一本の葦

あんなこと・こんなこと・・・

8月26日 出演情報!

2017-07-31 21:30:00 | 芝居




 深水三章  朗読劇  with さつき里香 
 
    50回記念新作2本立て

   亀山賢一 作 「憧れのセカンドハウス」

   金塚悦子 作 「ネコなふたり」

場所 新宿三丁目  リトリート倶楽部
            
新宿区新宿3-7-9 新宿土地建物第6ビル2F
              03-5269-3038
open    19:00       開演   20:00

1ドリンク付き     ¥3,000.-


作家・金塚悦子さんのご紹介で、深水三章さんとの初めてのお仕事です。

楽しい一夜になりますよう、暑さの中稽古に励みます。

小さなBarでの朗読です。ビールをワインを冷やしてお待ちしております。

是非見に、聴きにきてください。

メールで、メッセンジャーで、ご遠慮なくご一報くださいね。。。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

釧路ひとり旅

2017-07-29 23:09:30 | ひとり旅


釧路湿原に行って来ました。

母と叔母は、デーサービスにお泊り。
二人はお泊りを楽しんでもいます。ありがたいです。

お蔭で、長年憧れていた、釧路湿原行きを実現させました。

目的は、湿原をカヌーに乗って、大自然を、風を太陽を感じることでした。

予定外の事もありました。

昔、7月の北海道公演で乗り継ぎ乗り継ぎで何ヶ所か回ったことが

ありましたが、バス移動中、寒くて震えていたことがありました。

それで、セーターや厚手のパンツも持参。

が、しかし、釧路も現地の方が驚くほど暑く、連日30度を超す暑さ!

霧の多い釧路で、晴天続きだったのは、ラッキーなのですが。

Tシャツやパンツをホテルのコインランドリーで洗濯して

間に合わせました。

展望台への坂道は木陰で良かったのですが、湿原散策では

首にくっきりとTシャツの襟跡がついてしまいました。


釧路湿原はやはり素晴らしいところでした。

寒いけれど、冬や春にも行ってみたいものです。



カヌーの上は良かった・・・自然の中に漂った感じがしました。

小鳥たちは声だけで、ほとんど姿を見せませんでしたが

カッコーが頭上を低空飛行して横切って行きました。しばらくして

木々の中でよく通る「カッコー、クックー・・・」と鳴き声が聞こえて

きました。

運良く、子育て中の丹頂鶴の親子4羽にも、出会えましたよ。



「釧路湿原一人旅」をデジブックにしました。

相変わらず拙い写真ですが、どうぞ、ご覧下さい。


http://www.digibook.net/d/92d5a7bf818cb4f92c3ba8a35eb977a2/?viewerMode=fullWindow







コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

微笑ましい姉妹

2017-07-11 22:20:00 | 介護・介助


 
 宿根向日葵 2年目です。毎日暑いですね。


最近、母があまり長いお喋りができなくなったのですが

そのぶん叔母が色々喋っています。余りに微笑ましかったので

書いておくことにました。

昨夜、叔母がテレビを見ながら、母に話しかけていました。

テレビは、CMを流し始めていました。夏期講習のCMで

かき氷が食べたい!とハイジが言うのを聞いて

叔母が母に、外国にはかき氷なんてないんでしょ。ねぇ~。この頃は

食べるようになったのかしらね。 世の中変わったのね~。

母も、分かってか分からずか、テレビを見ながら、ふーん、そうね。

と、納得。    笑えました。


母の話は支離滅裂、あれがこうで、探してたんだけど、あれだったから

~で~だからもういいの。うん。

叔母:それで見つかったんでしょ。 母:そうなの。

叔母:だったらよかったじゃないの。

てな具合に、会話成立しています。

こんな時は、仲良くいい感じなのですが。

ひとたび合わなくなると、叔母の口撃が始まるので、ハラハラします。


昨日のことです。私が朝階下に降りていくと、叔母が母を

口撃しているところでした。はっきり言いなさいよ。

あんたはフニャフニャ言っててわかんないわ。

母:家に帰りたい。

叔母:帰ろうったって、家なんかもう壊してて

ないんだから。

母:じゃあ、どうしろって言うの?私がここにいちゃいけないんでしょ。

叔母:そんなこと言っちゃいないでしょ! 

ここまで聞いていて、さて出て行かねば、と朝食の支度を止めて

間に入って行きました。

亮子さん、イライラしないで!

弘子さん、ここに居ていいのよ。ここは弘子さんのうちなんだから。

弘子さんは私のお母さん、私は弘子さんの娘なんだからね!

ここでは、安心していていいのよ。母は、ありがとうと情けない声を

出して言いました。

叔母は、あーあ、あんたはかわいそぶってるけど、私の方がよっぽど

一人ぼっちで、かわいそうな年寄りなんだから。

と呟くので、言いました。

おばさんはかわいそうなんかじゃないわよ。

血の繋がった、お姉さんと、姪と一緒に住んでいるでしょ!

 

ここで、二人はなんとか落ち着き、朝食の支度に戻れました。。。





コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

川端龍子(Kawabata Ryushi)を追った1日

2017-07-04 22:07:18 | Weblog

 

先ずは大田区の川端龍子記念館へ行き、始めにアトリエと自宅を

案内付きで見学予定でしたが、電車を一台乗り遅れて、案内時間に

間に合わず、残念なことをしました。次回の楽しみにいたします。

 



趣味が建築で、住まいや記念館は、龍子自身で設計したらしい。

才能豊かな方だったのですね。

「ホトトギス」の同人で、俳人としても活躍。

 


記念館では、油彩から日本画に変更した当初の作品「白日夢」の

生き生きとした野菜畑の中の雄鶏が力強く、好きでした。

大作では「はたたく」という富士山を描いた作品の、雲のさまが

なんとも言えず見入ってしまいます。他に「梅と翁」の梅の枝ぶりと翁の

居ずまいに、「椰子の篝火」の大作は南の島の現地の人々の様子に

「寒泳」の梅の花さく冷たい河で泳ぐ河童の水中の姿と梅の枝の美しさ

などに惹きつけられました。


山種美術館では、「川端龍子ー超ド級の日本画ー」と題し

川端龍子没後50年を記念した展覧会が開かれていました。

大田区の記念館からも、沢山の作品が貸し出されていました。

30代で書いた「慈悲光礼讃」(朝・夕)池に掛かる木漏れ日と

夕日に照らされた牛、自然に対する優しさが感じられました。

「花と鉋屑」の葉も茎も池も青い世界に白く輝く蓮の花が印象的で

近くに寄ってみると、本当に輝いているのです。感動です。

これも30代の作品です。

40代になると、「鳴門」の鮮やかな青い海の中の白い波の渦がかかれた

大作です。力強い!「鳴門」は奥村土牛のものが私の大好きな絵の一つ

ですが、全く違う想像力の世界です。

「草の実」の金彩の繊細な絵も美しく、心奪われました。

そして、50代の作品で家族に対する暖かな眼差しがうかがわれる、

「紙製手提げ袋への絵付け」お嬢さんの作った紙の手提げ袋に

野菜や魚などの絵付けがされたもの、出征する息子に書いた「千里虎」

(虎は千里を言って千里を帰る)虎の横顔が印象的でした。

「爆弾散華」は花がちぎれ舞っている画面に、金箔が散っている

のですが、爆弾の破片が金箔で、花は人か・・と思うと胸に迫るものが

ありました。

他にも沢山の迫力ある画の数々でした。


 

鑑賞後は、山種美術館のカフェで「花と鉋屑」の白い蓮の花を模った

和菓子と抹茶で休憩いたしました。。。



8月20日までです。






コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする