昨日、病院へおばあちゃんの昼食介助に行って分かったのですが、
いつも食事や前掛けと一緒に大きな注射器のようなものが置かれていて、
何なのだろうと思っていましたが、普段はそれ、カテーテルチップシリンジ
というらしいですが、それで食事(ミキサー食のドロドロ)を口に流し込まれている
らしいのです。
カテーテルシリンジ
私が食事介助に行ったときは、時間はかかりますが、スプーンで食べてくれます。
だんだん口を開かなくなり、おかしいなと思ったのですが、
私が来たときはスプーンで食べましょうね、施設に帰っても
スプーンで食べるのだから、口を開けて食べ物を入れてね。
と耳元でいうと、口を開けてくれるようになったのです。
しかし、昨日看護師さんの口から、
口を開いてくれないので、普段はいつも注射器で食べてもらっているんですけど、
結構食べてくれますよ。と聞かされ、唖然としました。いつも?
時間がないのかもしれませんが、私には虐待としか思えません。
もうすぐ、来週には退院かもしれませんし、できれば注射器での食介
ではなく、スプーンでお願いしたいのですが、といいましたが、
いい顔をしませんでした。
先程、カテーテルチップシリンジでの食事介助について調べたら、
施設でも使っているところがあるようで、お年寄りが辛そうで、
介助の方も辛い、無理やりこれで食べないと死んでしまうと思いこむ、
との相談がありました。
答えは、こんなでした。
利用者がその食事を無理なく食べれることに視点を置くべきでしょう。
嫌がる時点で介助方法に問題があるのか、それとも本人がもう食べたくないのかを考えることが大事です。
食べたくないのなら本人の意思を尊重することが第一です。
嫌、食べれなかったら生命の危機では?だから食べさせることが必要と考えるかも知れません。ですが食べれないことで生命の維持ができない場合は、もう医療への転換(胃瘻等)やターミナルケアを考える時期にあり家族や他専門職との話し合いを持つことが必要です。
胃瘻を望まない家族の場合、尊厳を保つことを優先し無理やりの食事介助はせずに食べれる時に食べれる分だけの提供をする介護の方向性を確認し同意を得ることが必要です。
うちのおばあちゃんは、スプーンで食べられるのに、注射器?
毎日食事介助にいけない私は、辛いです。
おばあちゃん本人が最も辛いのではないかと思います。
。
そのうち、人手不足の病院や施設は、お年寄りに対しこんな食事介助を
するところが多くなりそうで、怖くなりました。
おばあちゃん、頑張って早く退院してほしいです!!