観に行きました。
お客さんは、30人ぐらいだったでしょうか。
映画館自体は、大混雑でした。小学生連れが多かったです。
主演は、佐藤健さん。相手役は、長澤まさみさんと森七菜さん。
三人の関係性を知らないまま、みはじめました。
佐藤健さん演じる俊の学生時代の恋人が、森七菜さん演じる春。今の恋人であり婚約者が、長澤さん演じる弥生。
ネタバレを含む感想を書きます。
共感できない部分があって、イマイチだと思いました。
というのも、弥生が行方不明になった意味が、わかりませんでした。
最初、自分が病気で俊に迷惑をかけたくないので、いなくなったのかなと思ってました。が、違いました。「愛を終わらせない方法、それは何でしょう?」という問いかけをしていなくなったので、自殺するのではないかと不安になりました。
現代と過去が行き来して、今、どっち?というところも、けっこうありました。健さんが、同じスタイルなので。髪型ぐらい変えて欲しかったです。
春との恋愛が終わった理由は、なんとなくわかったのですが。
弥生との恋愛については、始まりもなんだかなでしたが、結婚の決め手は何だったのでしょう。
春からの手紙を見せるべきではなかったと私は思います。俊が心のうちに、おさめておけば良いのに。未練があったのか。未練を断ち切りたかったのか。
おそらく、春からの手紙を読んで、弥生は失踪し、春のところを訪ねたのだと思います。
それにしても、愛について考えすぎだと思います。
好きならそれで良いんじゃないかな。結婚しても、恋愛時代のような熱い想いはないかもしれないけど、恋とちがって、愛は永遠なものにできると思っています。
結婚して一緒に生活していくうちに生まれてくる愛もあると思いますし。
子供が生まれたら、父母として、子供を通じて、お互いのことを知ることもあると思います。
形は変わっていっても、愛は続くと思ってます。
ですから、作者のテーマを理解できませんでした。
良かったのは、春が訪れるボリビア、アイスランド、プラハの風景です。映画ならではでした。こんなきれいな場所があるなら、行ってみたくなりました。
映画の採点 60点/100点満点