14日、両国・大江戸博物館ホールでの朗読公演が、無事終了いたしました。
ホールまで足をお運びくださったお客様、ご都合がつかずいらっしゃれなかった
けれど応援していただきました、皆様、ほんとうにありがとうございました。
400名の客席は満員で、客席から暖かいエネルギーが伝わってきましたので、
緊張症の私も、客席の方を見つめた瞬間、リハーサル時よりも落ち着き、
読み、表現することが出来たように思います。
演出家・保坂延彦氏も客席に伝えることを最重要視した、演出をしてくださいました。
舞台で本を読むだけの出演者はいませんでした。
客席にも、作家・井上ひさし氏の書いた一言一言が、そしてメッセージが
伝えられたのではないかと思います。
嬉しいことに、何人ものお客様に、一日ではもったいない とのお言葉を
頂きました。
私もよい仕事にに巡り合い、よい仲間に恵まれ、沢山のお客様に
おいでいただいたことに、感謝しています。
ありがとうございました。
昨日、広島での原爆投下以後71年目を迎える、平和式典が行われ
8:15の黙祷はTVを見ながら、今年は特別な思いをもって、行いました。
あと1週間に迫った、五人の朗読による「少年口伝隊一九四五」(作・井上ひさし)
の公演があるからです。
少しでも沢山の事実を知りたいと、
TVのドキュメンタリーや・映画・「ひろしま」関川秀雄監督
「二十四時間の情事(HIROSIMA MON AMOUR)」アラン・レネ監督
「原爆の子」新藤兼人 、本・「黒い雨」井伏鱒二.「裸足のゲン」中沢啓治、etc
当時を少しでも多く知りたく、見聞きしています。
昨夜はTVで「決断なき原爆投下」を見、米軍の思惑のみで進められた原爆投下
決定、トルーマンは後悔するも、長崎の投下を止められず、事後は正当化!
なんともやりきれない思いで一杯でした。
14日の「少年口伝隊一九四五」朗読公演では、あの時代に戦争へと巻き込まれて
行った一般市民の(少年の)姿を、怒りを込めて、平和の願いを込めて
読ませていただきたいと思っています。
お忙しい時期ではございますが
どうぞ、両国・東京博物館ホールへのお越しをお待ちしております。