美しさにしばし足を止めた 山茶花
母とは6回目、叔母が同居、参加して3回目のドライブ温泉旅行をして来ました。
叔母が、海より山のほうがいい、というので、以前母と行った養老渓谷に決めました。宿は別の旅館へ。
自宅から1時間40分ほどで行けるので、家でお昼を食べてから出発。
朝は天候が良くなかったのに、出発13:00には、青空となりました。
ゆっくり、1時間位走った市原SAで、コーヒーで休憩。
今回は、叔母や母は退屈せず、遠い遠いと文句も言われずに、機嫌よく旅館に着くことができました。
旅館では、年寄り2人連れということで、ベッドが二つある和洋室を用意してくださいました。
また、お風呂も近いから、貸切風呂を使ってください。とサービス満点。
旅館の案内を見て、叔母が独り言。
へー、ここって、温泉があるの?って(笑)
テレビを見ながら、しばらく休み、さて、温泉へ。
母と私は身体を洗って、先に浴槽に。気持ちよさそうに母はリラックス。
叔母は1人でやりたがり、遅くなって入ってきたので、シャワーで身体を流してあげようとしたら
お湯が熱い熱いと叫び、ぬるーくしてかけてあげたのに、今度は温泉が熱いと、
入らずに水で薄めて体にかけただけで、上がってしまいました。
頭には、毛糸の帽子を被ったままだったので、脱いだ方がいいと言っただけで、機嫌が悪くなり
私はこのままでいいの!!と怒り出したのでので、触らぬ神に祟りなし、と黙りました。
ん〜難しい。
お陰で、母の世話だけで済みましたが。
食事の時は、叔母も機嫌を直し、たくさんの美味しい料理を、三人とも食べ切れずに断念するほどでした。
夜は、二人ともベッドですが、トイレに起きる度私が案内。明けがたやっと少し寝ました。
叔母は、自分がトイレに行くと、母を起こし、「私が今行ったんだから、行くんなら連れて行くわよ」
ん〜、優しいな。喧嘩していても、お姉さん思いで。と思ったのですが
「ん?どうするの?行くの?いかないの?え?あんたはグジュグジュ言ってて、何行ってんだか
わからない。はっきり言ってよ。行くの?行かないの?」
母が小さな声で「今はまだいい」と言ったのに、聞こえなかったと見えて、また繰り返し出したので
私が助け舟「今は行かないって小さい声で言ってたから寝かせてあげて。」
「じゃ、行く時は起こしてね。連れてってあげるから!」 やっと静かになりました。
しかし、5分も経たないうちに、「まだ行かないの?行っといたほうがいいわよ。どうなの?」
と始まったので、再び「眠いみたいだから、寝かせててあげて下さい。」と
叔母は「わかりました!!」また、機嫌が悪くなってしまいました。
お姉ちゃん思いの、妹ですが、お節介が多いのです。
朝には、もう忘れているので、助かります。
二人とも、ドライブ中も外を見て、こんな山の中に来たのは、小学校の時におばあちゃんの家に
行った時以来かもしれないね。と話したり、携帯から流したバラが咲いた♪ を一緒に歌ったり
休憩のSAでアイスクリームを食べたり、楽しみました。
母や叔母の笑顔を見ると、心から良かったと思えます。
あー、疲れたけど、よかった!!