ドイツにいる友達C さんが仕事で日本に帰ってきました。
私の夫の急逝の知らせを実家の弟さんから聞いて、驚いてメールをくれ
今日会えることになりましたが、三重県にいた時に彼女の実家が上野市だった
ので、ゆっくりお会いしたのと、渋谷コクーンで「上海バンスキング」公演の折、
通訳の仕事でオーチャードホールに来ていた彼女と、楽屋事務所前で話した
のが最後でした。
何年ぶりかで会ったのに、ハートはまったく変わっていない。
ドイツ・ウィーンで音楽に親しみ、美術館での時間を楽しみ、自然や小さな命を
大切に生活しているCさんとの暖かい時間の中で、
いろいろと話がはずみ、瞬く間に時間が過ぎ去りました。
夫とヨーロッパ旅行をしながら是非会いに行こうと話していたのに、
ついにそれを実現することなく
夫はドイツよりももっと遠くに旅立ってしまいました。
これから先、彼女の家を訪ねることができるのでしょうか…。
専属通訳(夫)なしに行けるかしら?
彼女との暖かい会話の中で、再会と別れの時のハグの腕の中で、
友達っていいな、と思いました。
そして、いつか通訳アプリを片手にでも、是非ドイツへ訪ねて行きたい!
と思うのでした。。。
母の記憶は最近のものは良く覚えられない常態です。
混乱しています。
無理もありません。最近引越ししたのですから。
母は一人暮らしが長かったので、何でもしていたけれど、
今はすることがあまり無くなってしまいました。
それでは良くないかなと思い、料理を手伝ってもらうことにしました。
これは正解。
母は生き生きと千切りや小口切りを鮮やかな手つきでやってくれます。
そうかと思うと、先日知らないと言っていた商品券を
スーパーマーケットに行った時、急に思いだしバッグの中を引っくり返し、
探し出そうとしたりしています。(あれは何処へ行ったのやら・・・)
時々鬱常態にもなります。
私のものがみんな捨てられてしまった…と恐い顔をしていることもあります。
ベッドもない、マットレスも、布団もない、と。
ベッドは古いから処分していいと言ったので、処分してしまったし、
ベッドの方がよければ、一緒に新しいのを買いにいきましょうか?
マットレスはなかったし、ベッドの上のお布団は全部持って来たものよ。
そうかしら…?
ベッドなんて買わなくてもいいわよ。
喧嘩をしても仕方がないので、す~と隣の部屋へ。
今は私の娘が一緒にいるので、私には我が儘を言ったり煩がったりするのに、
孫の言うことには素直です。一日3回の目薬も素直に注しています。
とても助かります!!
何をどこに置いたか忘れるのは、物忘れ。
何かがあったことを忘れる、置いたことも覚えていない、のは認知症。
あぁ、母は認知症です。
敬老の日に役所からいただいた、商品券を大事にバッグにしまっておいたはず
なのに、きょう残りの商品券で買い物に行きましょうか?
と聞いたら、え~、そんなものあったかしら?
バッグの中にしまっていたから、あるんじゃないの?
え~、(ゴソゴソバッグの中を探し)ないわよ、そんなもの。
こちらのほうが、え~~、そんなはず・・・。と一緒になってバッグの中を見ましたが
ありません。
さて、どこに消えたのか・・・。あと5~6千円分残っていたはずなのに。
先日いろいろなものを整理しなきゃ、と捨てたりしまいこんだりしていたので
ゴミ箱行きで、もう焼却されてしまったかもしれません。
あ~~~、私のものではないけれど、もったいない!
けど、そんなことに執着していても始まりません。
今日は母と中華料理ランチを外に食べに行きました。
私は運転ですからアルコールは飲めません。母は結構呑める方なので
紹興酒の飲み比べ3種、といのを頼みました。
結構大きなグラスにきましたが、あら、こんなに飲めないわ、と言いながら
全部飲んでしまいました! 恐れ入谷の鬼子母神
買い物に行くと、家にあるものをまた買おうとします。
まだ、家にたくさんあるわ、とか、この間買ったばかりよ、と静止しなければなりません。
買いたくなるものは、便秘の薬、かゆみ止め、栄養ドリンク、風邪薬、醤油、みりん、
お酒、ワインetc.
母が気にしているもの、無いと困るものばかりです。
夕方は、施設のおばあちゃんが気になって出かけると、熱を出して寝ていました。
火曜日から熱を出し、熱が下がったり上がったり・・・夕方になると熱が上がると
聞きました。施設内では今風邪が流行っているとか。
額に手を当てると熱く、頭をアイスノンで冷やしてもらっていました。
心配ね、熱があるんですってね。の話しかけにも力なく目を向けるだけでした。
今日はうなづく元気もなかったようでした。
夕食もベッドの中。
40分ほどかけて、やっと、半量を食べることができました。
半量食べたところで、疲れてしまったらしく目をつぶったままになってしまったので、
ベッドの上体を下ろし、ゆっくり寝て早く熱が下がりますようにと耳元で囁いて
退室してきました。
月曜日は病院に薬をもらいに行くので、その帰りにまた様子を見に行こうと
思っていますが、その時には熱も下がっていてくれますよう祈りたいです。
喉がゴロゴロとしていたので、咳をしたくともでない状態なのかと、気になりました。
先週はとても元気だったのに・・・、風邪菌め!
急ぎ家に帰って、母と夕食です。今夜は鱈ちり。
母と毎夜晩酌です。
私も夫もお酒が好きでしたから、夫亡き後に一緒に呑める相手があるのは
嬉しいことですが、私より飲むかも・・・。
しかし、酔っ払って可愛さのあるのは、母かもしれません。
ほろ酔い加減で、饒舌になり、昔話をひとしきり。
そして、お風呂に入ってすぐに布団に入り休んでしまいました。
はは、呑気だね~~。
「古着でワクチン」という運動を知ったのは、
10月初め頃でしたか・・・、老健に行く車の中のラジオでした。
いつか利用しようと思っていたのですが、なかなか行動に移せませんでした。
やっとダンボールを取り寄たものの、自分の衣類は入れられても
夫のものには手が出ませんでした。
そのままにしておきたい気持ちで一杯でした。
誰が着るわけでもないのに・・・。
しかし、やっと気を取り直して 特に愛着のあるものや、私も着ることができる
セーターや、フリース、など残し、少しづつ箱詰めし、今日やっと送り出しました。
送った衣類やバッグ・靴・服飾雑貨は、開発途上国(主にアフリカ、中東、東南アジア)
に送られ再利用されます。
寄付されるのではなく、安価で輸出販売されるのです。
販売することにより現地でビジネスが生まれ、新しい雇用も生まれます。
またその収益の一部でポリオワクチンを更に提供することが出来るのです。
「古着deワクチン」を注文するだけで、認定NPO法人「世界の子どもにワクチンを
日本委員会(JCV)」 を通じて開発途上国(ミャンマー、ラオスなど)の子どもたちに
ポリオワクチンが届けられ、一口(100円)につき5人の命を救うことが出来ます。
この企画は2010年10月からスタートされたようです。
http://furugidevaccine.etsl.jp/
申し込んでダンボールを買い、届いたら詰めて着払いで送るだけです。
捨てるか、タンスの肥やしになるのなら、誰かの役に立ち有効に使われる方が
いいに決まっています。
私の衣類はもっともっと出てきそうです。頑張って断捨離ですね。
年末にかけて、もうひと箱タンスや収納庫のものを送ろうと思っています。
きっと、夫も喜んでくれることとでしょう。
青空の中、老健へ。
グループミーティングでは、グループの皆さんに、「若返り、少女のように
純粋な心でもって過ごしましょう。」と議長のMさんのご挨拶。
和やかな楽しい会を皆さん喜んで過ごし、昼食が少し遅れたため、
ミーティングが終わってからもたくさんの歌を歌って過ごせました。
さて、午後の個人ミーティングの時です。
98歳のTさんを見ていたら、3時のおやつ間際だったので少し
お腹がすいていたのでしょう。
おしぼりを剥いて、職員さんに 「ここを切ってください。
お茶とこれしか来なかったので、食べようと思って・・・」、と話しかけていました。
職員さんは、「これはおしぼりですから食べられませんよ!」とはっきり
おっしゃっていました。
私は、なんと勘違いしたのかと思って、それはなんですか?
と聞きに行きましたら、「おしぼりですって。」と返事が帰ってきました。(笑)
しばらくTさんと話していると、ソファーの方を目で指し示し「みんなよくあそこで
寝ているわね。ゴロゴロと。」とおっしゃるので、「そういえば、Tさんはソファーで
お座りになっているけれど、寝そべったりはしていませんね。」
Tさんは「私も寝てみようかしら、あそこで・・・。永久(とわ)の眠り!」といって
あ・はははぁ~。ですって。
永久の眠りはもう少し待ちませんか? と言うとまたまた、「もう十分!」と。
冗談?なのか?
腰の曲がった小さな Tさんがとても愛おしくなりました。。。
今日の予定は、TAPdanceレッスンの後 夕方から、とあるCMオーディションが
あるので、空き時間をどのように過ごそうか楽しみながら考えました。
まず、レッスンスタジオのある西新宿五丁目から青山一丁目まで地下鉄で行き、
ランチを軽く済ませて外苑の銀杏並木まで歩きました。
いつもここの銀杏が金色に染まる頃、見に来るのを楽しみにしていましたが、
ここ2〜3年見ていません。丁度いい頃かと思ったのですが、勘は当たりました。
金色の銀杏並木はやはり素敵でした‼
たくさんの人がカメラを向けていました。
2箇所目は、恵比寿の山種美術館「古径と土牛」小林古径生誕130年。
行ってよかった!
古径は、土牛の尊敬する兄弟子だったようです。
私と夫が大好きな土牛の「醍醐」、三重県にいた時に京都の桜を見に行き、
醍醐寺の桜を堪能、その後土牛の絵とともに何度も話題にしていたものです。
古径の「弥勒」も思い出深いものでした。奈良の大野寺に枝垂れ櫻を見に行った
時、大野寺の庭から見た切り立った岩に彫られた大きな弥勒菩薩です。
土牛の「鳴門」も、大好きです。今にも渦に巻き込まれそう、迫力があります。
「鳴門」「醍醐」は隣り合わせに置かれていたので、
暫く佇み・・・、近くの椅子に腰掛けて・・・また眺めました。
他にもたくさんの好きな絵が‥古径、土牛の「蓮」や「富士」、「牡丹」、「富貴草」、
「観音」、「浄心」‥ 品があり、見ているだけで心が洗われるようでした。
時間がたっぷりあったので、カフェで和菓子とお茶もいただきました。
二人ならもっと楽しかったのに・・・。
まだまだ、考えても仕方のないことを考えてしまうのでした。
さて、オーディションのある東銀座まで行きましたが、まだ時間があります。
歩き回るのも疲れると思ったら、ふと思い出しました。
ジョン レノンと小野洋子が通っていたという喫茶店があるのを。
こんな時でもなければわざわざ行きません。
そこでコーヒーを飲みながら、ブログの下書きをしました。
そして勿論、本当の用事、オーディションはきちんと受けましたよ。
楽しんで演技できたので、結果待ちではありますが、まっいいでしょうか。
・・・・・受かりますように‼
今日は偶然にも、盛りだくさんの素晴らしいスケジュールとなりました。。。
昨日は老建に行った日。
ある男性の方が、一人大きな窓のそばで物思いにふけっているようだったので
話しかけてみました。
いつもは、自分の記憶が消えないように、ノートにたくさんのメモを
書いていらっしゃる方なのです。
この景色を見ていると、とりとめもなくいろいろなことを思い出したり、
想いを巡らせることができるんだ・・・、と。
例えば、あの車の通っている道路を見ているとあそこを真っすぐに行くと、
・・・に行き、そこを曲がって真っすぐに行くと成田の駐屯地に行く。
自分はそこの航空少年兵(15歳)で、友達は大方死んでいったんだ。
いわゆる予科練さ。
そして彼の思いは岡崎にも飛んで行き、歴史にも思いを馳せ・・・
語ってくれました。何を見ていてもそこから次々と思いを巡らせることができるんだと、
目を輝かせて語ってくださいました。
孤独からの逃避のためにしていることかもしれませんが、
過去の良い思い出だった生活に帰るのではなく、自分の想いを自由に
いろいろな場所に移して、想像力と記憶の中を飛び回っていたのです。
それって、なんと素敵な事なんだろうか、と思えました。
しばらく話を伺ってから、「おじゃましました、またお話を聞かせてください。」
と言ってその場を去りましたが、一人でいると淋しいのではないか
、
孤独なのではないか、と心配した自分が恥ずかしいような気持ちでした。
青空を見上げている明るい顔の Iさんがとても印象的でした。
今日はどんよりした曇り空。
午後には雨になりましたが、夕方施設のおばあちゃんのところへ行きました。
ベッドで休んではいましたが、私が行くと あぁ~と言ってニコニコといい笑顔を
見せてくれました。今日はいい笑顔を見せてくれたから、嬉しい!
というと声を出して笑ってくれました。
そばに座って話をしながら、おばあちゃんも早くにお父さんを亡くして
一人になっちゃったのよね。 うん。
私も一人になっちゃったから、一人同士だね。 寄り添っていこうね。うん。
今日はしっかり目を開けて、答えてくれました。
あの世っていいとこかしら? ニコニコ。
この世の方が修行でいろいろあるのでしょうね。 うん。
おばあちゃんはもう悟っているの? うん。何でも受け入れているのかな?うん。
先に行ったら待っててくれる?ニコニコと 、うん。
とても癒された時間でした。
夕食は、食欲もあり久しぶりに完食でした。
メニューは春でもないのに鰆(笑)。でもおばあちゃんは好きでした。
近くに座っていらした方が、「いい嫁さんだね、おばあちゃん幸せだね!」と何回も
言うと、おばあちゃんもニコニコと「いい嫁さんだよ!」とたどたどしく言いながら
満面の笑顔でした。
流石に食事を終えて部屋に帰ったときは、疲れて横になるとホッとしていましたが。
食べて体力をつけていれば、風邪も寄せ付けずにいられるかな。
元気に年末年始を越して、2月の誕生日を迎えられますように!!
昨夜のことです。
老建からの帰り、駐車場に行く暗くなった道々荷物の中から車の鍵を探していたのですが
なかなか出てきません。
いつも入れておく場所にはもちろんありません。 ???
そうこうしているうちに駐車場につきました。車はもちろん鍵がかかっていて
入れません。途方に暮れながらも、私のことだから荷物の中にあるに違いない、と
近くの閉店している調剤薬局のセンサーライトの下で、荷物の点検。
しかしどうしても見つかりません。さて、老健のミーティングルームに忘れたか、
コートからこぼれ落ちているに違いないと、足早に元来た道を引き返しました。
しかし、部屋はきれいなもので鍵の影も形もありませんでした。
明るい部屋の中でもう一度荷物を全部出して見ても・・・無し。
がっかりしながら、事務所に寄り落し物の中にキーはなかったかと尋ねましたが
ないとの返事。ついでに病院の受付にも寄って尋ねましたが徒労に終わりました。
しかし、あきらめの悪い私は駐車場への道のりを 目を皿のようにして暗い道を
鍵を探しつつ歩きました。もしかして・・・と、思うところに携帯電話を懐中電灯がわりに
照らしてみてもむだでした。
ついに車を駐車してある場所に到達してしまいました。
まだ諦めない私は、車のドア付近を携帯かざして探したのですが、真っ暗で
砂利の敷き詰められた駐車場には落ち葉もあり黒の鍵はまったくもって
見当たらないのです。
万事休す!!!
もう諦めてタクシーで帰り、次の日にもう一度スペアキーを持って駐車場へ車を迎えに
来なければならないのかと、がっかりしながらも、朝に傘をさしながら歩いたことを
思い出し、携帯の明かりを持って5~6歩地面を照らしつつ身をかがめ
「あぁ神様!お願いです。私の車の鍵が見つかりますように!Mさん(夫)お願い!」
と心の底からの思いとともにつぶやき、歩いていると、奇跡が起きました。
黒い塊が見えたのです。が、手にとったら落ち葉かもしれない・・・と思いつつ恐る恐る
手を伸ばすと、あああ、車の鍵だ!私の車の鍵ではありませんか。
「神様、ありがとう!Mさんありがとう!」今度も心の底からお礼の言葉が出ました。
車の中に入れたときは、本当にほんとうに幸せな気分になりました。。。
こんなバカなことをしでかすのは、私だけかしらね・・・恥ずかしい。
昨日は、母の携帯(携帯せず家にあるのみでしたが)を返却し、
市役所で住民票の移動を済ませました。
そして夕方、2週間ぶりに施設のおばあちゃんのところへ行きましたが、
眠そうに食堂に座ってはいたのですが、表情が無く、
疲れているの?眠いの?の問いにうなづくだけでした。
夕食は半分以上食べられたので、健康的には大丈夫のようですが、
表情がないのが気になりました。
仕事が忙しくてこられなかったことを詫びると、ああそう・・とはっきりとではないけれど
返事が帰ってきました。
ベッドでの着替えの時に見た足のむくみもだいぶひどく、痛々しい・・・。
マッサージしましたが、灼け石に水という感じでした。
今日は老健。
ミーティング前にKさんから、「あら~、久しぶりね~。」と握手を求められ、
先週休んだのを覚えていらっしゃるのかしら?と思ったら、
「あなた若いわね~。」とおっしゃったので、あぁ友達と間違われたのだと気づき、
「Kさんもいつまでも可愛いわ。」と返しました。
ニコニコと、「小さいからね!」ですって。 でも、親しくしている人だわ、
と思い出してくださったのだと嬉しかったのですが。
新しく入所された方もだいぶいらして、挨拶しながらその方々とのコミュニケーションを
試みました。
1分ごとにお腹がすいたと訴える方は、30代で夫を亡くし女手一つで3人の子供を
育てた頑張り屋さんでしたし、無口のSさんは農家で頑張って働いてきたお父さん、
パイロットをし、若い人を育ててきたという笑顔の素敵なTさん、など。
仲良しご夫婦(共に90歳以上)の夫婦喧嘩のあいだにも入ってしまったり
する一コマもありました。
よく聞くと近くにいる方が、旦那様のかたばかりもつのでヤキモチを焼いたようでした。
あの男・・・役たたず・・・バカ! とか言っていたのに、
最後に私が 「旦那様は奥様のことが大好きなんですよ!」
というと、「そうらしいの!」ですって。。。ごちそうさま!!
仲良く二人で長生きで、いいな・・・と、羨ましくもありました。。。
11月1日~3日の4ステージ、目白の古民家ゆうどにての二人芝居「シスターズ」が
終わりました。
観に来ていただいた方々、応援していただいた方々、
本当にありがとうございました!
8月8日の夫の急逝から3ヶ月間、「SEVEN」、「Oh! パじゃまPARTY」、そして
今回の「シスターズ」と夫の生前から決まっていた仕事を1つ1つ、
ただただ一生懸命に演じられたことは、関係者の方々や、観客となってくださった
皆様の応援のおかげだと思い、感謝の気持ちでいっぱいです。
家族も大きな支えとなってくれました。
役者とは、「親の死に目にも会えない職業だ。」 と言われてきたので
決まっていた仕事を関係者に迷惑をかけずにこなすことは普通のことで
別段褒められることでも、驚かれることでもありませんでした。
仕事が大きな支えとなっていたことも事実です。
終わって気が緩んだのか、疲れがピークになっていたのか、
4日から鼻水が…そして咳が…微熱が・・・。
今日はTAPのレッスンでしたが、休まざるを得ませんでした。
しかし、本日の予定は母の引越し!
レッスンが終わったら、車で母と身の回りのもの、母の小鳥とともに我が家に迎える
予定でしたから、それは外せません。
娘たちが素晴らしい戦力を発揮してくれて、瞬く間に引越しと粗大ゴミなどの
ゴミだしを済ませ、無事に母は我が家へやってきました。
しかし、なれない家の中、そして周りで片付けものをしているのを見ているだけで
疲れたのか、同じことを何度も質問したりしていました。
一番先にお風呂に入ってもらい、早く寝たら…と気遣ったつもりだったのですが、
ぼそぼそと・・・あぁあ、子供扱いね…など言っていました。
悪かったかなぁと思い、ドアを開けてみると、布団をかぶって
「~~・・・どうぞお願いいたします・・・」と、神様?にお祈りしている様子。
母がこの家で幸せにいられるよう努力したいなと、じ~~んと来てしまいました。
私も、亡き夫に「母と一緒に住みますのでよろしくお願いします」と祈りました。。。