ランチに行ったレストランの窓の側の木に、沢山の小鳥たちが・・・。
小型デジカメでしたから、これが精いっぱい。
昨日は、おばあちゃんの施設へ行き、昼食の介助とコミュニケーション
をとりに行ったのですが、職員さんの手の回らない所で、同じテーブル
にいらっしゃるお年寄りとお話する機会をもちました。
私としては顔見知りですが、Sさんにとってはその場所が
初めての所であり、不安で困っていらっしゃるのです。
私はどこからここに来たんでしょうか?ここにいていいのでしょうか?
本当にこんなことになったら、どんなに不安で怖い事でしょう。
精一杯、誠実にこの方の不安に対応しようと努力しました。
おばあちゃんは、その方のこともお隣のKさんのことも、
口は利かないけれど、よくわかっていらっしゃるようで、私の目を見て
頷いていました。
昼食は、ミキサー食でしたが、大方食べてくれましたし、姿勢も
傾きなく目もあけていて、時々私ににっこりして頷いてくれていたので、
お部屋に帰ってベッドに横になって頂いた後、安心して帰ってきました。
今日は、母と買い物に行き、最後にパン屋さんに行ったのですが、
階段の木の手すりにつかまって歩いた時に、母が手すりの木のささくれ?
で、親指に棘を刺してしまいました。
家の棘抜きですぐに抜けると思ったのですが、
私では抜けず、とうとう近くの外科に行くはめになりました。
かなりの待ち時間の後、結局、麻酔をして少し切り、取り出すことに。
大きな木の棘で、外科では取り出したそれを
カルテに貼ってくださいました。化膿止め、痛み止めの薬を
出していただいて、やっと帰ってきましたが、
ランチを食べても、待たされたこと、美味しくなかったことに
延々と文句を言っていたり、車の中でもブツブツ一人文句を言っていたりで、
正直、一日…疲れました。。。
24日は、秋晴れの四谷の土手を散歩しながら歩き、
紀尾井小ホールへ向かいました。知り合いの堂ノ脇恭子さんが出演した
「朗読ミュージカル 山崎陽子の世界」を拝見するために。
朗読ミュージカルってどんなものかと、とても興味を持ちました。
もうずいぶん長く続けていらっしゃるようで、私が無知でした。
堂ノ脇さんは、有馬稲子さんと「春うらら」という作品で嫁姑という
役どころで出演していらっしゃいました。
有馬稲子さんの存在感のある姑と初々しく明るい嫁との、
それぞれの本音が交差する面白い作品でした。
他に「おぼろ月夜」大野恵美、「岸辺の花」日向薫、
「きっと明日は」森田克子。
どれも楽しめる作品でした。
左から私、中央・堂ノ脇恭子さん、右・湖上芽映さん
ソプラノ歌手の森田克子さんは長い間山崎陽子さんの朗読ミュージカル
を次々に発表されて、各地で好評だそうです。
まさに、ピアノ1台と俳優がいればできる朗読ミュージカルです。
山崎陽子さんが宝塚出身ですし、出演されている女優さんがみなさん
華のある方たちばかりで、とても華やいだ感じのする舞台となっていました。
もっと手軽な値段で、あちらこちらで公演出来たら、
子供からお年寄りまで楽しめるものになりそうです。
私も、やってみようかしら…。
昨日は映画「世界一受けたいお稽古」を、やっと見ることが出来ました。
ピーターブルックと何度も仕事をしている方たちでさえ、
ヒントや気づきは重要なものなのですね。
静かに進行するお稽古に、いつしか参加しているかのような
錯覚に落ちていました。
そして、沢山の心に残る言葉、気づきを促される言葉を頂きました。
本当に観てよかった!
今夜は、池袋のグリーンシアターで、作 嶽本あゆ美、演出 藤井ごう
「ダム」を観劇しました。
いつもしっかりとした骨太な作品を書く嶽本さんですが、
今回も裏切りません。
役者たちも、一人一人みんな素晴らしい。
熊本の山の中で村で、生きている人たちでした。
心の中のドロドロやキラキラを見せて下さった皆さんに拍手!!
私は女優ですから、主役の一人である西山水木さんに
特別に拍手喝采!を送りたい。迫力あります!
あそこにいたのは、森 清美でした。
藤井ごう さんの演出も良かった~。シンポジウムの場面や、嵐の場面、
最後の演出も好きでした。
私は今夜プレビュー公演を見せていただきましたが、当日券¥4800は
安い!と思います。
いい舞台を見せていただきました。
26日(日)までです。是非!!いらしてみてください。
ああ、いい芝居がしたい。。。
昨夜は新国立劇場であった「so all that JAZZ !」を観ました。
日本ジャズダンス協会主催の30周年特別公演です。
第一部は劇団四季以来の友人であり先生の宮崎渥巳さんの構成・演出・振付
の「魁 SAKIGAKE」。
宮崎さんのDANCE舞台はいつもドラマティックで見ごたえがあり好きです!
第二部は、日本のJAZZ DANCE の先生方によるSCENEごとの
振付でした。華やかさありドラマティックありで楽しめました。
昨日は娘も留守にしていたので、母は一人でお留守番。
ちょっと心配でしたが、帰ると、私の布団まで敷いてあり、
母はすでに寝息を立てていました。 ホッ!
今朝は快晴。
母の退屈そうな顔を察知し、コスモスを見に行こう、と誘いました。
台風になぎ倒され、無残かもしれないけれど…と心配しつつ。
母はすぐに支度をはじめました。
暑いくらいで、上着もショールもいりません。半袖でもいい位に
暑くなりました。
コスモスは元気にそよ風に揺れていました。
枚数は少ないですが、久しぶりにデジブックにしてみました。
http://www.digibook.net/d/37c5ed33b11f8060b5193a057ea036e2/?viewerMode=fullWindow
昨日の老健での一日。
午前中のグループ(平均93歳)では、仲間同士で腰の痛み、
膝の痛みなどの共感し合いがあり、年取っていいことないから、
早くあの世に行きたいと言う方や、たぶん母親が迎えに
来てるんだけど、まだ行かないと断っているという方に、
あの世とはどんなところだと思いますか?いいところでしょうか?
と、お聞きしました。
帰ってきた人がいないから分からないわ。
と口々におっしゃっていましたが、ある方が
帰ってきた人がいないからきっといいところなのよ。とおっしゃり
みなさん笑って、いいこと言うね~! と和やかになりました。
そして議長さんが、年をとったら大自然を感じながら、みんなで
沢山たくさん楽しいことをしていきましょう!!とまとめてくださいました。
一週間に一度の会ですが、皆さん本当に楽しみにしてくださり、
普段の痛みを忘れてグループの全員と会話し、グループから自尊心と
力を頂いています。
それを目の当たりにしていると、私も仲間のクリちゃんも、次週も
グループミーティングの開催を休むわけにはいきません。
私たちもお年寄りから、元気を頂いているというわけです!
午後の個人ミーティングでは、以前にブログでも書いたSさんが
折角心通じてきたのというのに、入院されてしまいました。
本当に残念です。
新しくFさんという方(発語はほとんどなくベッドにいらっしゃいます)
に、先週からご挨拶し枕もとで歌をうたってきています。
もちろんピアニッシモでその方だけに歌いかけるのです。
昨日は、お部屋を訪問するとにこやかに「久しぶりね」と声が出ました。
私の姿に、誰か親しい方の姿が重なったのかも知れません。
歌うと、私の手をもってリズムをとって下さいました。
残念ながら一緒には歌っては下さいませんでしたが、拍手して
下さいました。そのうち一緒に歌ってくださるといいな、と思います。
もうひと方、失語症のMさんのところでも歌いました。
3曲程歌い、聞いてくださっているようでしたが、口が少しも動かないので
心配になり、「私の声が小さくて聞こえないですか?」と尋ねて
見ました。しばらくして「 き・こ・え・る 」と小さな声が発せられた
ので、感動し「私もMさんの声が聞こえました!」と
Mさんの心に届けとばかりに囁きました。
あまりアイコンタクトがなかったので、帰り際に「また来週来てもいいですか」
と尋ねましたが、黙っていらっしゃるので「ダメですか?」と不安になって
言ってしまいましたら、私の目を(心を)じっと覗き込み、
頷いてくださいました。
「ありがとうございます。では、また来週参りますね。」
お辞儀して、エレベーターの前に行くと、ゆっくりと手を持ち上げ、
手を振ってくださるのでした。
こうして、週一回ですが老健に通わずにはいられなくなっているのです。。。
今日も朝顔は、元気です!
我が家の枝垂れ桜の葉が散りはじめ、庭や道路を枯葉で一杯に
し始めました。しばらく、構わなかった庭をきれいに掃除し
夏の花鉢も整理し、気持ちがすっきり。
さて、家の中では、今日も母が探し物・・・
小鳥の藁の巣が古くなったので、買いに行こうということになり
痛々しい目の周りを、メガネと冷えピタでかくして出かけようとした
のですが、バッグにいつも入れてある現金がない、と言い出しました。
現金をあまり持ち歩かないようにしようと思って、
どこかに入れたんだけど、どこにしまったかわからないと言います。
私も探しましたが、今回は母が自分では探そうとしないので、
いないところで見つけないように、と徹底的に探すことは避けました。
すると母は、仕方ない 骨を折って入院しなかったんだから…
と、諦めのいいことを言います。
あきらめられないのは、私の方です。無くなるはずはなく、どこかに
入っているはず!
夕方近く、いよいよ出かけるというときに、手文庫の中から
現金が入っているらしい封筒を見つけ、母に開けてもらいました。
しかし、もう少し(お金が)あったと思うんだけど…と不服そう。
もしかしたら、別にまだお金の入ったものがあるのかもしれません。
車の後部座席でも、帰って来た部屋の中でも、なにやらブツブツと文句
を言っているので、なにかおかしなことや分からないことがあったら
言ってね。と促しても、別に…、の返事。
胃が痛みます。
ここまでブログを書いたら、また、先ほど、一度ベッドに入って
寝たはずの母が、バッグがないんだけど、
と扉を開けて訴えてきました。え~~~。そして・・・
1分もしないうちに、衣類の奥からバッグを引っ張り出して、
ここにありました~!!
母は、「どうしてそんなところに入っているのかしら。
私は入れた覚えはないのに。」私 「私は知らないわよ」
「別にあんたがやったなんて言ってないわよ。」
「そうね、おかしいわね~。」
と、そこまでにして私は退場して来ました。
母も気の毒ですが、やはり、胃が痛みます。。。
母のバスルーム事件のコブは治りかけで、コブの血が下がってきていて
目の周りが紫色になり、かわいそう。
少しの我慢でもとどおりになるので、外科に行くほどではなく
ほんとによかった!
朝一番に病院へ母のいつもの薬をもらいに行き、あまりの空の青さに
久しぶりにwalking へ出かけることにしました。
なんとさわやかな青空! しかし少し暑すぎ・・・。
高い処の柿が熟れていて美味しそうでした!
背の高いコスモスが群生していて、風になびきいい眺めでした。
稲刈り後の田んぼに、赤とんぼを見つけました。
用心深く、ホオジロが遠くに止まって様子を見ていました。
気持ちの良い歩きでした。
帰りにいつも立ち寄る農家の無人販売所で、今日はコスモスの切り花を
買い、花束を下げて帰りました。
もう、秋なのですね。。。