昨日
「空の空、 空の空なる、一切は空しきかな、・・・」
と、人生は空しい?という話をしましたが
その空しい人生を生きる意味は・・・
などと思っていたら、偶然
今朝駅まで車で向かうラジオで フランクル の話をしていました。
たった5分くらいしか聞けませんでしたが、
フランクルはオーストリアの精神科医で心理学者、そして
ナチの強制収容所を体験し「夜と霧」を書いた人です。
私もフランクルの本をたくさん読んだことがあります。
人生にはいろんなことを経験するチャンスが与えられている。
人生の意味を発見するには
仕事を作り出したり、行動することを通して、
何かを経験すること、誰かに邂逅することをとおして
避けられない苦しみに対する態度をとおして
だそうです。
もうひとつ、こんなことも思いました。
私が若くして入った劇団は、当時アヌイやジロドゥという仏の翻訳劇を
公演していました。
それにあこがれて入団したような私は
ジロドゥの「 儚さこそ生きる輝きなのだ 」 という言葉がすきでした。。。
人生も、芝居も輝かせたい!!
空の空・・・などと言っていたら
難しい芝居?と言われてしまいましたが、
今回の 「 第六病棟・アンドレイの幽鬱 」 も 「 ともしび 」 も
充分に楽しめますのでご安心を!!