戦没者墓苑にての彼岸参拝での献花
本日、千鳥ヶ淵の桜並木を通って、千鳥ヶ淵戦没者墓苑にて
NPO ピースリング・オブ・グアム・ジャパン主催、春彼岸 参拝 の行事に
5月の舞台「ぞめきの消えた夏~グアム玉砕戦乱舞闘」の作家草部文子さんはじめ、
メンバーの方々と参加いたしまた。
千鳥ヶ淵の桜はまだ2部咲きといったところ。見頃は来週でしょうか。
初めて千鳥ヶ淵戦没者墓苑に行く機会を得ましたが、ここは、戦死されても名前や住所が
判明しない方々が、祀られている墓苑です。
戦没者全体では240万人もの兵士が外地で亡くなられ、113万人もが今だに
置き去りだとお聞きしました。
グアムの玉砕戦では、1万8千数百名がまだ現地に取り残されたままになっているそうです。
参加された衆議院議員の土屋正忠のお話で、一昨日、戦没者の遺骨収集推進
に関する法律案が可決されたとか。この法律は、国の責任として、日本に、家族の元に
ご遺骨をお返しするという法律。随分長い間かかってしまったものです。
青空のもと、彼岸参拝できたこと、ピースリング・オブ・ジャパン理事長であり、
戦没者のご遺族でもある松元平太郎氏のお話を始め、多くの関係者の方々のお話を
聞かせていただき、行って良かったと思えました。
全くのボランティアで遺骨収集活動をしている大学生たちの話には感心させられました。
何十回もサイパンに行って、供養なさっている方のお話を伺ったり、本で読むのとは、
また違った生きた証言も聞かせていただきました。
おびおびただしい戦死者を出した戦争、人を狂わせる戦争、人を悲しませる戦争は
二度としてはいけない。未来のためにもこの平和を維持し、
一日も早く世界が平和になりますように!