一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

初めての入院、手術

2018-10-27 19:34:00 | Weblog

 
   
我が家のグランドカバーに、春から育てている ヒメツルソバ かわいい花を沢山咲かせてくれています。



出産以来の入院です。💦

心臓カテーテル手術は、病院では手術と言わない、カテーテルアブレーション治療と言っていました。

確かに胸をメスで切るわけではないから、傷は小さくてすみ、回復も早いので

手術とは呼ばないのかもしれません。

しかし、手術台に乗せられ、各種心電図装置や色々な線を背中や胸に何箇所も、ひたいにまで付け

酸素マスクも装着して、手足を固定され、点滴で麻酔を投与され、低体温で行われる立派な手術でした。

なにしろ、心臓 ですから!

一応元気なので、手術室まで歩き入って行ったのですが、看護師さんが「色々な機械が物々しく置かれている

ので、驚かれると思うのですが、大丈夫ですよ。緊張しますよね。」

死刑執行台に登る囚人のような気分でした。

もう逃げられない、冷たい機械と荷物の台であるかのような手術ベッド。実験の動物になったよう。

緊張感マックス!



2時間と言われていたけれど…名前を呼ばれ、麻酔から覚めるとぼーっとしていて目がなかなか開きません。

少し目を開け、やっと自分がまだ手術台にいることがわかりました。

足元には助手と思われる男性が2人、左横には看護師さんが三人ほどいるようで、朦朧としていたので

またすぐ目を閉じていました。足元の2人が、随分時間がかかったな、うん長かった、と話しているので

口も思うように開かないのですが、いま何時ですか?と聞いてみました。 4時です。

…ん〜、12時前に入ったから、4時間もかかったのか。と思っていると、看護師さん「寝てるのかしら」

目をつぶりながらも「目は覚めています」というとそれが合図のように、私は用意された病室のベッドに

移動されました。帰りはベッドで病室へ。

娘たちが忙しいので、一人で行って帰ってくる、と言ったら友人が心配して、入院日も翌日の手術の日も

朝から来てくださり、とても嬉しかった!

術後主治医が出てきて、友人に、ご家族ですか?と聞かれ、ご家族が忙しいので私が来ました、と

主治医の説明も聞いてくださり、先生が お年寄り二人面倒見ていらっしゃるから、頑張りました。

とおっしゃったとか。 ありがたいです。

その日は足の付け根の大動脈を切っているので、動かしてはダメと言われ、次の日の朝まで右足は真っ直ぐ

にしていなければなりませんでした。

腰が痛い、眠れない・・・苦痛でした。

お陰で次の日は、患部の大きな保護や尿管、点滴が外れてホッとし、検査やシャワー以外の時間

一日中うとうとしていました。

4日目の朝は、点滴と検温などが終わった後は、検査もないので一日ゆっくり過ごしてください、

と言われたので、先生の診察とかないのですか?私の退院はいつですか?と尋ねてみましたが。

分からないようでした。。。

と、11時頃に看護師さんがいきなりカーテンを開け、経過もいいので今日退院していいそうです。

点滴まだ終わってないですね。終わったら荷物の整理して結構です。午前中に退院なさいますよね。

会計の準備が出来たら、来ますから。

何と!!

嬉しいけれど、忙しい退院です。友人が面会に来てくれると言っていたので、早速メールで知らせました。

彼女は、私が入退院手続きの順番待ちしているところに、来てくれました。

全てを終えて、家族のように心配してくれた友人に感謝しつつ、美味しいお昼を食べに行ったのでした。

それにしても、先生の診察も回診も、手術時の説明もなく、退院しちゃっていいのでしょうか。

それほど、回復の速い手術なのですね。驚きです。

同室の方は、私と同じ手術で10月2日に入院したのに、胃の神経を傷付けてしまったとかで、いまだに固形物が

食べられなくて、ずっと点滴をつけていらっしゃいました。何てことでしょう。

母や叔母たちのためにも、何事もなく超短期で退院できて、ほんとうに助かりました!!

来月2日が検査と診察です。



まだ、本調子とは言えないので、休み休み普通の生活を、来月(再来週)からはTAPdanceレッスンも

再開してみたいと思っています。






コメント
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