第1話は、原作に忠実で、まずまずと思ってました。(以前ブログに記載済み)
第2話では、けっこう大事な部分が、変更されていました。
倫子とKEYが、一夜を共にする場面です。
原作では、仕事をとられた倫子が、タクシーに乗って監督と新しい脚本家を追っかけ、箱根までいってしまい、そのうえ、ぐでんぐでんに酔っぱらうというところから。
KEYが、酔っぱらっている倫子を、箱根まで、わざわざおっかけて一升瓶をとりあげるのですが。
そして、枕営業してみたらと迫るのは、一緒なのですが。
設定が違うと、凄く違和感を感じました。
香と涼の恋の方に、気持ちが入りました。
KEYに、「売れないから捨てたくせに、売れたらより戻そうなんて甘いでしょ?」と言われるところ。
思わず、自分だったらどうだろうと思ってしまいました。
それこそ、たらればですけど。
香の立場なら、やっぱり私でも、目が出そうにないミュージシャンとの暮らしは、長続きしそうにないです。
しかも、売れたら、好きだったのですから、より戻そうと思うかもです。
それで、香の気持ちを思ってギュンとなりました。
原作を読んでると、その違いが気になってしょうがないですね。
映像ならではの良い部分もあるのですが。