カリブの海！ その３

　蒸し暑さとヤモリたちのカサコソと屋根を歩く音で眠れませんでしたが、

　朝方窓を開けると、なんとも素晴らしい朝焼けが広がっていました。


　１人で２人前の朝食を平らげたホセとフリオに誘われて

　再び釣りに、今度はでかいのを釣りあげるぞ！と出かけました。


　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　ああーーPerfecto！な景色


　　　　　　　　　　　　　　　　

　しかし、今回も不漁！！　　ま～いいか～。

　紫外線の強さに、景色を壊していた私の格好は、こんなでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　まるで罪人（つみびと）のよう・・・


　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　途中の無人島

　ここは別世界だね。 パナマ市で働く兄弟たちも言っていました。


　午後はホテルで遅い昼食の山盛りのスパゲティ。

　これも私たち夫婦が 「すごい量だね」　と言うくらいなのに、

　ホセとフリオはさっさと食べ終わり、お昼寝？に部屋へ退散。

　我々も部屋で休んでいると、兄弟に大きな声で呼ばれ

　ロビー兼食堂で、ドミノとカード（ブラックジャック）をしようと誘われました。

　私たちには初めての遊びでしたが、教えてもらいながら何とか参加。

　カードの最後の勝負は夫とお兄さんのホセは破産し、

　私とフリオとの勝負。私は2粒の豆しか残っていなかったのに

　そこからだいぶ盛り返しました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　言葉が通じない者同士片言の英語で勝負！

　楽しかったな～～。


　夕食は、エビとお魚のフライ。

　その日偶然に来たホテルオーナーとの会話と撮影会。

　2日間は私たち4人だけがお客様だったのです。


　　　　　　　　　　　　　　　　
　
　右前がホテルオーナー　（対岸の山のほうにもロッジを持っていらっしゃるとか）　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　翌朝は早朝 船に乗り、飛行場へ。

　帰りは来た時よりも小さな飛行機で、副操縦士もなく

　客席は2列。10人乗りのバスより小さな飛行機でした。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　運転はとてもお上手で安定した飛行！


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　パナマ市は雨でした。

　サンブラス諸島の旅はとても素敵でした。

　美しい海！青い空！小さな緑の島々！

　それらを輝かせる太陽！

　何度「ああ、きれい！」「ああ、すばらしい！」と言ったことでしょう。

　夫に感謝！、ホセに、フリオに感謝！すべてに感謝！です。




　　　　　　　　　　　　　　　

カリブの海！その２

　夕方、クナ族の島 ぺロヨン・チコ島を訪れました。

　男性は写真のような丸木舟で漁に出ています。

　クナ族の人々は、観光の波にさらされながらも

　昔ながらの文化、習慣、言語、衣装、を守っているそうです。　

　家の壁は竹のように見えましたが、キビの茎を並べて作られ

　屋根はヤシの葉で葺かれています。

　粗末に見えますが、暑い国ですから理にかなっているのですね。

　家の中では、ハンモックを吊って寝ているようです。
　

　クナ族の衣装は モラという細かいアップリケのような芸術的な柄の布を

　ブラウスの胴回りに使っていて、足にはビーズをまいています。

　なんともカラフルで、素敵です。みなさん、普通に着ています。

　観光地化しているので、写真を撮ると1ドル支払わなければなりません。

　私は、椅子に座ってモラを縫っているおばあちゃんに頼んで

　一緒に記念撮影していただきました。


　　　　　　　　　　　　　　　
　私は1ドルもって日本語で丁寧にお願いし、写真をとらせていただきましたが、

　おばあちゃまも私の眼をまっすぐに見て、挨拶してくれました。

　どこへ行っても 言葉ではないところで心が通じるものですね。


　　　　　　　　　　　　　　　

　道では何軒かモラやアクセサリーなどを販売しているお店が出ていました。

　子供たちはみな人なつっこく、笑顔で 「 オラ！」 と声をかけてくれる子、

　手を握って一緒に歩いてくる子、抱きついてくる子など、かわいいです。

　何かをねだりに来ているわけではないようです。


　村の中ほどに行くと広場で、男性はサンポーニャという楽器を持ち、

　女性も混ざって踊りながらの演奏を披露してくれました。


　　　　　　　　　　　　　　　

　おもわずリズムに乗ってしまいました。

　単純な振りだったので、一緒に参加して踊りたくなったほどです。


　さて、夕暮れも迫ってきたので、モラを1枚とアクセサリーを

　記念に買って船でホテルのある島へと引き揚げました。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　これ全て糸ではなく布の色です。すごいですね。

　日本には、モラに魅せられて作っている方や、買いに来るツアーもあるとか。


　私は、衣装一式　欲しかったな～。
　　

　

　

　　　　　　　　　　　　　　　　

カリブの海！その１

　太平洋に面したパナマ市から国内飛行機で1時間ほどの

　パナマ共和国カリブ海側の東にサンブラス諸島があり

　クナ族が昔からの生活を守って暮らしています。

　そんな小さな島々の一つクナジャラ島というホテルだけの小さな島

　に行ってきました。

　金曜日の早朝、小さな飛行機に乗り出発。

　エンジン音が怖いくらいでしたが、操縦席が開いていて

　私の席からは、美人の女性副操縦士が見えました。


　　　　　　　　　　　　　　　

　怖がりの私も、操縦士のうまい運転と操縦席が見えていた安心感で

　大型飛行機よりも安心して乗っていることができました。

　小さな飛行場に降り立つとすぐに小舟に乗りホテルのある島へ。


                                



　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　

　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　ホテルのロビーから魚がみえます。


　海がきれ～い！

　その透明度に 感動 です。

　無人島もたくさんあります。　

　荷物を置き、朝食を済ませるとすぐそばの無人島でひと泳ぎ！　　


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　無人島からホテルを見ています。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　島を一周するのに5分もかからない小さな島です


　　　　　　　　　　　　　　　



　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　泳いだ後はヤシの木陰でリラックス！


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　リラ～～～ックス！
　　　　　　　　　　　　　　　

　しばらくの後 昼食にホテルへ帰り、同宿のパナマ市から来ている

　兄弟とともに釣りに行くことになりました。


　　　　　　　　　　　　　　　

　私は日傘を持ちサングラスをかけ完全防備！

　船は日影がありませんから、油断したら大変なことになります。


　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　感動の景色が360度！！　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　
　途中餌にする小魚を釣り船のおじさんから買いました。
　　　　　　　　　　　　　　　
　餌を全部売りお金になったので、おじさんは機嫌良く家に帰ったでしょう。


　　　　　　　　　　　　　　　

　船を操ってくれたホテルの青年は たくさん釣れたのに

　私たちは・・・パナマから来た兄弟のお兄さん（ ホセ ）が1匹だけ。

　弟( フリオ )は、ひたすら寝ていました。。。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　収穫はこれだけ。。。

　ホセが釣ったのが 一番大きかったので 彼は納得の様子。

　夕方、クナ族のいる島を訪ねるというので、

　明日は大きいのを釣るぞ！と言いあいながら引き揚げました。


　私は全然でしたが、美しい海と空の間で小舟に揺られていただけで

　満足でした、。。。





　

あ～あ、高い携帯が・・・

　パナマに来るためにわざわざワールド対応機種に変更した

　高い高～い、ノートパソコンが買える程の値段の携帯が

　まさか使えないとは！　

　これこそ ケ・パ・ソ！（なんてこった！）です。

　私の住んでいるところが郊外からか

　と思えば、都心のビルでも使えず。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　黒いのが新しい携帯、白は・・・

　急きょ、こちらでプリペードカード使用の安いワールド携帯

　を買いましたが。

　いま、使えない携帯は万歩計とメモ代わりでしかありません。


　アトランタやコスタリカ、パナマの空港では使えたので

　危機の時に助かりましたから、、、ウ～～～ム、許しましょうか。

　

　しかし、万歩計と化した携帯を見るたびに、悔しい・・・！

パナマ生活編

　パナマ市の私が住んでいるところの近く、

　バスで5分のところに国営の巨大ショッピングmallがあります。

　13の出入口があって13ブロックに分かれています。

　その出入り口にはそれぞれ動物の名前が付いていて

　中には大きな動物が置かれています。


　　　　　　　　　　　　　　　　

　きりん jirafa、ライオンLeon、かばHipo、いるかＤｅｌｆｉｎ・・・

　Mallの中心には回転木馬があり、ファーストフードのお店が並んでいます。

　ここでは、安いものからブランド品まで幅広くおかれ、

　衣類や大工道具に至るまでなんでも揃います。

　しかし、どこに何があるか把握するまで時間がかかりそうです。

　食料品のスーパーマーケットももちろんあります。

　こちらではマイカーがありませんからタクシーをよく利用します。

　バスもありますが、タクシーも安いのです。我が家からＭａｌｌまで

　＄2.00～＄3.00です。

　手軽に食料品を買いに行くところは散歩がてら歩いていけるスーパーです。

　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

　運動不足にならないように、夕方の涼しくなったところ徒歩でお買い物です。

　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

　ワインは充実！しかも安い！！


　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　

　野菜や果物も豊富です。緑の葉物が少ないようです。


　　　　　　　　　　　　　　　　

　食いしん坊の私は大きなパパイヤを選びました。

　美味しかったですよ！一人で半分はいけます。


　今夜のメニューは　

　鯛？のオイル焼きと、panamaの代表的なサンコウチョ（鶏の手羽元、

　カボチャ、お芋2種類、玉ねぎ、ニンジン、セロリ、シャンツァイ）

　具沢山スープです。
　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　

　なかなか気に入っている コラーゲンスープ です！

　こんな感じで、観光ばかりでなく きちんと主婦もしています。




　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

観光と鑑賞

　今日日曜日はパナマでは10年に一度の国民調査で

　調査員が来るまで外出できません。

　朝7時から夜の7時までで、いつ来るかわかりません。

　この2～3日天気が悪かったのですが、今日は朝から

　晴れ渡りいいお天気です。ケ・パ・ソ！（なんてこった！）

　こんなときに外出できないなんて。。。


　昨日は朝方雨が降っていましたが、止むと同時にテニスに出かけ

　午後は世界遺産になっている国立劇場の中が見たいため予約した

　モダンダンス「オズの魔法使い」をみるため、カスコ・ビエホ地区（旧市街）

　に出かけました。

　世界遺産に登録されているスペインのコロニアル建築が並ぶ街並み。

　まずは観光、大海賊ヘンリー・モーガンにパナマの街が破壊されたとき

　黒い漆喰を塗って略奪を免れたというサン・ホセ教会の黄金の祭壇。


　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　

　小さな教会なのに、豪華なきらびやかな祭壇でした。

　当時の繁栄が偲ばれます。

　次は旧市街の象徴、カテドラル

　　　　　　　　　　　　　　　　　



　そのあとは、パナマ運河博物館へ

　　　　　　　　　　　　　　　

　工事完成時の古い映画も上映されていて、工事に携わった人々の

　感動が伝わってくるようでした。


　さていよいよTeatro Nacional 国立劇場です。

　　　　　　　　　　　　　　　

　1908年にベルディ作曲のオペラ「アイーダ」で開幕したそうです。
　
　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　

　今でもオペラやクラシック・コンサート、演劇などに使われています。

　さて、中は・・・

　　　　　　　　　　　　　　　　

　薄暗い中、フラッシュなしで写しましたが、豪華なシャンデリア！

　クラッシックな客席、私は2階席ボックスの一つに座りました。

　モダンダンス「オズの魔法使い」ですからストーリーもわかりやすく

　子供用みたいで、たくさんの子供たちが楽しんでいました。

　しかしモダンダンスは技術的に見る価値大で、ドロシーや魔女、

　かかし、ライオン、ブリキなどの方たちのダンスに身を乗り出して

　堪能しました。拍手喝采！Aplauso！


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

パナマって？

　パナマ共和国ってどこだっけ？

　パナマに来る前に、たくさんの方に聞かれましたが、

　パナマは北米と南米に挟まれた

　西にコスタリカ、東にコロンビアに隣接する

　東西に長い国です。


　　　　　　　　　　　　　

　真ん中あたりに、パナマ運河があります。　

　日本との時差は大体14時間、昼夜逆の生活ですから

　時差ボケが一週間は続くといわれました。

　私はそのせいか、来る前のハードスケジュールのせいかで

　2時ころになると眠くなりお昼寝していました。


　さて、パナマ共和国と云えばパナマ運河！

　毎年1万4000隻もの船が航行するそうです。 すごい！

　世界の貿易の航行期間短縮に非常に役立っているんですね。

　また、航路短縮でCO2削減にも貢献しているようですよ。

　運河と金融で潤っている都市です。


　　　　　　　　


　スエズ運河（エジプト、紅海ー地中海163ｋｍ）を1869年に完成させた

　フランス人のフェルナンド・レセップスが1880年に着工しました。

　パナマは山があるので80ｋｍでも工事は難航し、資金難と黄熱病

　蔓延で中途で放棄してしまいました。

　その後1903年１．22アメリカとコロンビアが条約を結び

　アメリカが資金を出すから工事をとの約束を

　コロンビアが守らなかったため、この地域はコロンビアを独立し

　パナマ共和国となりました。1903.11.3運河工事を再開し、

　1914年完成しました。その頃はアメリカが運河一帯を管理し、基地として

　使っていました。1999.12.31にパナマ共和国に完全返還されました。

　今私が住んでいるアパートは、アメリカ管轄時に基地の人たちや

　運河関係の人が住んでいた一角にあります。


　アンコンの丘から撮った運河とミラフローレス閘門です。

　　　　　　　　　　　　　　　

　赤い船がミラフローレス閘門に向かっています。

　その向こうには、ペドロ・ミゲル閘門が見えます。

　この後タクシーで、ミラフローレスへ向かいました。


　上・下流へ行くためにどうするのかと云うと、プール状の水のエレベーターがあり

　水量を調節して船を上・下流へ上げ下げするのです。

　海抜26メートルのガトゥン湖までミラフローレス閘門、ペドロ見ゲル閘門

　で上がっていき、ガトゥン閘門でカリブ海の海面まで降ろされます。

　その逆の航路もあるわけで、すごいですね～。 


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　
　　　

　　　　　　                                                         


　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　

　上流に行く船です。水が下から湧き出しているのが見えます。



　　　　　　　　　　　　　　　　

　そして、水は一杯になりました。


　　　　　　　　　　　　　　　　

　隣の貨物船が出航するところです。

　赤い船はもう遠く次のペドロ・ミゲル閘門の順番を待っているようです。


　船舶の大型化と航行量の増大のため、今 新しい閘門を増設工事中です。


　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　



　景色も堪能しましたが、社会科のお勉強もしてしまいました。。。　


　　　　　　　

アンコンの丘

　日曜日の午前中、お天気がいいので夫と二人

　我が家からも見えるパナマ国旗の立つアンコンの丘

　に登って景色を眺めることにしました。

　車では途中までしか行くことはできないと

　聞いていたのですが、頂上付近の見晴らし台まで

　タクシーで行くことができました。

　タクシーのおじさんも初めて登ったらしく

　何度も人に聞いていましたが。


　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　パナマ運河のアメリカ橋



　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　運河のミラフローレス閘門その先にペドロ・ミゲル閘門も見えます

　この閘門で船は太平洋から海抜26メートルまで上がり、ガツン湖で中央山脈を

　通りまたガツン閘門でカリブ海の海面まで下がります。

　太平洋から大西洋への船の近道です。

　ミラフローレスまで行きましたので、あすはその写真を載せますね。


　そして反対側をみると、


　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　新市街　


　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　旧市街　

    


　パナマの街が一望で

　本当に 素晴らしい ながめでした。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　　　　　　　　　　　　　　　頂上のパナマ国旗


　頂上の旗のところへは1ドル払って入ります。

　よく空の上を大きな鳥たちが飛んでいるなぁと

　思っていたら、丘の頂上に鷲  ? たちが住んでいたのです。

　ずいぶんたくさん住んでいます。

　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　


　ワシの家までよく来たな。と云っているような・・・


　タクシーのおじさんも初めて登って

　ファンタスティコ な景色を堪能していました。

　いい方だったので、この後ミラフローレス閘門まで

　乗せていってもらいました。


　　　　　　　　　　　　　　　


　おじさん、ありがとう！！

　おじさんの車でよかった。。。




　　　　　　　　　　　

パナマの街を一望

　昨日はいいお天気になったので、午後からアマドールのコースウェイ


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


 （３つの小島を結ぶ防波堤）に出かけ、パナマの街を一望にしました。

　高層ビルが立ち並ぶ大都会です。 

　素晴らしい景色！　ファンタスティコ！！


　リゾート地のような雰囲気で、アイスクリームとコーヒーで

　しばし景色を堪能。。。。。. . . . . .


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　空を見るとなにやら鳥の群れがやってきました。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　よく見るとカモメじゃない、ペリカンに似ている、

　と思ったらペリカンでした！

　2つ目の島はペリカン島と云って、ペリカンが住んでいるのだとか。


　帰りにパナマ運河のアメリカ橋を渡り、我が家とは反対側から

　運河とアメリカ橋をながめて帰りました。

　アメリカ橋をくぐる船は見られませんでしたが、

　またの機会にゆっくりと見てみたいと思います。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


　いつかアメリカ橋をくぐる船に乗って外からではなく

　船の中から眺めてみたいものです。。。

　　　　　　　　　　　　　　　





　　　　　　　　　　　　　　　



　

パナマは雨期

　パナマは雨期、こちらでは冬というそうです。

　寒いわけではなく、雨が降りやすく晴れていたかと思うと

　あっという間に曇り、雨になります。

　大体1時間ぐらいで止むようですが、

　まだどこへも観光に行けていません。

　やはり景色を楽しむなら晴れた時ですものね。

　しかし、UV対策はきちんとしなければ・・・。


　というわけで、まずはパナマ市郊外の我が住まい

　アパート（マンション）から見える景色をご紹介いたしましょう。


　　　　　　　　　　　　　　　　　

　正面にアメリカ橋が見えます。パナマ運河を通る船はみなここを通るそうです。

　右手に船から荷物を降ろすクレーンが何台も見えます。


　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　左前方には、国内線飛行場があります。

　ここからカリブ海の島などに出かけられます。　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　すぐ左横には、中国食品なども扱うスーパーマーケットがあります。　


　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　右手には住宅街が広がり、緑も多く気持ちがいい。

　写真左の大きな木にはたくさんの鳥たちがやってきます。

　今日は望遠鏡を買って部屋からバードうウォッチングしようかしらね。


　　　　　　　　　　　　　　　　


　　　　　　　　　　　　　　　　

　住宅街を通って10分ほどのところのスーパーに散歩しながら歩くと

　庭や道端にこの写真のようなマンゴーの大きな木があります。
 
　熟すのが楽しみです。

　マーケットで珍しい果物を見つけました。

　名前がわかりません。ご存知でしたら教えてください。


　　　　　　　　　　　　　　　　　

　右側は赤い実です。キウイに似た歯ざわりです。

　左は黄色。アケビのような感じです。

　1個づつ買う人などいないので、怪訝な顔のレジのお姉さんでした。


　今日は晴れたらアメリカ橋を通る船が眺められるヨットハーバーへ

　行きたいのですが、曇りだしています。

　でしょうか・・・




　　　　　　　　　　　　　　

不幸中の幸い

　30日の3時半頃に成田を飛び立った時は

　スムーズにパナマに着けると信じ願っていたのですが、

　予定が狂ってきたのは、経由地のアトランタまであと2時間というとき

　突然急病人が出たとかでデンバーに着陸するという放送が入りました。

　乗り継ぎ時間は大丈夫かと心配と不安の第一段階がはじまりました。

　急病の方を降ろして、諸手続を済ませて約1時間後に出発。

　乗り継ぎに3時間ほどあったので1時間半前にアトランタに着ければ

　大急ぎで大変だけれど間に合うだろうと思いながら、長旅で疲れきって

　うとうとしていると、またもや放送でもうすぐ到着だとの知らせ。

　天候の不良で3時間も遅れ現地時間の5時過ぎにつくと！

　私の乗るべき飛行機はもう空の上　

　今日中にパナマに着けるのだろうか、今日のフライトがなかったら・・・

　と、不安と恐れの第2段階まで進んでしまいました。

　トラブルチケットを振りながら、なんとか代わりのチケットをゲット。

　しかし、現地係員はtomorrowと云った。え～～。

　見るとホテルの予約チケットも付いている。

　居合わせた日本人スタッフにあすなんですか？

　とレシート状のチケットを見せると、今日行けますよ。と鉛筆でゲート番号を

　マークしてくださる。乗り継ぎまで1時間。

　言われるままに、Tゲートを探しながらエスカレーターを降りると

　なんと電車が来ている。飛び乗ってしまったのですが、

　これがゲートをつなぐ電車であったのでほっとしました。

　しかし、飛行機に乗ったところでパナマ行きではないことが判明。
　　　　　　　　
　あ～、私はパナマにたどり着くことができるのだろうか。

　心配と不安と恐れとの第3段階でした。

　夫に携帯もつながらない。万事休す！

　何度か試して国番号を変えることに気づく。

　夫に電話し、飛行機の乗務員と話してもらっていたら

　私の後ろから、「日本の方ですか？」と声をかけてくださった

　若くかわいい女性！私には天使に見えました。

　天使もパナマにいらっしゃるのだそうで、ご一緒できることになりました。

　その後の苦難は天使のおかげで乗り切ることができ、

　コスタリカに1泊し次の朝ようやくパナマの空港で夫に再会。

　そして、荷物も一日遅れで先ほどアパートに届きました。

　めでたし、めでたし。


　天使さん、良い休暇をお過ごしください！

　不幸中の幸いで、あなたとお会いすることができました。

　ありがとうございました。！！