透明な詩

今日、ある本を読んでいて素晴らしい詩に出会いました。

宮沢賢冶 の遺稿 です。


「 眼にて言う 」

だめでしょう

とまりませんな

がぶがぶ湧いているですからな

ゆうべからねむらず

血もでつづけなもんですから

そこらは青くしんしんとして

どうも間もなく死にそうです

けれどもなんといい風でしょう

もう清明が近いので

もみじの嫩芽（わかめ）と毛のような花に

秋草のような波を立て

あんなに青空から

もりあがって湧くように

きれいな風がくるですな

あなたは医学界のお帰りか何かは判りませんが

黒いフロックコートを召して

こんなに本気にいろいろ手あてもしていただけば

これで死んでもまずは文句もありません

血が出ているにもかかわらず

こんなにのんきで苦しくないのは

魂魄なかばからだからはなれたのですかな

ただどうも血のために

それを言えないのがひどいです

あなたの方から見たら

ずいぶんさんたんたるけしきでしょうが

私から見えるのは

やっぱりきれいな青空と

すきとおった風ばかりです



死を前にしてこんな透明な詩を書けるなんて、すごいです。


でも

死を前にした方がたは みなさん透明な心になるのかもしれません。

母の引越し準備 １

7日が引っ越しですが、母の引越し前に家の整理に行きました。

母には、休んでいるようにと言っているのですが、

休んでいては申し訳ないと思うようで、

物入れから荷物を出しては、処分したりしていました。


引越しをするとなると、思い切って捨てるものが結構あるものですね。

母はいつも身の回りを整理して、無駄なものを持たないように

心がけているのですが、まだまだ思い切って捨てるものが

ありました。

調金を習っていた時のネックレスや指輪、海外で買った指輪など、

大きな石の指輪などしない私たち（私と娘）ですが、母の希望で

持って行って、と言うのを無理に断ることも出来ず、二人で分け後は一応

私が預かることになりました。東京から越してくるときにも、何点か

預かりましたが、なかなか付ける機会がないので残念です。

そんなに高価なものではありませんが、母の思い出が詰まったものだし

大事にしたいと思っています。


今日の整理も終わりごろになって、居間を覗くと 母がカレンダーを

虫眼鏡で見ているのです。

どうしたの？7日は引越しと大きくこの前書きいれたけど。

上の方になんて書いてあるのか見てるのよ。

何の日とか書いてあるでしょ。

見ると一白　仏滅 と書いてあるではありませんか！！

え～～～、　・・・でも素知らぬふりして、

一白と書いてあるわよ。

一白って何だろう・・・？

何でしょうね。。。　　　母はそれ以上は見ようとはしませんでした。


仏滅なんて、どこかへ行ってしまえ～～～！！！


引越しは絶対滞りなく納め、より良くことが運ぶようこれからも

サポートしようと、気を引き締めたのでした。

朝食マフィン

朝食にと最近よく使っている酒粕を４０グラム混ぜた

レーズンマフィンを作りました。


マフィン６個

薄力粉１５０グラム　ＢＰ ６g　（酒粕40ｇ、牛乳50g） 卵　２個　オリーブ油 大匙２
砂糖50g  蜂蜜大匙2　レーズン適宜

混ぜるだけです。180度20分



レンジの中で膨らんでいます。





これまた、自画自賛！

おいし～～～い！！

レーズン好きとしてはもっと入れればよかった、とケチったのを反省。

マフィンカップもちょっと小さかったので、次回はもうちょっと大きめで

トライいたします。


てなことをやっていますが、昨日は事務所に打合せに出かけ、

今日の夜は 不定期に開催される 「魔女会」（会員５人）で

もつ焼き＆もつ鍋を囲みます。いつもこのようなメニューになります。

なんと、魔女たちの名にふさわしい食べ物ではありませんか！

過去への逃避

先日 年を取っていい事は一つもない という

辛いお年寄りのお話を書きましたが、みなさん認知症でもありますので

そういった現実の生活が辛いと思われる方々は、初期の方以外は

過去の記憶へ逃避されます。（バリデーションの考え方です）

ここには（施設）毎日通ってきてるのよ。

（ご本人にとっては病院・仕事場・お友達の集う場所です）

子どもが帰ってくる時間だから、帰らなければいけないの。

夕方はいつも学校を見回るんですよ。・・・など。


先日、個人バリデーションを終えようとしている時、廊下を

一人のお年寄り Ｓさんが辛い顔をしながら（いつも足の痛みを抱えています）

車いすを手でまわし痛い足を一生懸命動かして廊下を歩き、

あるところで止まって 一心に手を合わせお祈りして帰って行かれました。

どこかにお参りにいらしたんだなぁ・・・と思っていました。

５分ほど経って、次はどの方とお話ししようかしらと佇んでいたところ

先程のＳさんが とても明るい笑顔をこちらに向けて、張りのある大きな声で

「あ～ら、久しぶりね～～！元気だったの～！！」と話しかけてこられました。

私は一瞬驚きましたが、すぐに Ｓさんが私を通してどなたかを

見ていらっしゃるのだと分かりました。

私はしゃがんでＳさんと目線を合せ同じ笑顔で「こんにちは」と挨拶しました。

Ｓさんは嬉しそうに私の手を取り

「まあ本当に久しぶり！ああ嬉しいわ、偶然ね。いまね、巣鴨の御地蔵様まで行って

お祈りしてきたの。」（先程のお祈りの姿は巣鴨だったのです）

「そうですか。お地蔵様、いいですね。何をお祈りされたんですか？」

「家族のことや、健康のことやらよ。大したことじゃないんだけどね。

でも、ほんとに嬉しいわ。　　たまには家に遊びに来て頂戴ね。

あ～ら、このセーターいい色ね～すてきだわ。ほ～んといい色！」

と話しながら私の手をさすり、セーターを撫で終始にこにこでした。

「ありがとうございます。大したもんじゃないですが。Ｓさんのセーターも

とてもお似合いでいい色ですよ」

「ほんと、家に遊びに来て頂戴ね。　お会いできて嬉しいわ。

御引き止めしちゃってごめんなさい。ああ、でもお会い出来てほんと良かった。

今度是非家に遊びに来て頂戴ね～。じゃ、おげんきで。　またね。」

「はい、ありがとうございます。お気をつけて。失礼いたします。」


と言う具合でしたが、私は嘘をついていたわけではなくＳさんの世界を

大事にしていたのです。Ｓさんは足が痛んだり胃瘻のあとが痛んだり

の辛さを抱え過ごしていらっしゃるので、過去の記憶へ逃避されているのです。

現実へ引き戻すことは、その方にとっては残酷なことです。


私たちバリデーションワーカーはそんな認知症のお年寄りに対し、

お年寄りの世界を大切にし、悲しみや怒りや辛さを一時でも共有して、

心を少しでも楽にしていただけるようお手伝いしたいと思っています。


認知症になられた方は頭が変になった とか

何も分からなくなった と思わずに、無理に現実に引き戻そうとせずに

接して差し上げて下さい。

話をして、聞いてくれる人がいる、分かってくれる人がいると思うと

安心されます。

ただし、演じてはいけません。

（一生懸命なあまり、演じてしまう方もありますが）

現実の世界と過去の世界を行ったり来たりしているので、嘘は見破られ

信頼関係が築きにくくなくなります。


難しくはないのです。

認知症の方とコミュニケーションするには、その人の感情を考えればいいのです。

寂しいのか、悲しいのか、怒っているのか、悔しいのか・・・、

それを聞きだし、共感して下さい。一緒に考えてください。　

原因を探ったり、解決しようとしなくていいのです。　

ご本人が自分で解決なさいます。






　

酒粕入り黒豆ケーキ♪

酒粕が我が家に来てから、毎日のように甘酒を飲んでいますが、

胃腸の調子がすごくいいのです。

冷えるとすぐ下痢気味になってしまう私ですが、最近は全く

そのようなことはありません。

いい感じです！

粕鍋、粕汁は夫があまり好きではないというので、あまり作らなくなりました。

甘酒で温まり楽しんでいますが、今日はケーキを焼いて見ようと

煮てあった黒豆を入れ、酒粕を５０グラム位混ぜてパウンドケーキを焼きました。






早速焼き立てを一切れ、コーヒーを入れて食べてみました。

ちょっとおしゃれに「お茶とケーキの時間」を演出し、




久しぶりに落ち着いてゆっくりと自分ケーキをぱくつきました。




ん～～～、香よし、味よし、自分で言うのもなんですが、

美味しい！！

酒粕の所為かしっとり感があり、黒豆もなかなかケーキに合います。


次回は酒粕の甘酒ではなく、麹で作った甘酒は砂糖も入れないのに

甘いと聞いたので、試してみたいと思っています。

どんな味の違いなのでしょうか。


日本に帰ってから、寒さに弱い所為で、ウォーキングしていないのですが

今朝外で、シジュウカラとセキレイを間近にみて その可愛さに、

またデジイチ持ってのウォーキングをしてみようかしら、とも思っています。

家でスイーツを作るのもいいけれど・・・。


しかし、
は～るよ来い ！   ですね。。。

年を取っていいこと・・・？

本日、老健でのバリデーションの日。

グループでも個人でもバリデーションの話の中で、年を取って

いい事はない！という方々がいらして、「一つもないのですか？」

の質問に、　「ないわね！」の答えが皆さんから来たことで

私は、とても辛い思いを共有しました。


答えて下さった方々は、足腰も弱り、車いす状態だったり、

歩くのにも苦労している方たちでした。

トイレに行くのにも、寝たきりではないけれど人に世話に

ならなければなりません。ズボンを下ろしてもらうのにも、手の力で

頑張らなければならず、用を足した後にも頑張って気を使いながら

下着やズボンを穿かせてもらわなければなりません。

それはとても しんどい、疲れることなのです。

そして、申し訳ないこと、と思っていらっしゃいます。


私は、お父様お母様はどうだったのでしょうか？

みんな、同じように誰かの世話をし、世話になるのですから、

順繰りだとはお思いになりませんか？

と言いましたが、誰かの世話になると言うのはいつの時代にも

申し訳ないことなのです。


年を取っていい事がない。と言いきる方たちに、何か一つでも

年を取ったから、苦労したからこんないいことがあるのね、と言えることを

体験していただけたら・・・・と思い、考え込んでしまいました。。。

シワ寄せ

昨日思わぬ事件発生のため予定が狂い、

今日は昨日の予定である、母に新聞の１週間の番組表を届けに行き、

その後、娘に借りて来ていたステッパー（運動不足にならぬよう、

借りて来たのですが、娘は太っているわけではないのに、痩せたい、

締まりたいなどと言い出し、返却を願ってきたのです）、

それを返しに出かけ、久しぶりに一緒に買い物をし、ランチを食べ、

アパートに送りとどけました。


その後、おばあちゃんの施設に車を向け、途中でどら焼きを購入して、

おばあちゃんのおやつにしてもらいましたが、おばあちゃんはお昼寝を

途中で起こされていたらしく（おむつ交換があったのです）、眠たそうで

「眠い？」というと、一生懸命目を開けて大きな目をこちらに向けてくれましたが、

瞼が重く目が半分と言わず、５分の４位の状態でしたし、

夕食までお昼寝する？と聞くと「 うん 」と素直に言うので、

ベッドに横になって、夕食まで休んでいてもらうことにしました。

おやつのどら焼きは、その前に９部通り食べることが出来ました。

今週はニューヨークから曾孫たちが会いに来るし、来週はお誕生日

だから、楽しみなことがいっぱい！！

私も一緒にお誕生日のお祝いが出来るのを

楽しみにしている、と伝えると ニコニコ、にこにこ。


今日は忙しい！こんどは、おばあちゃんの施設を出て駅に戻り、

車を置いて電車で データ修復会社に向かいました。

昨日のＨＤＤ故障でのデータ修復がもう出来ているのです。

担当者君は、仕事で出かけて留守。

昨日お会いした上司もネット会議中。

また新しい社員が対応してくれましたが、私の失いそうになった

データファイルは、新しいＨＤＤに入って、戻ってきました。

ほんとうに嬉しい！


今日は、お茶を飲む時間もないくらい忙しく動き回っていました。

（仕事ではないけれど。）

明日は老健に行く日なので、今日中にやりたいことが重なって

しまったというわけです。


結果的には、娘やおばあちゃんとコミュニケーションが持て、

失われてしまったと思ったデータファイルが戻って来たという

いい一日だったのですが。。。

あぁ～、データが・・・

今朝、ＰＣをいじっていて、久しぶりにデスクトップの写真を

変えようと、写真ファイルがしまってある外付けＨＤＤをあけようとして、

動かないことに気づきました。

ここ４～５日、外付けＨＤＤの中のものを使わなかったので、

先日ブレーカーが落ちた時に電源が切れそのままになっていたようです。

はじめは、何ともないことと思っていました。


電源を入れても、マイ・コンピューターにアイコンが現れません。

２回程再起動してみても、ダメでした。

耳をあてると、ＨＤＤの中から変な音がしています。

これは壊れたか！

え～～～、全ての写真ファイルや一人舞台の資料、

今までの原稿など、ほとんどが外付けＨＤＤの中です。


なんとか修復する手立てはないものか・・・と、検索し、

修復専門の会社があるのを知りました。

そこで、修復可能か不可能か、早く知りたい一心で

早速予約を入れ、ＨＤＤを抱え出かけることにました。


修復できそうだとの診断が出ましたが、その価格を聞いて　

崖から突き落とされたようにがっかりとさせられたのでした。

あまりの高額に、写真ファイルはあきらめた方がいいのか

との判断を下そうとしました。

ＰＣが壊れたわけでもなし、ファイルがないと仕事が出来ない、

というわけでもない・・・

しかし、担当者の若い社員が２度上司に相談に行き、上司も出て来てから

３度ほど交渉が続いた末、全てのデータではなく、あるフォルダーだけ修復する

ということで話が落ち着きました。

私の方は大事な全４回になる一人舞台の写真やチラシ・各種原稿ファイル、

パナマの３回にわたる訪問での写真の数々、や大事にしていた写真たちが

戻ってくることに、一時はあきらめましたが、ホッと心が温まりました。


バックアップしておかなければ、と思っていた矢先の失態です。

こんなことにならないようにように、ＵＳＢメモリでDATAバックアップ

しておかなければいけませんね。



みなさん、私のようなことになりませんように！

契約日

母の新しい家の契約が今日行われました。

重要事項説明書の確認・サイン、賃貸契約書へのサイン、

各種保険契約書サイン、など。

契約者は私の夫ですが、居住者の母は契約に立会い

こまごまとした契約ごとに「昔はこんなに大変じゃなかった・・・」

などといって、その場にいるだけで疲れていました。


母は私の夫に対し、世話になることを申し訳なく思い

とても気を使うようです。嫁に行った娘の婿だから・・・

そうなのでしょうね。

難なく契約は済み、夫と三人で近くの中華料理店で昼食をし、

新しい家の契約成立をお祝いしました。


その後、夫は歯医者に予約があり出かけましたが、

母と私は、和菓子屋さんに春のお菓子を買いに行ったり、

スーパーでお買い物したりと出歩きました。

そしてその後、母の家でお茶と御菓子を御馳走になり、テレビを見ながら

父の話や祖父の話など聞いて夕方まで過ごしました。


昔の話をする母は、とても生き生きとしていました。。。

いけふくろう

私は都内にも何十年も住みましたが、

はじめて池袋に「いけふくろう」なるフクロウの銅像がいるのを知りました。

はじめて会う方との待ち合わせに使ったのですが、

北口からすぐのところにそれはありました。

面白い！


沢山の人がその周りで待ち合わせをしていて、結構人気なのだと

はじめて知りました。

はじめてなのだから写真を撮ろうとカメラを構えても、

周りに人・人・人・で、写真にもなかなか撮れません。

梟の姿が見えないほど、人がいるのです。

渋谷の「ハチ公」よりも下の位置にあるフクロウは、

人々に埋もれてしまっていました。

周りの方の肩越しに、「いけふくろう」のアップ写真をかろうじて

撮ることが来ました。





「 いけふくろう　人がまた幸せと待ち合わせる　いけふくろう 」

と詠まれていました。


また、待ち合わせに使ってみようかしらね。

母への応援

今日は私の歯医者に始まって、

母の引越しにまつわる用事で行ったり来たり。


引越し屋さんの見積もり、引越し先への契約日前入金に銀行へ、

契約時に必要な住民票を取りに市役所支所へ。

いつものんびりしている母は、忙しく目が回ると言っていました。

それでも、最後は一緒にスーパーへ買い物に行き帰りました。


土日を挟んで月曜日が契約日なので、急がなくてはなりませんでした。

見積もりに来た引越し屋さんが、車の渋滞で大幅に遅れてきたので、

気が気ではありませんでしたが、その分もサービスしてくれたし、

面白い方だったので許してしまいました。


今日やるべきことはすべて順調に行き、ホッとしました。

でも、今母の居る家の新たな建築会社との交渉がまだ残っているので、

自分のことのように幽鬱ですが、交渉事の上手い夫が要るので

私は任せて、横で眺めていたいと思っています。

出て行ってくれと言われているので、経費を見てもらおうと言うのは

間違いではないはずで、それ以上を請求しているわけではないので

正当なことと自信を持っています。

誰の世話にもなりたくないと、お金は母が出すのですが

年金暮らしの母ですから、引越しなどのお金ではなく自分のために

お金を使ってほしいのです。


もうそんなに長い人生ではない母です、一人で頑張っているのだから、

我がままでもいい、思うように生きてほしい！！

バリデーション再開日

本日、老健初出勤。

久しぶりのバリデーション再開日だったこともあり、

施設長さんは、本当はお休みの日なのに顔を出して下さいました。

ノロウィルス以前に、私はpanama行きのために１０月からお休み

していましたので、本当にほんとうに久しぶりでした。

懐かしい！長らく留守をしていてごめんなさい！！

皆さんにやっとパナマ土産や帰りのニューヨークで買ったチョコレートなどの

お土産をお渡しすることが出来ました。

ノロウィルスが終息してほんとうに良かったです。


でも、今度はインフルエンザに注意です。

周りでは学級閉鎖などあり、ウィルスが猛威をふるっていますから

油断が出来ません。

私のおばあちゃんの施設もインフルエンザで３週間以上の立ち入り禁止

となりましたから。

ノロウィルスのお陰で、ご家族の方々も昨年の暮れからずっと

面会が出来ずに、お年寄りの方たちも寂しい思いをされたことでしょう。



お年寄りの皆さんとは、個人バリデーションでお話を交わしたり、

（顔を近づけてのコミュニケーションですから、お年寄りのツバが顔じゅうに

飛んできて閉口する一幕もありましたが・・・我慢・我慢）

グループのミーティングでの様子など、

お変わりないご様子の方々に安心したり、

入院したと聞いていてまだ退院して来られない方、

特養老人ホームに移られた方、

亡くなられた方等いらして、

淋しい思いにもかられました。


また、私の知らない新しく入られた方々ともお話し出来、

初心に戻って、新たな気持ちで向き合って行きたいと思いました。

嬉しい日

今日は親友のPさんと待ち合わせてランチとおしゃべり。

私がパナマから帰ってはじめて会うことが出来ました。

彼女は先月半ば過ぎボストンから帰った所で、

落ち着いたら会おうと言いあっていたのです。

お互い元気な顔を見ると、安心し、何を話しても理解し合えます。

親友は有難い！

パナマでのこと、ボストンでのこと、家族のこと、自分の仕事のこと、

・・・健康のこと、二人ともおしゃべりな方ではないけれど、聞き役話し役

ちょうどいい具合で、楽しい時間は瞬く間に過ぎ去りました。


最後にビールを飲んだお店で、クジ引きがあり、私の引いたクジが

なんと、１等（ジャンボ宝くじならよかったのに）で、￥２０００の食事券。

このためにまたクジ有効期限内に合う楽しみが出来ました。

もちろん二人の食事代です。ビールは割り勘かな。

パナマ土産を渡し、ボストン土産をもらい、おしゃべりした

嬉しい日となりました。



明日も嬉しい日になりそうです。と言うのは、

ノロウィルスが消えたとの報告メールが入り、

久しぶりに老健に顔を出せることになりました。

施設長さんはじめ皆さんにお会いできるのが、とても楽しみです。

バリデーションの今年初仕事です

母の物忘れ

昨日から雨模様でしたが、今日は暖かでした。

ニュースでは東京は寒かったようですね。

母の家に行ったら、悲しいことに私の持っていった甘酒が

手つかずで置かれていました。

よく分からなかったから、置いておいたと。（がっかり）

レンジで温めて一緒に飲みました。

昔は作ってくれていたのに、忘れたのでしょうか。

ガラスの入れ物に「甘酒」と書いておけばよかったと反省。

お酒臭くないわね。と言いながら飲んでいましたが。


今夜は夫が飲み会でいないので、母の買い物の代行を手伝い、

母と夕食を共にすることにしました。

歯の悪くなった母のためにレンコン入り肉だんごの蒸し物を作り

だいこんおろし＋ポン酢で和えて食べましたが、美味しかった！

母は筍・だいこん・しいたけ・さつま揚げの煮物を作ってくれました。

私が行くといつもより食べるようですが、いつもは食事量が少なく、

少なすぎるので便秘になってしまうようです。

ちょうどTVで発酵食品が身体にいいと言う番組をしていたので、

一緒に見ておしゃべりしてきました。

母は頑張っているけれど、やはりもの忘れも多いし、

手助けが必要な時も多くなってきた様に思います。


明後日、引越しの件で住民票や銀行振り込みに同行するのですが、

もう少し頻繁に顔を出すようにしなければ、と思いながら帰りました。

温かな時間

今日は夫と二人で施設のおばあちゃんのところへ出かけました。

おやつの栗まんじゅう、新しいパンツ２本、セーターを持っての訪問。

おばあちゃんは、始めきょとんとした表情でしたが、

すぐにニコニコし、夫を見て嬉しそうにしていました。

しばらくして、「何か月ぶりかしら・・・」といい、「２年ですよ」というと

「そんなに・・・」といいながらにこにことじっと顔をみていました。

栗まんじゅうも美味しそうに全部たべてくれました。

左手が今日はずいぶん固く硬直し、私がさすってもあまり伸びませんでした。

理学療法士（PT）さんを頼んだので、

「腕をマッサージしてもらううように頼んだから、

少しづつ楽になると思うわ」というと、

にこやかに「そう」とは言っていたけれど、理解しているかどうか・・・。

理解していなくともいいのですが。


何回か何か言おうとして・・・口が回らず、黙ってしまいました。

そして、そばにあった私の手や、膝をそっと撫でてくれるのでした。


「お誕生日（２４日）には美味しいお寿司を一緒に食べようね。」

と口々に言って帰って来ました。・・・その前にも、来るけどね、って。

サロンで皆さんと合流、職員さんにご挨拶し、

おばあちゃんにもう一度挨拶して帰ってきました。


インフルエンザの影響で、まだ長い時間の面会は許されてはいないのです。

おばあちゃんは個室なので大目に見てもらっていますが。



会話はあまりなかったけれど、おばあちゃんの部屋は温かな時間が

流れていました。。。