一人で 、ジブリ映画「かぐや姫の物語」を見ました。
ほぼ原作「竹取物語」と同じ。
映像が美しく、挿入歌も曲とともにきれいな言葉で心に残りました。
特に 「わらべ歌」が好きです。
「わらべ唄」
作詞 - 高畑勲、坂口理子
作曲 - 高畑勲
まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 呼んでこい
まわって お日さん 呼んでこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
春 夏 秋 冬 連れてこい
春 夏 秋 冬 連れてこい
まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 呼んでこい
まわって お日さん 呼んでこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
春 夏 秋 冬 連れてこい
春 夏 秋 冬 連れてこい
まわれ まわれ まわれよ 水車まわれ
まわって お日さん 呼んでこい
まわって お日さん 呼んでこい
鳥 虫 けもの 草 木 花
咲いて 実って 散ったとて
生まれて 育って 死んだとて
風が吹き 雨が降り 水車まわり
せんぐり いのちが よみがえる
せんぐり いのちが よみがえる
「せんぐり」とは徳島・奈良・京都・大阪などの方言のようです。
次々に、順繰りにと言う意味です。
月にいた時に地球から帰ってきた女が記憶は消えても口づさんでいた歌で
かぐや姫も月の記憶として何度か歌います。
「天女の歌」
作詞:高畑勲 坂口理子 作曲:高畑勲
まわれ めぐれ めぐれよ 遥かなときよ
めぐって 心を 呼びかえせ
めぐって 心を 呼びかえせ
鳥 虫 けもの 草 木 花
人の情けを はぐくみて
まつとしきかば 今かへりこむ
百人一首の たち別れ いなばの山の 峰に生ふる
まつとし聞かば 今帰り来む
中納言行平
(あなたとお別れして、因幡の国へ赴任しますが、
その因幡の稲羽山の峰に生えている松のように、
あなたが待つと聞いたなら、すぐに戻ってまいりましょう。)
輪廻転生を言っているのでしょう。
月の世界から、罰として地球に下ろされた姫。なるほどこの世は穢れた世界
かもしれません。
「命の記憶」
作詞・作曲・唄:二階堂和美
あなたに触れた よろこびが
深く 深く
このからだの 端々に
しみ込んでゆく
ずっと 遠く
なにも わからなくなっても
たとえ このいのちが
終わる時が来ても
いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で
あなたがくれた ぬくもりが
深く 深く
今 遥かな時を越え
充ち渡ってく
じっと 心に
灯す情熱の炎も
そっと 傷をさする
悲しみの淵にも
いまのすべては
未来の希望
必ず 憶えてる
懐かしい場所で
いまのすべては
過去のすべて
必ず また会える
懐かしい場所で
いまのすべては
未来の希望
必ず 憶えてる
いのちの記憶で
自然を、人を、愛しながら精いっぱい生きたいものです!