に行ってみました。
大聖堂と鐘楼跡です。
1階の窓の部分にいます。大きさがわかりますね。
曇っていましたが、世界遺産を見ずには帰れない、と
出かけましたが、天候のせいかサッカーの試合のせいか
人出はほとんどありませんでした。
パナマ・ビエホにある博物館にも行き、
パナマの歴史を勉強した一日でした。
パナマは1502年コロンブスがカリブ海側のポルトベーロに上陸
1510年ダリエン湾岸にスペインの植民地が築かれ、それまでの先住民は
奴隷として酷使されたり、持ち込まれた病気の蔓延で
79の種族が7つに激減したという悲しい歴史を持ちます。
1821年11月28日コロンビア連邦共和国がスペインから独立しパナマも
植民地から脱しました。
1903年11月3日コロンビアから独立し、パナマ共和国となりました。
しかし、独立後もパナマ運河をめぐるアメリカの権益に翻弄されていましたから
真の意味での独立はパナマ運河返還の1999年12月31日かもしれません。
1513年バスコ・ヌニュス・デ・バルボア(ダリエンの知事)がパナマの地を探検し、
カリブ海側から初めて太平洋に到達し”Oceano Pacifico 太平洋”と名付けました。
穏やかな(平和な)海という意味です。バルボアが名付け親だったのですね!
パナマ・シティーにある太平洋を見つめるバルボア像
そして、1519年スペイン人に築かれた植民地としてパナマ市が誕生しました。
パナマ・ビエホのあったところです。
Panama'は先住民の言葉で”魚が豊富な地”という意味。
非常に栄えていたのですが、大海賊 ヘンリーモーガンの襲撃によって
略奪・破壊され滅ぼされてしまいました。(1671)
当時の建物の一部が遺跡としてのこされ(Panama Viejo)世界遺産となっています。
その後スペインは、Casco Viejo カスコ・ビエホに新しい街を築きました。
今の旧市街です。前にブログにも書きましたが、コロニアル建築の建物が
残っています。
パナマ・ビエホは悲しい歴史の跡でした。。。