
A組・B組と分かれているし、ショートストーリー4本です、
全員が集まるのは舞台稽古までないらしく、顔合わせ終わってからの
食事・呑み会も楽しみました。
土曜日の関本郁夫監督のWSも、ドラマチックないいシーンをやらせていただき、
とても難しいシーンでしたが、監督の私へのダメ出しはもちろん、ほかの方々への
ダメ出しや、言葉が胸に響きました。
やはり私は、舞台俳優生活が長いので、稽古場で演技すると舞台用に
なってしまうらしい。
感情や、間はいいけれど…と、また、直していただきました。
使い分けなくちゃですね。
先月から、監督の作品を見たり、課題の脚本全部を読んだりしていたら、
だんだん、映画がやってみたくなって来ています。
これは、オファーが来なければ、自分ではどうしようもありませんが、
念じながら、時々口にしていましょう。
舞台も映画も、俳優は体力勝負!早く体調を戻さねばならないので、
今日は早めに就寝いたします。。。
最近我が家に遊びに来る、ジョウビタキ!
凄く可愛いと思いませんか!?
人懐っこく慣れてくると人の手から餌をとるとか。
手なずけてみたいものですが、そこまで暇がありません。
今日は普通ならTAPdanceレッスンなのですが、一昨日から
母の微熱と下痢騒ぎで、病院に行く羽目になりました。
待ち時間の長いことと言ったらありません。付き添いの私まで
疲れ果ててしまいました。
そこで、昼食を済ませ、家に帰って一息つき、天気のいいことに救われつつ
夕方の買い物がてら、印旛沼まで車を走らせ、バードウォッチングしに
出かけました。
いました、いました。
始めに出会ったのは、マヒワ? 私を警戒中!
次は浄水場あたりで、
カワウが夕陽を見て、たそがれていました。。。
印旛沼にも生息するカワセミには、残念ながら出会うことは出来ませんでしたが、
残念…と思って歩いていたら、私はどう?とでも言いたげに
百舌鳥(モズ)がこちらを見てポーズをとってくれていました。
そして、最後に見たのが、アオジ。
枝が邪魔していましたが、チチチ、とかわいらしい声で歌っていました。
いい空気を吸ってリフレッシュしたら、車の中で台本読み!!
今週は4月の舞台「ショートストーリーセレクト4」の初顔合わせもあります。
野鳥のように、逞しく、可愛く?、元気に頑張らなくっちゃ!
帰りには素晴らしい夕日を、眺めにまた車を走らせました。
素敵な夕日でした。。。
家の中でのストレスが溜まりすぎ、爆発しそうな?気配でしたので、
気功整体へ行き調整していただきました。
でも、すぐには家に帰る気になれず、晴れていたので公園へ。
まだまだ何もない木々の中、1本だけ紅梅が咲いていました。
そして、寒い中水の流れる小川の側には、
シナマンサク(キンロウバイ)の黄色い花がまだ枯葉の残る枝に咲いていました。
少し遠くの木の下では、シジュウカラの群れが餌をついばんでいました。
寒い公園でしたが、池にはカワセミもいました。
カメラを構え、頑張ったのですが 残念なことに、ちょっと遠すぎて、
手持ちの望遠では手振れでボケてしまったので、近いうちにリベンジ!
1脚でも持ち、カワセミを撮りに行きたいと思っています。
カメラをもって自然の中にいるたら、気分も落ち着きました。。。
今日は老健に行った日です。
私のいる3階の部屋からは、晴れ渡った青空と窓近くの木々たちに
時々やってくる小鳥たちが目に留まります。
スズメ、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリ、いろいろな鳥たちが
羽を休めまた飛び立っていきます。
珍しく、ヤマガラ(山雀)がやってきて、羽繕いしていました。
今日はカメラがバッグに入っていたので、望遠で撮ることが出来ました。
細い木の枝の影が一緒に写ってしまいましたが、かわいい小鳥でした。
カワラヒワも望遠で撮ることが出来ました。モスグリーンで綺麗です。
今日のバリデーションでは、グループの仲間でもあり、
最近体力がなくなってきて気になっていたTさんが来週特養に移られる
と聞き、少々ショックを受けていたのですが、昼食の後、Tさんを
部屋に招き、冷たい、力の入らない手をタクティールしながら
お話しした時です。本人が、嫁さんが〇〇町に、(山の方だけど)新しい
ここみたいなところ(施設ですね)ができたから移ろうかと言ってきた、
まだ返事してないけど、行ってみようと思う。との話が出ました。
私は、そうですね、新しいところも気持ちが良くていいかもしれませんね、
会えなくなるのは淋しいですが…、と答えました。
これで、私も少し安心したのですが、どうせ認知症だからと、
本人が知らないうちに引っ越ししてしまったら…と心配していたのです。
ご本人は私やクリちゃんが行くと「今日は木曜日だね」と、楽しみに
していて下さったし、一番に私たちの部屋にいらっしゃる方で、
なんでも分かっている方だったからです。
最近は、「力も入らないし、涎も出る、涙も鼻水もでるで、もうおしまいだ」
と、元気がありません。
来週はもう新しい特養に引っ越されていると思いますが、どうか
そこの職員さんたちが親切でありますように!!と祈ります。
我が家のチューリップも芽をだしました。今日は立春!でも明日は雪になるとか…。
先週あった関本郁夫監督のWS、台本を全部読んでいなかったので、
参加者の一番若いTさんから、ページを1枚づつ写真に写したものを
アルバムにしてLINEで送ってもらいました。
凄い!便利!と思いきや、icloudphotoでPCに持ってきたまでは
よかったのです。
日曜日に送ってもらい、月曜日はカフェなど行って一休み。
昨日はTAPdanceレッスンに行って汗を流し、3時過ぎ家に帰りついて
印刷しようとしたら、なんと薄い暗いでひどく読みづらいのです。
それは許せない、と写真(台本)1枚づつ画像調整しました。
140ページ。。。そして、夜中に印刷。
まだあります。写真はページ順に印刷できなかったので、テーブルの上で
振り分け作業。
ああ、何やっているんだろう、台本をあの時お借りしてコンビニでコピー
していたら、とっくに読み終えていたのに。
私っていつも、しなくともいい苦労をしてしまうらしい、要領がわるいのか
不器用なのか、完璧主義?なのか…
などと思いながら、昨夜?(今朝)読み終えました。
切ない物語でした。。。
とある雑誌に、我が家からそう遠くないところに「松虫寺」という
由緒正しいお寺があり、その近くに美味しいコーヒーを出すお店があると
書いてありました。
好奇心旺盛な私は、行きたくて1週間程前からうずうずしていました。
今日は、たまたまTAPdanceレッスンが明日に振替になり、
時間が出来たので、急遽近くの友人を誘いドライブしました。
風は冷たいものの、お天気も良く、家から30分程のそこはもはや田舎
そのもの、ドライブしていても旅行にでも行ったような気分に浸れました。
松虫寺と言っても、京都の鈴虫寺と違い、松虫はいません。
言い伝えによれば、聖武天皇の皇女 松虫姫が不治の病にかかり、
占い師の言によりこの地を訪れ、病を治したといわれる
薬師如来(昭和34年6月、国重要文化財に指定)を祀っています。
いち早く、梅が咲き始めていました。
枝垂れ桜もあり、アジサイ寺としても有名らしいのです。
今まで知りませんでしたが、これからまた楽しみが増えました。
すぐ近くに、知る人ぞ知る美味しいコーヒーを出すカフェがあります。
今日の目的はこのカフェでした。
自家焙煎しているので、いい香りが部屋中を漂っています。
春からは戸外でも味わえます。
帰りには、木立の茂る道を少し散歩しました。
広い竹藪もあり、いい散歩が出来ました。
一応携帯で撮影しましたが、カメラを持たずに行ったことを後悔しました。
最近walkingに行けていませんが、時々は自然の中に身を置きたいものです。
リフレッシュできますね。。。
先週の土曜日、映画界の重鎮・関本郁夫監督のワークショップに参加してきました。
今まで映像の世界に縁がなかったのですが、たまたま私の事務所の社長沙和と
行った、忘年会の主催者が今回のWS主催者で、監督も出席していらしたので
WSに出てみる機会を頂きました。
10日ほど前に事務所にFAXしていただいた映画台本の中の2シーン。
長台詞もあります。
台詞を覚えていただかないと、出て行ってもらうことになります、と
主催者が電話でおっしゃったとか。10日もあればまず大丈夫!
舞台は何十年もやっているのですが、映画界はほとんど知りません。
どんなWSになるのだろうかと、わくわくドキドキしていました。
きっと私が一番年長でしょうから、恥をかく場ではありますが、最小限に
とどめたい…とばかり想像力たくましく役作り。
車の中や湯船の中、歩きながらブツブツとセリフ覚えと
その場の心理を考えて過ごしていました。
さて、当日は11人ほどの出席者で、監督は場の設定のみで、
何も言わず、まず出席者全員に自分なりのものをやらせてみて、
2回目にはダメ出しをしながら各人に合わせて演出、
3回目はそれを膨らませていく、というやり方でしたでしょうか。
それぞれみなさん個性があって、見ていても勉強になるし面白かった。
私は、映画だからと自分では抑えていたつもりでしたが、舞台なら
それでいいが、力を抜いて何もしないで…とのアドバイス。
心の動きは同じですが声や動き、表情も抑えて丁度良くなったようです。
微妙~です。
3時間半ほどのワークショップ。
あっという間に終わってしまいました。
そのあとは、呑み会。
監督も気さくですし、参加した若い人たちとも友達になり、
得るものの多い一日となりました。。。