前回のつづき
今作は、同じ場面をもう一度放送する際、より詳しく放送されるという手法をとっているようです。
はるの実体験が話されます。はるは、女学校へ行きたくても行けなかった。旅館から逃げる手段として直言と結婚した。後悔はしていない。
そして、「私は、自分の子供の幸せを一番に考えられる母親になろう。」と決意。
はるは、寅子が失敗した時を想像して、反対していたのでした。
「どう進んだって、地獄でしょ。」
寅子は、「私には、お母さんが言う幸せも地獄にしか思えない。」
やっぱり二人の意見は、物別れになりました。
甘いもん屋で待ち合わせる寅子とはる。
寅子の振り袖を買うため。
甘いもん屋のセットが凝ってるなあと見惚れてしまいました。
甘いもん屋で、寅子は、桂場と出会います。
寅子は桂場に、母親の説得法を聞きますが、桂場も、寅子の女子部進学には反対だと。なんてこと。
桂場の考えが、たぶん一般的。穂高の考えは、進歩的。
二人の会話を聞いていたはるが、「あなたに、うちの娘の何がわかるのですか。」と怒りまくります。
はるが、行ったのは、呉服屋ではなく、法学専門書店。
はるは、六法全書を購入。
はるは、もう一度、寅子に聞きます。「本気で地獄をみる覚悟はあるの?」
「ある。」と寅子。
二人の笑顔が良いです。
良い形ではるも、寅子の進学賛成派になりました。
まさか、桂場の発言が、はるに火をつけることになるとは。
意外な展開に、スッキリしました。
はる役は、石田ゆり子さんにぴったりだと思いました。
ブギウギロスのはずが、ロスを忘れるぐらい楽しい朝ドラになっています。
※次週への期待度○○○○○○○○(8点)