一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

 母・叔母孝行

2017-02-05 21:31:23 | 介護・介助

 

    
    ルゴサ 花が楽しみな多肉植物なのです。豆みたい…


金曜日から、東京で一人暮らしをしている叔母が、泊まりに来ました。

年をとってきたら、心細くなってきたようで、家に来る?と言ったら

一生懸命電車を乗り継いで、なにやら重た~い荷物を持ってやってきました。

昔のタイプライターとかが入っているような重さです。途中何人もが、

曲がった腰の、重たい荷物を持つお年寄りに(叔母)、大丈夫ですか?

持ってあげましょう!と申し出て下さったようですが、叔母はかたくなに

断り、到着したようです。

改札口で待ち合わせ、私も断られたので、一緒に持ちましょうと言って

手を貸しました。石のように重い荷物の中身は、家に帰ってわかりました。

サンタクロースの袋のように、次々と色々な物が出て来ました。

栗饅頭の袋2個、レーズンチョコ10袋、お汁粉2袋、箸置き5個、節分の豆、

パンきりナイフ、その他雑貨等々。自分の着替えなどはほとんどありません。

3人で食べようと持ってきてくれたのですね。笑いながら、心がほっこりしました。

久しぶりに会う姉妹でしたが、姉である母は無口にこにこしながら、妹だとは

分かっているようなのですが、丁寧語でしゃべるので、叔母は時々

妹なんですけど!と応酬していました。

認知症の母を、叔母は、変わったわ、以前のお姉ちゃんはあんなじゃなかった

丸くなったというか、おばあちゃん、という感じになっちゃったと言っていました。

二人は充分おばあちゃんですが、突っ込みはしませんでした。

叔母は、私と話しているうちに、どんどん若返り、亡くなった叔父さんは

絵が好き、叔母はピアノが好きで、娘時代に習っていたことなど話し、

好きだというピアノ曲の話をした後、私の持っているCDをきいて喜んで

くれました。また電子ピアノでヘッドホン付けて、練習したいとの意欲も

聞かせてくれました。

久しぶりに会った所為か、叔母はしゃべるしゃべる。

初めて聞く話も沢山あって、私も楽しみました。

2泊は瞬く間に終わってしまいましたが、今日の最終日は、母と叔母の

お母さん(私のお祖母ちゃんですが、40歳位で亡くなってしまったので私は

知りません)のお墓参りに行こうということになり、お寺のある浅草へ

向かいました。二人のため、なるべく歩かないように、エレベーターや

タクシーを使い、お墓参り。二人は喜んで、「お母さんも、お父さんも、

おばあちゃん(母はおばあちゃんっ子でした)も、飛び上がって喜んでるわよ」

っと、笑顔いっぱいでした。なので、私も今日はケチケチせず、お昼は

老舗鰻屋さんでフルコースをご馳走し、解散しました。

バス停に向かう叔母を見送り、母と私は地下鉄へ。

2泊3日でしたが、今度はもっと長く、お泊りを実行したい!と考えています!



明日はレッスン。

二人のエスコートで疲れたので、今夜は早く休むことにいたしますzzz








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