今月、これだけの美術館へ、昼の時間を工面して行っていたにも拘わらず、ブログ更新
出来ずにいました。
ゴッホも良かったけれど、安藤忠雄氏のデザイン、好きです!
やはり、認知症の母と叔母と3人での暮らしは、いろいろな事件やら、しなければ
ならないことが多く、忙しい。おまけに、自分のやりたいこと、舞台俳優業や
美術、映画も見たい、など、わがままなので、自分で自分の首を絞めているところも
あるかもしれません。アハハハ…ハ。
当事者は疲れますが、聞いていたら笑えそうな話に事欠きません。
金曜の夜のことです。母と叔母の部屋から、なにやら不穏な言い争いが…
覗いてみると、叔母が母をベッドに押し倒し、ぼこぼこ打とうとしていました。
あわてて止めに入りましたが、母が叔母に「あんたなんか呼んだ覚えがないのに
何で来たんだ」と言ったとか。叔母がそれを聞き、切れたようです。
しばらく二人を離しましたが、母はすぐ忘れましたが、叔母は鼻息荒く、一人
ブツブツ文句を言っていました。
多分叔母のお節介が過ぎたのでしょう。つねづね、叔母に「叔母さんは、親切だけど
母を少し放っておいて、自分でしてもらうようにしてくださいな」と言っているのですが
何かと手や口を出しては、嫌な顔をされています。
次の日の朝、叔母はめまいがすると言って、一人デーサービスを休み寝ていました。
夜中にトイレに行こうとして、滑って頭を打ったと。
次の日も寝ていましたが、食事は私がベッドから食卓へ介助してあげると
起きてくるのですが、食事は普通に食べられますし、食後は自分で動いて
寝ているかと思うと、母のベッドの布団を敷いたりしていました。 ?
昨日は、叔母がめまいは目から来ているのかも知れない、というので、私も休み
そろそろ白内障の手術をした方がいいと思い、眼科へ一緒に行きました。
検査すると、「白内障の手術はしていますね。」とお医者様。
え?白内障の手術はまだ早い、と何年か前に言われたと本人に聞いていたので
目が・になりました。結局目は何でもないので、メガネを作るべく視力検査のみ。
午後一で、いつもの訪問診療のお医者様に診察していただき、紹介状をもらって
総合病院へ。CT検査をしました。
異常なし、頭も傷なし、ちょっと打ち身のように赤くなったところはあるものの
薬も塗らなくて大丈夫、めまいの薬を出しておきましょう。
と、一日がかりでした。
本人、入院するんじゃないか、明日にも死にそうなことを言っていたのに、病院から
の帰りは歩調もしっかり。病は気から!
結局、心配してほしかった…のでしょうか。。。
誰かの役に立ちたい、誰かに必要とされたいと思うのは、当然ですものね。
先月11月に撮影の神宮外苑イチョウ並木
先日、TCワークショップが主催した目黒区民への
「 観客のための 『演劇創作プロセス』 鑑賞講座 」 が終わりました。
公開稽古場10/27、11/24、劇場稽古公開11/27、とモノローグを計6作品
演じました。すべて演出家の三田地里穂さんの翻訳です。新作もありました。
昼夜2作品づつで4本。4人の出演者で8本。2作品は続けて演じます。
俳優は、きちんと演じ分けが出来ているかを、見られるわけです。
恐いですね~。しかし、やりがいがありました。
6作品、6人の女性それぞれの人生の一部を切り取った、5~10分のモノローグ
ですが、渡されていた課題は、全体の半分であったり、結末の2行ほどが
ない状態でした。公開コーチングの最後に、後半を渡され、演じた後に初見で
台詞を読むのですが、役で読みながらも私個人が、なるほど…と思ったり、
そう考えるのか、と発見したり、感動したり、不思議な体験をさせていただきました。
公開稽古ですから、まだまだ完成には遠いのですが、三田地演出の的確なコーチングで
私が形創った人物を、さらに深めていける内容だったので、
観客は俳優の変化していくのを、面白く思われたのではないでしょうか。
普段は俳優が恥をかく場所である稽古場を、公開するのですから、あまり歓迎では
無いのですが、俳優として学ぶことの多い体験でした。
学びは、尽きません。。。