一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

母のこと、叔母のこと (^^)

2019-11-27 20:21:00 | 介護・介助



最近は、母の食欲が出てきて、ほっとして

います。

認知症の薬の副作用ではないか、と疑った

私は、訪問診療の先生に、聞いてみまし

た。他の薬に変えても、同じような副作用

が書いてありますから、一時今の薬をやめ

てみましょうか。また、350kcalのエン

シュアを飲むとお腹を下すことが多いの

で、これもやめてみることにしました。す

ると、少しずつ食欲が増してきました。

おかげで、我が家にはエンシュアが3箱(一

箱24缶)以上残っています。私には美味し

いものではないので飲めませんから、必要

になるまでとっておくことにします。その

まま使えなかったとしても、良かった!と

うことで。

また、母はトイレの場所を忘れてしまい、

トイレと書いてある紙も見えません。とい

うか見ていません。私が誘導することにな

りました。そして、トイレの中でも面倒を

ることに。帰り、自分の部屋も分からな

なるので、誘導します。大変ですが、ま

だ自分でトイレに行こうとするのですから

派だと思います。

間に合わず、下着を汚すことが多くな

何回も着替えを手伝っていると、母が

「すいません。ごめんなさい!申し訳あり

ません」というので、切なくなり、「大丈

夫よ。清潔にしておかないと、病気にな

ちゃうからね。」

と、優しい気持ちになります。致仕方なく

リハパンを使い出しました。

叔母は、そんな母に腹を立てて、文句を言

うので、母にそんなことを言っても、忘れ

ちゃってるし、いつ私たちも母のようにな

るか分からないんだから、優しくしようよ

というと、それはそうだけど…とくちご

もっています。


先日、軽井沢の友達から、立派な長芋が送

られてきました。母、おば、私、共々元気

でね、と。早速、とろろ汁と、長芋とささ

身の煮物を作ってみました。母も叔母も気

に入って「美味しい!」と言ってよく食べ

ています。美味しいお芋です。暫くは、と

ろろ汁は定番で、煮物、炒め物、サラダに

と、身体にいい長芋は大活躍しそうです。

ありがたいです。感謝、感謝!!





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸術の秋 その3

2019-11-24 17:30:00 | Weblog








一昨日の雨の降る寒い中、見たい時に見な

いと、見逃すことになるかもしれないと

母と叔母のショートステイ中に、上野の森

美術館の「ゴッホ展」へ出かけて行きまし

た。

あぁ、本物はやはり全然違う!ゴッホの筆

使いと情熱が見えます。私は晩年の作品が

好きです。輝く「麦畑」、「糸杉」、「薔

」。絵葉書も買いましたが、絵は百倍

千倍、いや万倍も素晴らしい!

近くに寄って、筆遣いや絵具の厚さなども

よーく見ましたが、感動です。絵具の厚み

で、糸杉が立体的に見えるし、光っていま

す。ゴッホ自身が130年も前に書いた絵の

前にいることの、幸せ。ゴッホの信念が伝

わってくるようでした。

精神を病んでいて、外に写生に行けなかっ

た時の「サン=レミの療養院の庭」も好き

でした。

「ゴッホ展」は、なんと素敵な時間をプレ

ゼントしてくれたことでしょう。

冷たく寒い帰り道も、心は暖かく豊かでし

た。。。





展覧会で疲れたのですが、夜19:00からは9

月に築地ブティストホールの「ランチ」

で、共演した、駒塚結衣さんの 江戸人情噺

「霞のお千代 その参」作 藤浦 敦 初日を

予約していたので、吉原の元お茶屋さん 金

村で、毒婦傳を拝見?拝聴してきました。

任侠の男たち、江戸の火消したち、ほとん

ど男たちの話、喧嘩を何色もの声音で語る様は、かっこ

いいものでした。お千代も美貌と色気で男

をたらしこみ、大店の女将さんになった

り、素性が知れそうになると、フイッと霞

のように姿を晦ます。小気味がいいくらい

の毒婦。駒塚さんはある時は色気たっぷり

ないい女に、ある時は粋な火消しに、また

ある時は腕の立つ任侠男を見事に演じてい

ました。

交通の便があまり良くないところで、雨も

降り寒い日となったせいで、観客は少な

かったのですが、見事にやり切ってくださ

いました。拍手!!27日までです。


今日は天候には恵まれませんでしたが、

変わらず、欲張りな一日と相成りました。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

機種変更

2019-11-24 00:20:00 | Weblog


我が家の紅葉、ウチワカエデ


iPhone7から、憧れのiPhone11proへ機種

変更しました。三つ目カメラの魅力に惹か

れたのです。

色は、グリーンならすぐありますが、他の

カラーだと、予約となります。と言われた

のですが、早く欲しいけれど、気に入った

カラーの方が、とせっかちな私もぐっと

えゴールドを待つことにしました。そして

待つこと2週間、取りに行くにも予約が必

要で、昨日やっと契約、受取りをしてきま

した。

携帯が新しくなったと、喜んでばかりはい

られません。データーを移すのが結構大変

で、iCloudで保存していたものは簡単に移

せましたが、使えるようになるには、ダウ

ンロードされたアプリに、IDやパスワード

を旧機種のパスワードメモを見ながら、何

回も書き込んで手続きする必要がありまし

た。一番てこずったのは、ウォレットに入

れていたsuicaでした。しかも、電車を乗

り継ぎ乗り継ぎしなければならない時に。

お陰で、電車に乗るのに、一々切符を買わ

なければなりませんでした。携帯に入れら

れるsuicaの便利さをつくづく思うのでし

た。スムーズに使いこなせるまでには、も

う少し時間がかかりそうです。

しかし最近は、携帯同士でスムーズに全て

のデーター引越しが出来るアプリができて

いるようですが、私の旧機種には、それが

入っていなかったので、残念。

次回機種変更の暁には、実に簡単になって

いることでしょうね。

好奇心旺盛も、結構疲れます。


脳トレですネ(笑)





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

芸術の秋 その2

2019-11-21 23:31:00 | Weblog

一昨日19  日の夜に友達からのメールで

 
木内みどりさんが18日急逝された、知らせ
 
を受けとりました。

劇団四季の二期先輩でした。

友達は、親しくお付き合いしていたので

相当ショックを受けていたようです。

研究所の時に、共演もしていましたが、

お会いしていない私でも、ショックなの

ですから。
 
心から、ご冥福をお祈りいたします。



今日は、柳橋のlucite gallery 「おうち」
 
展へ出かけました。12 人のArtistたちが集
 
まって、毎年開いているようです。以前に
 
も伺ったことがありました。
 
私のTAPの先生のご主人が木工デザイナー
 
横川雅也氏で、ブックスタンドと時計を出

品しています。
 




他の方たちはそれぞれ、写真、絵、白い器

付けの器、陶彫、陶のオブジェ、染

鋏、唄(CD)、木の匙、本、などでした。
 

古い柳橋の家を改装したギャラリーの二階
 
からは、裏に面した隅田川や少し上流には
 
スカイツリーが見え、のんびりと落ち着
 
く、まさに「おうち」です。
 
 
沢山のartistたちの作品ですから、一人一人
 
は沢山展示できませんが、個性あふれるセンスの
 
良いものたちばかりで、楽しかったです。
 
見せていただいた後は、二階のカフェで隅
 
田川を眺めながら、美味しいコーヒーと

ケーキをいただき、のんびりしました。






「おうち」展は24 日まで、11:00〜18:00

です。
 
 
夜は、下北沢のoff offシアターで、清水邦
 
夫 作 「楽屋」の初日を見せていただきま
 
した。
 
 


 
 
友人の櫻井ひとみさんが出演だったので。

出演者4人の4役が、なんと、日替わりで

シャッフルするのだそうです。無謀なこと

を考えたのは、還暦企画した藤由美子さん。

1番前しか空いておらず、かぶりつきで見せ

ていただきましたが、皆さん個性的で面白

い!汗が飛んできそうな熱演でした。時間

が有れば、シャッフルする4役を見てみたい

です。残念ながら、時間が取れないので、4

人が4役をどうこなすのか、想像して楽しみ

す。お時間のおありの方は、見に行って

てください!12月1日までです。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

もう一つのゴッホ

2019-11-12 18:35:00 | Weblog



7日に、「ゴッホとヘレーネの森」を見てき

たところですが、8日から公開になったの

は、ジュリアン・シュナーベル監督の『永

遠の門 ゴッホの見た未来』、ゴッホ役は

ウィレム・デフォー、です。

昨日レッスン後に見たかったのですが、時

間が合わず、母たちの帰宅に間に合いませ

ん。断念し、夜にインターネット予約を済

ませて、今日余裕で映画館へ。

ウィレム•デフォーがゴッホを演じ、ゴッホ

の後半生から、ゴッホの目を通し、彼の魂

に、絵画の、芸術の真髄に迫っていまし

た。ウィレム・デフォー65歳が37歳のゴッ

ホを演じられるのは、デフォーが深くゴッ

ホを理解し、素晴らしい演技力でゴッホに

没頭したからだでしょう。画面の中で

ゴッホが語り、ゴッホが生きていました。ヴェネチ

ア国際映画祭で最優秀男優賞を獲得してい

ます。

ゴッホの苦悩、未来への確信。映画後半

牧師との会話のシーンは印象的で、「僕は

未来の人々のために、神に選ばれた」の

台詞には心動かされました。





私としては、ウィレム・デフォーに、アカ

デミー賞主演男優賞を差し上げたい!!


上野の森美術館で、ゴッホ本人の絵と魂

触れられるのが、楽しみです。。。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

 芸術の秋 その1

2019-11-08 00:41:00 | Weblog
 
 先月、29日、30日のシアタークラシックス
 
WSに、お出かけ下さった方々、ありがと
 
うございました。
 
無料なのに、質が高い、面白かった、と

おっしゃっていただき、これは大方演出の
 
三田地 里穂さんへの賛辞と思われますが
 
うれしかったです。絵画でいえば、デッサン

のような舞台だったと思います。照明も衣装も道具も

何もない空間に、役者が役を生きるのですから。


さて、俳優業は暇となりましたが、プライ

ベートでは、母や叔母の病院への付き添い

運転手、家での二人の専属ヘルパー、ピラ

ティス、タップダンスレッスン、自分の

院検査診察(私の心臓はどうやら大人し

今のところ、安定しているようです)

などで、忙しくしています。

今日は、母たちに一泊のショートステイし

てもらい、昼間は映画「ゴッホとヘレーネ
 
の森 クレラー=ミュラー美術館の至宝

を見ました。今開催されている、上野の森

美術館の「ゴッホ展」を観る前に、見てお

きたかったのです。ゴッホは、私の最も好

きな画家なので。


ヘレーネ・ クレラー=ミュラーは、ゴッホ

の後の時代の、オランダの資産家でありな

がら、ゴッホの作品から彼の魂に共感し

ほとんど無名のゴッホの作品を個人で300

点も収集し、美術館を建ててしまった女性

でした。

ゴッホが弟へ書いた手紙や、ヘレーネが

ゴッホについて書いたものを織り混ぜ、

ゴッホの足跡と作品たちを、自然とともにた

どる作品でした。私も、ヘレーネの森とそ

こにある美術館に、死ぬ前に是非行ってみ

たいと思います。

早く行かなきゃ、ですね。  






夜は高円寺へ。予約していた、9月出演

した「ランチ」の演出家、嶽本あゆ美さん

脚本・演出の 女人往生 環 II「パター

チャーラー」と「韋提希イダイケ」の舞台

観賞でした。「ランチ」で共演した杉嶋美

智子さんも出演しています。今日が初日。

始めは、舞踊劇「パターチャーラー」、恋

多き美女パターチャーラーが富、家族、美

貌の全てを失い、ブッダによって救済され

る、物語。なかえ えみさんの舞踊と、能

楽、囃子、義太夫三味線が素晴らしかった。


二本目の現代能「韋提希イダイケ」はブッ

ダの時代と現代を交錯させ、仏説「大舎城

の悲劇」より、生まれる以前に、負の烙印

を負わされた子と、その家族の物語。ア

ジャセ王子と現代の長男を人形(人形造形

作家による)を使いながら、これまた邦楽

が効果的に入れられていました。
 
二本とも、深い話で秋にふさわしい芸術的

な舞台となっていました。

場所は、座・高円寺 8日は13:30 と

18:30の2回です。


コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする