一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

親孝行企画 4

2017-11-03 21:23:15 | 介護・介助


今回は、初めて叔母を含め、三人での1泊旅行になりました。

場所は、犬吠埼。

車で2時間弱です。我が家をゆっくりと出発し、佐原の美味しい鰻屋さんで昼食を摂り

ました。二人ともうな重を驚くような食欲で、ごはん少しを残して食べてくれました。

私の方が残すごはんが多く、参りました。二人とも、元気な証拠!よかった。

ホテルチェックイン3時半。

海を眺めるのは、やはり気持ちがゆったりします。

部屋はベッド2つの部屋と畳の部屋続き。母と叔母はいつもベッドなので、助かりました。









部屋に入ると、目の前の海に白い月が、満月は4日ですが、2日の日も

ほぼ丸い月が夕焼けの雲の上に、浮かんでいました。部屋の窓からしばし、海の景色と

夕焼けの空、月を眺め、運転の疲れを癒しました。夜は曇ってしまい、遅くには雨となりましたが。

母と叔母は、波に洗われる岩々を観て、だれか人がいる、とか、馬がいるとか言って

不思議そうに、二人で話しながらいつまでも見ていました。


 

叔母は白内障なのですが、眼科に行くように誘っても、まだ早いと言って聞きません。

幾ら私が、岩よと言っても、耳を貸しません。・・・ま、いいか。そう思いたいのかもしれません。

そして、その後温泉に入りに、大浴場へ。

叔母は脱衣場でいつまでも脱がないので、促すと、温泉は嫌いだとか、お姉ちゃんを見守るために

ついてきとか言い出し、母にあれこれ指図しだすので、母は私一人で大丈夫だから、

入らないのなら、部屋で休んでいたほうが叔母さんも疲れないからと帰ってもらいました。

母や叔母は、デーサービスで週4日お風呂に入るので、最近は家のお風呂には入りません。

一緒に温泉は、半年ぶりくらいです。

着替え、身体洗いなど、母は介助が必要になっていましたが、支えながら一緒に湯船に入ったり

露天風呂にもは入れました。


私たちが部屋に帰ると、叔母は、身体を拭いてくると大浴場へ出かけましたので、一人でゆっくり

入りたかったのかも知れません。

母も叔母も疲れていたので、夕食もそこそこに、早く就寝してしまいました。

母のベッドインまで手伝ったら、私の勤めは終わり。

私はそれから、一人でゆっくり温泉につかり足腰を伸ばし、ビールを飲み、部屋で本を読み

眠りにつきました。


今朝早くは、雨が降っていましたが、10時頃には止み、晴れて来ました。ドライブ日和!

本日は予定通り、九十九里へドライブし、お昼はハマグリの網焼きと海鮮料理でしたが、

叔母は車の中で、昔食べたハマグリの話をしていたので、お店で勧めようとしたら、

私は食べない、昔の味と違うから、思い出を大事にしたい、と頑固に食べませんでした。

母は一つ食べて、噛みきれず、断念。(ひょっとしたら、叔母も、ハマグリは今はもう

食べられない、と思って言っていたのかもしれません)

叔母は突然パンが食べたい、私はパンが好きなの、といい出し、メニューにあった

パンの器に入ったハマグリのクラムチャウダーを食べました。

母はチャウダーも海鮮も少しづつ食べられました。

今日は休日だった所為か、私たちは2番目くらいで大して並ばずに座れましたが、お店を出る

時は、随分と待つ方が多くなっていました。


3時前には家に帰りつき、一休み。

二人のお供は大変でしたが、いい旅になりました。

楽しんでもらえたかしら・・・。

明日になったら忘れているかもしれないけど、海を見て、一緒に温泉に入って、何か

感じてくれていたら、それでいいんですが。






コメント
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